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テラーノベル(Teller Novel)
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____3話____


1ヶ月前


首領「急に悪いんだけど中也君。」

首領「時雨くんと博士、と云う人間の」

首領「関係を断ち切ってくれないかな。」

中也「え」

其れは、時雨の為に成らない。

中也「そ、其れはどう云う事ですか?」

首領「簡単だよ。コロすんだ。」

其ンな事して、彼奴が幸せに成る訳が無い。

中也「こ、コロすのは、流石に。」

首領「何を云ってるんだい?」

首領「君はポートマフィア幹部、簡単だろう」

中也「ッ」

其れは、簡単だ、だが彼をコロせば

彼奴が此処を選ンでくれた理由が無くなる。

彼奴の幸せは、此処だけじゃない。

博士からの言葉、博士が居るって云う

彼奴の中の安心が有るからであって。

中也「せめて他の方法は無いンでしょうか」

首領「他の?」

中也「はい、彼奴、此処を選んだのは」

中也「俺が居るからってのと」

中也「博士の存在を覚えているからで有って」

中也「コロすのは彼奴の精神的にも」

首領「………..はぁ、そう云うと思ったよ」

首領「君は君なりに作戦があるのかい?」

中也「手紙など、通信手段を断ち切ります。」

首領「時雨くんが施設に行ったら?」

中也「施設に行かせません。」

中也「仕事以外」

中也「マフィア本部ビルから出しません」

首領「出ない保証は?」

中也「あります。・・・〜〜・・・」

首領「……〜〜ー・・・?」




時雨「何で無いのぉ、?」

時雨「施設に行ったら会える?」

時雨「博士ぇ、。」

何でこんな所に有ったんだろう。

こんな事になるなら、こんな手紙

見たくなかった。

時雨「中也……何か知ってるかな」

時雨「探しに行こう。」

部屋を出たら、黒服の話し声が聞こえた。

黒服「知ってるか?時雨ってやつ」

黒服2「知ってるけど、どうしたんだ?」

黒服「彼奴、自分のこと……」

黒服2「お、おい黙れ(本人いるぞ(小声))」

黒服「やべっ(小声)」

噂されている。人間は噂が好きだな。

視線を感じる。皆に見られてる気がする。

時雨「ぅぅ……」

頭痛い。ズキズキする。

お腹もキリキリする。

時雨「うっ」

吐き気がする。

どうしよう。意識が………..飛び……




博士!博士!私ね!もう直ぐ幹部なんだ〜!

手紙?あ、嗚呼、破れちゃって読めてないんだ

ごめんなさい。

手紙のお返事代わりに私からお話ししたい

事があります!

人間は……どうも

あんなに……無惨なのでしょうか?

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