はい!!!!!!!!!!!!!!!!
続きですわ!!!!!!!!!!!!!
ワンクは前回同様!!!!!!!!!!
地雷さんは回れ右!!!!!!!!!!
主に解釈違いさんはすぐに見るのをやめましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!
はい。
大丈夫な方はどうぞ(情緒)
太宰(此の声、何処かで………?!)
辺りが強い光に包まれた。
薄暗い空間。
徐々に目が慣れてきて、辺りを見渡す。
無機質な鉄格子と、埃っぽい地面。
明らかに、先程まで居た探偵社ではない。
太宰「………此処は、」
与謝野「何処かの地下牢の様だけど………」
与謝野女医が、髪を耳に掛けながら辺りを見渡す。
乱歩「否、只の牢じゃない。異能空間だ………自力で出るのは難しいだろうね」
敦「いッ異能空間?!じゃあ何で太宰さんまで………?!」
太宰「………」
他にも、賢治君や谷崎君、ナオミちゃんまで。
如何やらその場に居た社員全員が連れて来られたらしい。
太宰(それにしても、先刻の男の動き……)
あれは、戦いの中で銃撃戦などの展開を指示するサインだ。
となると、依頼人は何処かの組織の長や指揮官か。
太宰(違和感は、彼は余りにもその動きに慣れ過ぎていた事か……それも不自然な程に)
それに、乱歩さんの目は本気で焦っていた。
一時的にとは云え、乱歩さんの勘を掻い潜って扉の前に立ち、そして見事、奇襲に成功した。
太宰(……中々に、油断出来ない敵だ)
突然、乱歩さんが暗闇を指差して云った。
乱歩「……………其処に居るんでしょ」
乱歩「依頼人さん」
探偵社「?!」
ゆらり、と格子の向こうに影が現れる。
…………格子の向こうに気配が現れた瞬間、動悸がする。
太宰「ッッ?!」
社員は格子の向こうに注意を向けて居て、私の様子には気がついて居ない。
太宰(……………何だ………?)
取り敢えず、注意を声の主に向ける。
依頼人?「__________流石は名探偵、素晴らしい観察眼ですね。全く畏れ多い」
太宰(………変声機………正体を隠す為、か)
与謝野「態々こんな処に連れて来て、一体何が目的なンだい?」
依頼人?「嗚呼、そう云えば……未だ目的を云って居なかった」
依頼人?「私の目的は、この中の唯一人。所謂“目標人物”ですよ」
依頼人?「まァ其方の名探偵なら、既にお判りでしょうが」
乱歩「………」
国木田「目標人物、だと………?」
谷崎「真逆……」
乱歩さん以外の社員が、敦君の方を向く。
依頼人?「………嗚呼、君じゃあないよ。“中島敦君”」
敦「えっ、」
敦(何で、僕の名前を知って…………?)
谷崎「じゃあ、一体誰が………?!」
太宰「………」
乱歩さんの視線を感じる。
…………………私、か。
依頼人?「…………今云ってしまっても佳いけれど、折角なら」
暗闇の中で、此方に掌を見せる。
依頼人?「………私の異能は、[異能空間に収容された人間の過去を映し出す]異能」
依頼人?「生憎、収容された内の一人の過去しか見る事は出来ないけれど」
厭な含み笑いが聞こえる。
依頼人?「始めに“私の目的は何か”と聞いたでしょう?……………[復讐]ですよ」
探偵社「ッ?!?!」
[復讐]か。
個人としての恨みなら山程心当たりがある。
余程の世間知らずなら、私がマフィアを抜けたことも知らずに、敵幹部を陥れようとしている可能性もあるだろう。
只、探偵社の社員まで連れて来られている点からそれは無い。
となると………
太宰(依頼で恨みを買ったか、昔の敵か……)
只一つ気掛かりなのは、仕掛け人の異能。
[過去を見せる]なんて異能は聞いた事が無いし、面識も無い。
乱歩「………」
乱歩(………何処か既視感のある話し方………だが、この違和感は一体…………?)
依頼人?「因みにこの異能空間は、入ったら一度……例外無く、私の許可無しに出る事は出来ない」
依頼人?「それでは、存分に愉しんで呉れ給え」
辺りが、再び強い光に包まれた。
『______!!』
『_______?!?!』
『_____!!!!』
見馴れた景色。
飛び交う銃声と、量産されていく死体の山。
敦「此処は………?!」
鏡花「……………誰かの“過去”」
鏡花「つまり、過去に誰かが………」
この場に居た。
探偵社「……ッッ」
与謝野「此れは酷い、死者も多いだろうねェ………」
敦「ッッ……止めないと………!!」
駆け出そうとする敦くん。
…………私は、彼を制止した。
太宰「無駄だよ、敦君」
敦「太宰さん………ッッ?!何故ですか?!」
乱歩「………」
太宰「彼の云ったことが本当なら、これは過去を映し出している只の映像だ。干渉することは出来ない」
太宰「例えそうで無かったとしても………過去は、変えられない」
敦「……ッそんな……ッ」
敦くんは拳を握りしめ、項垂れる。
それにしても、此の状況は可成り拙い。
『この場面』が映されていると云う事は、彼の云う“目標人物”というのは確実に私の事だ。
だが………私は未だ、探偵社に自分の過去について話をして居ない。
彼らは、私が“元ポートマフィア”だと知っても、変わらず私を受け入れて呉れるのだろうか。
私が“人殺し”だと知ったら、皆はどんな反応をするか。
太宰(だが…敵の意向が読めない以上、迂闊に動く訳には………)
………………動けない。
敵はこの状況を予測して作り上げたのか。
太宰(……………敵は、何者だ……………?)
私の予感は、何時も中る。
それも、厭な予感の時である程。
依頼人?「________________第一段階、」
辞書欲しいな。
それからmoney、そして時間。
……どなたか分けてくれませんか(ちら((((((((23割のパワーで殴って下さい
ここ迄読んで頂きありがとうございました
誤字脱字等ありましたら教えて下さい
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