薄暗い廊下。
この先はzmの部屋だ。
ここは地下で、滅多に人は通らない。
なぜzmがここの部屋なのかは知らないが、何回通っても慣れないものだ。
俺が今ここを通っているのは、zmに書類を渡しに来たから。
任務が終わったら取りに来る約束なのに、一向に取りに来ない。
仕方なく持ってきたわけ。
tn「zm?おるか?」
返事はない。
まだ帰っていないのか?
いや、そんなはずはない。あのzmがな…。
tn「入るで?」
鍵は開いていた。
まったく、無防備な奴だ。
部屋に入った途端、そんな呑気なことは考えられなかった。
酷く散らかった部屋。
何故か赤い床。
そして
死角から少し見えた人の腕。
zmだった。
震える手でインカムを入れる。
一瞬詰まったが、それでも指示を出さなければならないという使命感に襲われた。
なるべく声が震えないように
噛まないように
焦らないように
それでも少し焦りが伝わってしまったかもしれない。
インカムの向こうから戸惑いの声が聞こえた。
そんなものはとにかく無視。
zmの応急処置の方が先だ。
sn、emに医務室を任せ、kn、utを部屋にこさせる。
その他は至急会議室へ。
出血箇所を押え、失血をするのを防ぐ。
なんでこんなことしたんや、zm。
そんなことを考える間もなく、ふたりが到着した。
コメント
3件
気に入りました!続きが楽しみです頑張ってください!
見るの遅くなりましたっ! すみません!!!! 投稿ありがとうございます…!!! ぞ…zm。生きろ生きろ生きろ生きろ生きろ生きろ生きろ生きろ生きろ。 ノベルの方が緊張感がある…。
あ ぁ ぁ っ ( ( 何 を 食 べ た ら こ ん な 凄 い 物 語 を か け る 頭 に な る ん だ ッ 大 好 き で す ,, 😵 💗