テラーノベル
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ピンポーンとインターホンが鳴って、玄関前の画面を確認しに行くと連絡があった通りクロノアさんが立っていた。
「開けたんでどうぞ〜」
『ありがとー』
流石のクロノアさんも暑さからか半袖のパーカーになってた。
いっつも涼しそうな顔してるから暑さを感じない猛者かと思ってたけどあの人も人間なんだなぁとしみじみ思う。
何をするにも落ち着いていて冷静な、…恋人のクロノアさんが人間らしくなるというか、獣じみるというか、そんな姿を見ると男の人なんだってのも思ったりもする。
あんな柔らかい笑みを浮かべてるのに、そういう時は途端に”雄”になる。
「って!何考えてんだよ俺…///!」
邪な考えを追い出して熱くなった顔を手で扇いで冷やす。
こんなこと考えてるなんてバレたらとんでもないことになる。
鈍そう(そう言ったらそれはトラゾーの方でしょと言われた)に見えて、めっちゃ人のこと見てるクロノアさんに少しでもそんなこと考えてることに気付かれたら口に出すことも恥ずかしいことをさせられる。
というか、させられた(経験談)。
もうその時のクロノアさんはドSを通り越して鬼畜だった。
愉しそうに笑う彼は可愛らしい猫なんかじゃなくて、捕食を目的にしてる黒豹みたいだった。
ピンポーンと、また部屋の前のインターホンが鳴る。
「あ、っ」
ドアスコープを覗けばクロノアさんが立っていて、 鍵を外してドアを開ける。
「い、いらっしゃい」
「こんにちは。いやー、暑いねぇ」
「わわ、中入ってください」
汗とは無縁そうなクロノアさんの柔らかい色の髪が肌に張り付いてる。
「(俺とシてる時以外であんま汗出てるの見たことないな)」
そこでまたハッとする。
こんなことを考えてる顔を見られてないかと思って靴を脱いでるクロノアさんを見ると丁度背中を向けてたみたいでホッとした。
鍵をかけてリビングへ通す。
「アイスコーヒー出しますね。どうぞ、座ってください」
「ありがとう。喉乾いてたからありがたいや」
にこりと笑うクロノアさんをソファーへ促した。
「あ、そうだこれ」
エコバッグを渡されて中を見ると小振りのスイカが入ってた。
「わぁ、スイカだ」
「母さんが知り合いから貰ったみたいで。トラゾーのとこ行くなら持って行きなさいって」
「ありがとうございます。…でもいいんですか?」
「うん、何個か貰ったけどあんまウチ食べる人いねぇし。貰った物食べずにいるのも勿体無いからさ」
「ふふっ、じゃあ俺は得しちゃったわけですね」
預かったスイカを冷蔵庫にしまう。
冷えた方が美味しいから。
そのついでに中からペットボトルを取り出して冷凍庫から氷を出す。
「ホント、急に暑くなりましたね」
「ねー、場所によっちゃ酷暑日だってニュースで言ってたよ。命の危険を伴うって」
「熱中症も怖いですもん。重篤化して…って人もいるようですし」
猫の肉球の模様が入ったフロストグラスはクロノアさん専用だ。
「はいどうぞ」
「ありがと」
ぽんぽんと自分の隣を叩くクロノアさん。
「ここ、俺ん家ですけど…」
「まぁまぁ」
クロノアさんに促されて隣に座って飲みかけていたペットボトルの水を飲む。
「クロノアさんって日焼けしないんですね」
「ん?うん、赤くなっちゃうんだよね」
色白の肌は、外の日差しに当てられたせいか少し赤くなってる。
「痛くないですか?あれなら保冷剤お貸ししますよ」
「大丈夫。赤くなるだけで痛くないし」
