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自転車で帰って、


マフラー巻いて 、 白い息を吐き出してた 。


2人だけの帰り道 、弱さをしれた『 そっか 』



あの時 、 僕 は あなたの事が好きでした 。


凍えるほどの 冬 に 光ってた 、


雪に映える ような 貴方 の キリッとしていた 目 。


そこに惚れてしまっていた 。心底 。



自転車 で 帰れなくなった あの 真冬 、


一緒 に 帰れるって 。



『 好きな人いる 〜 ? 』


「 いるよ 。 」


‘’ いるよ ‘’ その 一言で 、 僕 は 諦めました 。


だって 、僕 は 男の子だもん 。



ただ 、春 を 待ちたかった 。




春なら 、逃げれるから 。


理由が作れる 。 大学に入りたい 。だとか 。




何個でも 作れるけど 、 僕の頭はそれを知ってたのに


貴方から逃げれなかったの 。



『 … ごめん 。 好きになっちゃった 。 』



「 … まじ 、っ … ?」


瞳孔 が 不自然 に 揺れる 。 そうだよね 。


「 … 俺 も 、好きだよ 。 」


『 … ぇ … 、 ッ 』



愛してると 甘く苦い接吻 を 交わす 。



貴方 に 腰 を 抱かれて 、 僕は背中 に 手 を 回して 。


接吻 が 終われば 馬鹿らしいと 2人 で 笑う 。



『 … んっふふ 、笑 』


「 バカみたいだね ? 笑 」


『 そぉだね ? 笑 元貴 。 』


「 なに。 」


『 抱きたい 。 』


「 マジで殺すよ? 」

「 元貴って言うな 」

「 今 役に入ってたのに 」



『 私 』 という 楽曲 で 、 ドラマ (?) を 作ることになった 。 若井監督で 。 (( ????



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