⚠︎注意⚠︎
♀太中の学パロ小説です。背後注意。小説書くの初めてなので色々おかしい所があるかと思われます。
通報は御遠慮下さい。
設定
太宰・・・中也と付き合ってる。高校生、親は居らず森さんに育てられてる。成績は学年1だが運動は出来ない(てかしないし見学してる)中也と付き合ってはいるが男たちに貢物をされるくらいモテる、性格を知らない下級生達の親衛隊が居る。がその設定が出るのは後程
中也・・・太宰と付き合ってる。太宰と同い年。同じく親はおらず紅葉の姐さんに育てられてる。性格もいいし勉強もできるし運動もできるのでモテる。同じく親衛隊がいる。
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「上出来じゃ。 」
姐さんが見たこともないような笑みを浮かべて呟く。
ピンクを基調としたふりふりのワンピースに胸の辺りに無駄に大きなリボン、所謂”女の子らしい服装”である。
何の説明をしてるかと云うと
今の俺の服装である。
もう一度言わせて貰おう。
今の俺の服装である。
何故こんなことになったのだろう。
思い返せば3日前に太宰が俺の家に来たことから始まったのだと思う。
今日は久しぶりにやることの無い休日だ。冬とまで行かずとも肌寒い季節である。小洒落たカフェで珈琲でも嗜み乍甘い物が食べたい、
そんなことを思いながら、少しよれたジーンズとパーカーを着てコートを羽織り玄関に出て、履きなれたスニーカーを履いて外に出ようとしたその時、滅多に鳴らないチャイムが何度も押されインターホンから映し出されたのは今1番会いたくない相手であった。
「ちゅ~うや あ~そびにき~たよ 」
思わず舌打ちが漏れた
この無駄に顔面がよく女のわりには長身でその整った顔面を何を企んでいるのか酷く歪ませて微笑んでいるこの女は私の彼女、太宰治である。
手には高い店で買ったであろう綺麗に包装された箱。あ、また男に奢らせたろ、
「何買ってきたんだよ」私が太宰に云うと
「ふふ、開けてみてからの御楽しみ」
…
「爆発は?」
「しないよ。」
「何の薬だ」
「違うってば!!」
「……、虫は辞めろよ気持ち悪ぃ」
「信用どんだけ無いの私」
出てきて嫌なものを片っ端から挙げていき、ほんとに爆発しねぇんだな?と問うも否定。
一体なんだろうか、想像もつかない
小綺麗な箱を開けるとそこからは、……
ガーリーな服。何時もの嫌がらせか。と、きらきら光る黒い首飾り、チョーカーである。
…爆発物の方が佳かったかもしれない。
「おいコレなんだよ」
「チョーカー。 見て解かんないの、あ、蛞蝓には難しかったか」
「な訳あるかよ青鯖が」
なんて軽口を叩きつつ太宰がチョーカーを手にしつつ俺の首に細くて骨ばった綺麗な手を触れ、チョーカーを着けた。
「私の犬って自覚をもっと深めないとと思ってね。丁度付き合って5年目の記念日だし?」
「手前記念日とか覚えてるタチだったんだな、」
犬って……、彼女とは云ってくれないんだな、とか女々しいこと考えてたら、其れを綺麗に読んだかのように
「彼女って言って欲しかったの?」
ってにまゞしながら云ってくるから
「死ね」
って云うと、可愛くないなぁ って云いながら私の頬にキスを落とし、流れで濃厚なやつもしてくる。折角ついさっきに着たパーカをまさぐられ、ブラのホックを外して年齢相応に発育した胸をいやらしい手つきで愛撫してくる。嫌なら抵抗すればいいのだが満更でも無いので放置しておく、が空いたもう一方の手が下の方伸びて、危険を感じ
「ちょ、盛んじゃねェクソ太宰」
と睨み付けながらも無意識で上目遣いになりながら息絶えだえ呟くと
「ごめん、今日は優しくできない。」
とか言うので、
「お前に優しくして貰ったことなんかねェけど?」
って挑発して行為に及んだ。
ってなんの回想だよこれ、嫌なこと思い出した。
まァ兎に角、太宰がプレゼントと題して置いてった無駄にガーリーな服をそこら辺に置いてたら姐さんに見つかってしまって、
「そう云えば中也はこういう女らしい服装はしないのかえ?」
と言ってきたことから冒頭の流れに結びつくのだ。
「こんなに似合うならもっと早くに着せておけば良かったのぉ、」
といいつつ写真を撮りまくる姐さん。こわい。
そんな姐さんに頼まれたのは街中でのお使い。姐さんに頼まれるとNOが言えなくなる癖を早く治したい。
内心ずっと舌打ちしながら買い物を済ませる。腹いせにスタバのドリンクを自分と姐さんの分を買って颯爽と帰ろうとした、その時である。今会いたくないヤツ堂々の1位に、今週2回目、会ってしまった。
ヤバい、絶対弄られる
慌てて、言い訳をしようと口を開いた時、
「え、私が買って上げた服着てくれたの!?可愛い!!やっぱり似合うと思ってたんだ!
今度のデェトその服でおいでよ?」
マシンガンのようにつらつらと褒め言葉を大声で並べ太宰は去っていった
最悪だ、死にたい、そんな思いより先に出た言葉は
「へ……??」
照れだった。、
次話 ⇒♡300+
コメント
3件
最高✨
300いいね+有難う御座います! 続話も好き勝手かかせて頂きます。 宜しくお願いします。