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(自分がアリアさん達に迷惑かけたら責任は院長達にも及ぶんじゃ…)
そんな考えが頭をよぎる
(ダメダメ!そんなこと考えちゃ!サルジュさんが言ってたみたいにさっきと同じように…
さっきどんな風に話してたっけ…)
「おっ…アストが戻ってきたみたいだな、おーい!サルジュは大丈…夫」
ガイルの表情が呆れたような、心配してるような表情に変わる
「ガタガタガタガタ」
「あいつのが伝染っちまったみたいだな アスト!依頼主の様子診ててくれ」
アストの表情が安堵に変わる、まるでやらなきゃいけないと思っていた課題が本当はやらなくて良いと知った学生のように
「シュド、もしかして寝たフリ?」
シュドの寝ているテントに向かいそう言う
「…バレたか」
アストは孤児院で寝たフリをしている子をよく見ていた、その為寝ているかどうかが見ただけでわかるようになっていた
「体が動かせないとかそうゆう系?」
「いや、盗み聞きするため」
「あんま良くないと思うけど…」
少しニヤッとする
「盗み聞きが一番簡単にできる(と思ってる)情報収集だからな、やらない手はねえよ」
「そうゆうもんなの?」
「そうゆうもんなんだよ」