「えぇ?でも、見てるこっちはちょっと痛そうに見えますよ」
赤くなってる腕を触るとその手を取られた。
「へ?」
「トラゾーは執筆で引き篭ってるからちょっと白くなってんね」
Tシャツからのぞく二の腕を揉まれてびくりとする。
「ま、まぁ…今は外に出るのは危険ですし…出さなきゃいけない原稿もありますし…っ」
「俺よりも大事な?」
「ぅあ…」
拗ねられてる。
自分よりも原稿を優先されてることをクロノアさんが拗ねている。
期限の迫った原稿を仕上げないといけなくて、クロノアさんとの約束が流れてしまったことも何度もあった。
そのことを根にずっと持たれている。
「トラゾー」
「わっ!」
言い訳しようにも俺が悪くて、焦っていたらソファーにひっくり返されて押し倒された。
クロノアさんに囲い込まれて、整った綺麗な顔が至近距離にある。
「こうやって俺の前だけでは無防備になって、ずっと、はしたない顔してるのに」
「えっ、」
「俺が気付いてないとでも思った?んなわけねぇじゃん」
する、と裾から入ってきたクロノアさんの手がお腹を撫でた。
「バレてなくてよかったってホッとしてたのも気付いてたし、俺に触られるのもわけが分からなくなるけど嬉しいって思ってるカオしてるのも知ってるよ」
「ま、っ…!」
慌てて頭上にあるクッションをクロノアさんの端整な顔に押し付けた。
「うわ゛っ⁈」
「俺そんな顔してないですっ!クロノアさんのバカ!変態ッ!!」
下から抜け出してクロノアさんを睨みつける。
「………ふぅん?」
温度の下がった声とクッションの隙間から覗く鋭い翡翠に硬直する。
まずったかもと。
咄嗟に立ち上がってキッチンに逃げる。
「す、スイカ食べましょ⁈ね、ね⁇」
「…………いいよ。食べよっか」
怖い。
すごい怖い。
冷蔵庫からスイカを出して食べやすく切る。
その間もじーっと俺を見るクロノアさんが怖くて顔が上げられないでいた。
「……」
「(優しい人ってホントに怒ると怖いって言うけど…)」
視線だけ上げると、目が合って咄嗟に下を向いた。
「(クロノアさんの場合、笑ってても怒ってても無表情でも怖いんだよ…ッ)」
「き…切れましたよー…」
小さく声をかけると俺の背後にクロノアさんがきた。
俺は振り向く勇気もなくお皿に並ぶスイカを見る。
「美味しそうだね」
「そ、そうですね…」
スイカに対して言ってるんだよなと自分に言い聞かせる。
「赤くて、…甘そうだ」
「ひッ、」
項にかかる吐息に肩が跳ねた。
「(スイカのことだよな…⁈)」
泣きそうになりながら、勇気を振り絞って振り向く。
お皿を差し出してスイカを勧めた。
「どぅ、ぞ…っ」
「、ふは。声裏返ってんじゃん。可愛い」
「ッッ!」
「そんな怯えなくてもすぐにすぐ取って食ったりしないから安心しなよ」
少し垂れた眉を下げながら笑うクロノアさんに安堵しつつ、腹も立った。
報復が怖いから言い返しはしないけども。
「…クロノアさんのそういうとこ、やです…」
「俺はどんなトラゾーも好きだけどね」
「もう…っ!」
「冷えてるうちに食べよっか」
「……はい」
ソファーに戻るのもめんどくさくてシンクのところで食べる。
「そう言えば」
「うん?」
「クロノアさんは子供の頃にスイカで種飛ばしとかってしたりしてましたか?」
一口食べたクロノアさんが咀嚼して飲み込んだあと、首を傾げた。
「ん〜。してたような、してないような」
「…まぁ、なんかクロノアさんって子供の時でもそういうことしなさそうですもんね」
「そう?」
