テラーノベル
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櫻「……そんな顔しないで。殺したと言っても、あなたの考える『殺人』とは少し意味が違うわ」
雪「違わないよ! 殺したって言ったじゃん! 私、そんな重い過去背負った神様と縁結んじゃったの!? クーリングオフ! クーリングオフしてー!」
桜「あはは! 雪、あんまり責めないで? 私が死んだのは、この家系に伝わる面倒くさい神様のルールのせいだから!」
奏「実は、本来、櫻さんの住んでいた土地の神様は一人でなければならないというルールがあるんです。双子で生まれた場合、どちらかが『影』となる。その儀式が、櫻様が12歳の時に行われた……というだけの話です」
淡々と説明するけど、全然「というだけ」じゃないから!
櫻「……桜は、私が消そうとした瞬間に笑ったの。今こうして私の妹として具現化できているのは、なんだか、優秀な助手がいるからと言っていたけれど」
桜「そうなの、ほんとに優秀な助手でね。それに、櫻が死ぬ時は私も死ぬし、私を消そうと思ったら櫻も消える。これぞ究極の『縁』、ってね?」
・・・やばい事になってしまったかもしれない。
桜「そういえば雪。さっき『縁を結んでる』って言ったけど……**『本当の契約条件』**聞いてないでしょ?」
雪「えっ? ……本当の、条件?」
桜「この縁、実は代償だけじゃなくて、願いを叶える人間そのものがいるんだよ! いわゆる『神隠し』ってやつ!」
雪「…………はい?」
私の人生、あと二ヶ月ちょっとで強制終了のお知らせ!?
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