「大人っぽいから、いや今はれっきとした大人ですけどイメージとして小さい頃から落ち着いてそうだなって」
「そうかな。俺はトラゾーの方がよっぽど落ち着いてると思うけど」
スイカを立って食べてるシュールな画に俺も首を傾げながら笑う。
「俺、結構やんちゃでしたよ?男兄弟でしたし」
「お兄ちゃんっぽいもんね」
「クロノアさんの方がよっぽどですって」
俺も一口スイカを齧る。
塩をかけなくても充分甘い。
「ゎ、美味しいですねこのスイカ」
もご、と食べてると実の中からスイカの種が口の中に入ってきた。
「っ…ん、ぺっ」
実を飲み込んで種だけ出そうとしても上手くできない。
「ぅ、ン…⁇」
小さい頃から種飛ばしは上手くできなくて結局舌で押し出すしかなかった。
今ならできるかと思ったけどその癖はどうにもならなかったようだ。
「トラゾー種飛ばせないの?」
「はひ、むかひかりゃれきなくへ」
手のひらに種を出してシンクに落とす。
「舌の使い方下手なのかな…」
もぐもぐとスイカを食べては、頑張って出そうにも出せず。
手がベタベタになりながら種を出していく。
「へぇ」
ぷっ、とシンクに種を出したクロノアさんを見てまさかそんなことすると思ってなくて驚く。
どっちかと言えば種飛ばしって品のないやり方だから、絶対にクロノアさんはしないと思ってた。
「クロノアさんできるんだ…」
「しないだけで、できないわけじゃないよ」
口の中に残る種を、出そうにも上手くできない。
「ん、ぷ、ッぇ……ん⁇」
「トラゾー下手くそだね」
手を洗うクロノアさんが笑ってて、ムッとしてどうにか飛ばそうとしても何故か種がいいようにならない。
「ぅン…んっ!」
「……」
ダメかぁと諦めて手に出そうとしたらその手を掴まれた。
「ぇ?」
冷たい水で俺の手を流していくクロノアさんを困惑しながら見る。
また汚れるのになんで洗わされたんだと思っていたら口を塞がれた。
クロノアさん自身の口で。
「んぅっ⁈」
「ン、」
舌の上に乗る種を飴玉のように転がされる。
勿論、そんなものより小さいから喉の奥へと流れようとしてつい反射で飲み込んでしまった。
ごくり、と音を立てて飲み込んでしまって異物が通っていく感覚がする。
「ふ、ッ、んンっ!ンぅ〜〜ッ!!」
舌を絡められ口内を舐めまわされる。
「ぅ゛ッ!ん、ンっ…は、ッ、ぅ…!」
濡れてる手でクロノアさんのパーカーを握るわけにもいかず、掴まれた手首から伝う水滴が肘から滴ってフローリングに落ちた。
「ふ、はァ…っ」
「はッ、…」
よろけてシンクに腰がぶつかる。
そのままソファーでされたように囲い込まれて逃げ場を失った。
「トラゾー」
「ふ、ぁ…な、に、しへ…」
「舌の使い方が下手なのは、まぁその通りだね」
「なっ…!!」
「(確かにクロノアさんみたいなキスはできないし、…ふ、フェラ、…だって上手じゃないのは自分でもよく分かってるけど…っ!)」
べ、と赤い舌をのぞかせたクロノアさんに首筋を舐められた。
やばいと思った時には抱き込まれて、そこを痛みを感じるほど強く吸われた。
「ひ…ぃっ、ゃ…!」
「てかその話とは別に、トラゾー、スイカの種飲んじゃったね」
子供の頃、スイカの種を飲むとお臍からスイカが生えてくる、だなんて母親から言われたことあったけど。
まさかクロノアさんがそういう迷信を言ってくるのか。
「あ、の…?」
「お腹の中に、」
「ゃ、う…っ」
耳元で囁かれる低い掠れた声は、さっきの怒ってるのと同じくらい低いのに、怒りなんかの声色とは全く異なった欲の滲むものだった。
「……俺以外の種、胎に入れちゃったんだ」
「へ⁈、ぁっ⁈…はぅ…ッ!」
下腹部を強く押される。
「ごっくん、してたでょ」
あんな状況になったら飲み込むしか他なかったのに。
クロノアさんの言う”種”が何かが分かってしまって。
でも、それを口に出すのも恥ずかしくて咄嗟に話題をすり替えようとした。
すりすりと撫でられたり軽く押される下腹部が、ずくりと重く疼く。
「ン、んッ!そ、そこは、胃じゃな…っ」
スイカの種のことだと頭に言い聞かせて、それを飲み込んでる場所はそこじゃないと指摘した。
「そうだよね。…トラゾーは、いつもこっちで”種”飲み込んでるもんね?」
すり、と撫でられる手のひらに腰がびくっと揺れた。
「んぁ、アッ…♡」
洩れ出る声も抑えられないし、抑えさせてもくれない。
聞きたくもない自分じゃないような声に羞恥で身体が熱くなる。
「種飛ばししてる時のトラゾーの顔すごい可愛かったし、キスして欲しくてわざとしてるのかって思っちゃった」
耳朶を甘噛みされ、カァと顔が熱くなる。
「てか、言っただろ。バレてるし知ってるよって」
俺の耳の形をなぞるようにしてクロノアさんが舌を這わせてきた。
「ひゃッ、ん…!」
「トラゾーは俺にいっぱいぶち犯してほしくてたまらないんだよね?」
「な、ん…ッ!」
「じゃなきゃココこんなんにならねぇもん」
「ふぁあっ♡!?」
クロノアさんが俺の脚の間に入れてた自分の膝で緩く反応してるソコを押した。
甘イキした俺はその場に座り込んだ。
「……、ちょうどいいや」
「ぇ、ッ、…、♡」
座り込む目の前。
俺の眼前にはズボンの上からでも分かるほど反応してるクロノアさんのモノがあった。
「トラゾー手ぇ使わずに俺をイかせてよ」
「は…っ⁈」
「舌の使い方下手なの気にしてるんだろ?じゃあ、上手になるまで付き合ってあげる」
ね?と笑顔で見下ろすクロノアさんの圧に負けた。
やっぱり怒ってた。
「上手にできたらご褒美。できなかったらお仕置きね」
「そんな…ッ、そ、れ…得するの…あなた、だけ、…っ」
「ん?なに?」
鋭く細められた翡翠は有無も拒否も言わせない。
そう語っていた。
「ヒェ…ナンデモ、ナイデス…!」
「はい。なら、どうぞ」
シンクに手をついて俺を見下ろすクロノアさんを泣きそうになりながら見上げる。
フェラ上手じゃないのに、クロノアさんをそれでイかせたこと一回もない。
結局、いいよって頭撫でられて奥まで挿れられて俺ばっかイかされる。
「(俺だってクロノアさんのこと、気持ちよくさせてあげたいのに…)」
玩具使って練習してるのがバレて、その玩具でイキ地獄くらって失神しかけたところに結腸をぶち抜かれて、
狂うくらいメスイキをさせられ失禁したことは記憶に新しい。
「トラゾー」
手が使えないから、口を使ってクロノアさんのをズボンから取り出さなきゃならない。
自分で強請ってるかのような仕草みたいで恥ずかしい。
でも、しなきゃもっと大変な目に遭う。
「ぅ、ぅ…っ、」
口を開けて、ズボンのチャックを噛む。
ゆっくり下ろしていけば、ジジジジと金属の擦れるような音が妙に大きく聞こえた。
「……ッ」
ちらりと見上げれば、静かに俺を見下ろすクロノアさん。
ただただ見てるだけだ。
クロノアさんに近付き、顔をソコヘ近寄らせる。
ボクサーパンツのフロント部分の布をずらすとべちんっと飛び出すようにして顔に当たるクロノアさんの。
「上手にできたね。じゃあ次は俺をイかせてみて」
反り勃つクロノアさんのモノ。
こんな太くて長大なのが俺のナカに挿入って、俺のことめちゃくちゃにしてるんだと思うときゅんと撫でられていた下腹部が切なく疼く。
これでまだ半勃ち(にもなってないとクロノアさんが教えてくれた)らしいから恐ろしい。
「ぁ、ンむ…ッ」
フローリングに手をついて、顔を動かしながら舌を使う。
「んくっ、!ふ、ッン、ぁう…んッむ、」
舌遣いが下手なのは自分で分かる。
でも、クロノアさん以外でこんなことしたことないし、しようとも思わないから実際上手か下手かも分からない。
億が一、他人で試そうものなら俺は確実に死ぬだろうし。
「考え事?余裕だね」
「ん゛ッ!?」
座り込む俺のソコを足先で押してきたクロノアさんを睨み上げた。
「ほら俺のことイかさなきゃお仕置きだよ?」
「んぅ゛ッ!ふ…っ、う、ン!んンぅ!!」
びくりと腰が跳ねてパンツの中がじわりと濡れる。
「…あれ?先にトラゾーがイッちゃった?」
濡れて色の変わるスウェットを器用に足でずらすクロノアさんが喉を鳴らして笑った。
「はは、すげぇ濡れてる。このまま挿れても大丈夫そうだ」
「んぅゔっ!!」
「……なんて、嘘だよ。結局、トラゾーにとってご褒美もお仕置きも同じなんだから意味ないしね。俺が加減するかしないかの違いだもん」
口の中で僅かに大きくなるクロノアさんのに眉を顰める。
入りきらなくて、どうしていいか分からない。
苦しいし顎も痛くなってきて。
喉奥まで咥え込むにはまだ勇気が足りなくて。
先端を舐めたり吸ったり。
根元に舌を這わせてみたりした。
ぴくりと反応してくれてるけどイく気配はない。
「(やっぱ俺って、下手なんじゃん…ッ)」
苦しさと情けなさと悲しさで涙が滲んでくる。
俺なんかじゃダメって言われてるみたいだ。
フェラもできない。
クロノアさんがしてくれることを受け入れるだけで、俺がクロノアさんを気持ち良くさせてあげてるわけじゃない。
疲れてきた顎を涙が伝って落ちる。
「んっ!ん、ぅむン…ッ!」
それでもイかさなきゃという指示をこなさなきゃならない。
「は、ぅッふ、く…っ」
だから意を決して、クロノアさんの大きいのを喉奥まで咥え込んだ。
反射でえづきそうになるのを我慢してきゅうと喉を締める。
「ん゛、ぐ…っづ、ぅ…!!」
口も喉もいっぱいいっぱいになるくらいのクロノアさんのが大きく反応する。
「(急にデカく…ッ⁈)」
裏筋をぢゅっと吸い上げると、口の中に熱い白濁を吐き出された。
「んぶっ…!?」
顔を咄嗟だったのか無意識に離そうとしたら後頭部を押さえつけられて口内と喉奥に精液を注ぎ込まれる。
「っゔんン゛〜〜〜っっ!!?」
「、ッ、く、ぅ…っ!」
上から聞こえたクロノアさんの掠れた声に、イかせれた!と謎の達成感を感じて喜んだ。
直接注ぎ込まれて、強制的に飲み込まされるクロノアさんの精液。
ごくん、と音を立てながら飲み込み長い吐精から解放された俺は酸欠で肩で息をしていた。
「はぁ゛ァ、ひ、…ふ、っぅぐン…んっ…」
「ッはは……ちゃんと、ごっくんできてえらいね。いい子だよトラゾー」
あんな長い吐精をした筈なのにクロノアさんのは全く萎えてなくて。
寧ろ大きさを増していた。
「ちゃんと俺のことイかせられたからご褒美あげなきゃ♡」
腕を引っ張られてシンクに凭れ掛らされる。
戸惑いながらも腕の力だけでどうにか立ってる俺の腰を掴んだクロノアさんはズボンもパンツも下ろしてきた。
すとんと、足元に落ちたそれらを止める間も無く最奥まで抜かれる。
「へぅゔぁぁあんッ♡♡!!!」
「す、っげぇ、締め付け♡」
痛みなんてものは快楽にすぐ塗り替えられて、ゴリゴリとナカを突き上げられる。
「ぁ゛ッ♡!ひ、ィんっ♡♡♡!!」
突かれる度に、ぴゅっぴゅっ♡と白濁を吐き出す俺を見てクロノアさんが愉しそうに笑って腰を強く掴んで抉り上げてきた。
「ひぉ゛ッ♡♡♡!!?」
チカチカと目の前が点滅するかのように、星が飛んでるような。
繋がった場所から脳天まで直接、快楽の電流がびりびりと駆け巡る。
へたりかける上半身を二の腕を掴まれて起こされ、ガクガクと震えて内股になる両脚を立て直された。
「ぃ、あ゛っっ♡⁈ゃ、っ、ふ…ふか、っぃ゛い゛〜〜ッッ♡♡!!!」
立って後ろから貫かれてるのに結腸を抜かれて、自身からはダラダラと白濁が垂れている。
「俺ので簡単にトラゾーの奥まで届いちゃうんだよな……でも、」
「ぁ、へぇ…っ♡♡!!?」
グググッと大きくなっているクロノアさんの先端がそれ以上は進んでも入ってもいけない場所に入ってこようとしていた。
「だっ、め♡♡だめら゛、♡!ゃめ、やぇへッ♡♡♡!ゃ、らめ゛らえ゛ッッ♡!!くろの、ぁ゛お゛〜〜〜っっ♡♡♡!!!!」
ぐぽんっ♡♡とナカでそんな音が聞こえた気がした。
その瞬間にシンク下の開き戸に向かって潮を思いっきり吹き出した。
「あ゛♡♡!、ひぐ、っゔッ♡♡!!」
「ほら♡やっと俺の全部入った♡♡」
「んぅッあ゛♡!ぅ゛うンンっっ♡♡♡!」
「ご褒美、嬉しいでしょ♡」
ぷしゃぁっ♡と断続的に潮を吹いて、徐々に量が少なくなってきた俺は立ってることができなくなった。
「ァひん゛っ♡♡!!」
「大丈夫?震えてるけど♡?」
ゆっくりと時間をかけられながら上を擦るようにして入り口のギリギリまで引き抜かれる。
ヒクついてるのが分かるくらいナカが寂しくてジンジンと疼く。
「くぉ゛の゛、あひゃッん♡♡」
「なぁに♡⁇」
どちゅんっっ♡♡♡と前立腺を抉られながら抜かれたばっかりの奥まで一気に貫かれた。
「っ゛ん゛ン゛〜~~゛!!?♡♡゛♡─゛──、___、♡!!~〜〜゛!?〜゛〜ッ♡゛♡♡!!」
精液も潮も出せなくてメスイキした俺の首を噛みながらクロノアさんが抜かずに奥を責めたてる。
「ふぉ゛♡♡!!?ぉぐ、だ、…めぇ゛え…ッッあ゛、ぁあ゛〜〜〜っ♡♡♡!!!!」
がくんと脚から力が抜けよろけた俺はそのまま尻餅ついたクロノアさんの上に乗っかかるようになった。
ごちゅぅぅっ♡♡!と自重で自分の奥を抉った俺は声にならない叫び声をあげる。
「_゛_♡゛♡_?!〜゛─__♡゛!~~゛〜_♡!!、〜゛──、♡♡!゛?゛──__、──♡゛♡♡♡゛♡!!!?」
深い深いメスイキから戻ってこれなくてクロノアさんの上でびくびくと小刻みに跳ねていた。
多少の衝撃や痛みがクロノアさんにもあった筈なのに、そんなことなんとも思わないと言わんばかりに今度は下から激しく突き上げてきたのだ。
「まぁ゛ッ♡゛♡!っ、でぇ゛♡♡ぃ゛ま、だめ゛ぇ゛え゛ッッッ♡♡!!」
メスイキしてる最中にメスイキさせられてガクガクと小鹿のように震える俺の両脚を背面をいいことに大きく開いて先端をグリグリとクロノアさんが押し付けてくる。
「ま゛、へぇ゛っ♡♡くりょ、…ぉ、あ゛しゃ、…っ♡♡まっ゛、て、っ、…て、ばぁあ゛…っ♡♡!!」
「うーん?まだそんな喋る余裕があんなら、大丈夫かな♡?」
「ぅきゅ゛ぅゔッッ♡♡♡!!!?」
両脚を開かれたままぎゅぅうと抱き締められて、口の中でされた時よりも長い長い吐精に目を見開いた。
びゅるるるっ♡♡と中出しされる感覚は未だ慣れなくて。
熱く疼く身体が、その熱が更に欲しくてきゅぅうと締まる。
クロノアさんの精液が俺のナカに塗り込まれ、擦り付けられる。
媚薬のようなソレにナカはもっとと欲しがっていた。
「ほら、トラゾーが好きな俺の精子だよ♡♡」
「♡♡ぁ、ぇへ…ッ♡♡♡」
膨らむお腹を両手で撫でる。
お臍の上と、下を。
「りょ、♡ほーっ♡♡くろのあさんの♡♡…せーしでッ♡いっぱぃ、嬉し…ぃ、れす…っ♡♡」
「ははッ♡でもまだ足りないだろ♡?」
俺の手の上にクロノアさんの手が重ねられる。
ぐっと下腹部を押されてナカの精液が隙間からこぽっと溢れた。
「それにほら、溢しちゃってるし♡」
開かされた脚を下ろされて、優しく奥をとん♡とん♡と突かれる。
それをされる度、とちゅっ♡とちゅん♡と激しさのない濡れた緩い音が耳を犯す。
「だから今度はお仕置きかな♡?」
優しい声なのにクロノアさんのカオは獣そのもので。
「〜〜♡♡!!はぃ♡♡まだ、ほしぃで、す♡♡♡おし、ぉき、も…して、くだ、…ッ♡さい…♡♡」
「ん?あれ、お仕置してもらう時なんておねだりすんだったっけ♡⁇」
お腹に置いていた手でクロノアさんと繋がってるところを拡げる。
「わるぃ…俺の、ッ♡♡、ぃん、ら、んな♡なか、をっ♡♡くろのあさん、の、♡おおきぃの、で♡♡いっぱぃ、にして、♡♡精子、でっ♡種、づけ、して、わから、せて♡くらさい…ッ♡♡」
「ん、よく言えました♡!」
「んぁあ゛あぁあっっ♡♡♡!!」
優しさなんてもの初めからないみたいな乱暴な突き上げに止めることができないメスイキをする。
振動が何かで、シンク横に置かれる切り分けられたスイカがパタリとお皿の上で倒れた。
その動きを無意識に追っていたら前に倒されて、まさに交尾をするような格好にさせられる。
「余所見していいと思ってんの?そんな余裕があるならこのままずっと抜かずにいてやるよ♡」
お仕置きだからね♡と背後から犯されながら大好きなクロノアさんの精液を奥に注がれ、俺の頭の中はもうクロノアさんのことでいっぱいになっていた。
後日談
「というか、トラゾーは種飛ばし上手じゃん」
「?、えっと、どういう…?」
「こっちの」
「ふやっ♡⁈」
「すごい飛ばしてんだよ。精液も潮も」
「っ〜〜〜////!!!も、もうっ!クロノアさんのバカバカバカッ!!」
「だから上達させる必要ないかな」
「ひぁっ♡⁈ちょっ、ちょっと…♡!?」
「どうしたの?」
「どうしたのじゃねぇですよ!!その手、ゃめッ♡ひんっ♡♡!」
「キスしながらシよっか♡?どっちも上達するように♡」
「ま、っ♡ばッ、もぉ゛────ッ♡♡!!」
コメント
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あ、しねますありがとうございます。ストレス吹っ飛びしたガチでありがとうございます!
種で色々欠けてるの天才やろ さすがに、好き トラさんは種飛ばし苦手そうだな、、、かわいい よく原稿中に口寂しくてあめ食べてたらのあさんとかしにーにキスされる展開が見たい(なんの話やねん) ところで……仕事の都合上タバコが吸ったことがあるトラさん、♡♡♡だと思いませんか(小声)
うわっ…今回もすごかったね…! スイカの種飛ばしから始まったのに、まさかあんな展開になるとは思わなかったよ。トラゾーくんの「スイカのことだよな…?」って必死なとことか、クロノアさんの「種」って言葉のダブルミーニングがもう…! でも最後の後日談で「種飛ばし上手じゃん」って言われてるトラゾーくんが可愛すぎて笑った。ポン酢2さんのBL、いつも重すぎず軽すぎずの絶妙な距離感が好きです💜