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照side


ーー過去ーー



いつからだっけ…


俺が、Jr.だけどSnowManとして、活動を始めたころかな?




幸せが少しづつ消え始めたのは










紗「最近、すごく人気だよね。」


照「そーなんだよ。ファンが増えてきてさ、ありがたい」




このとき、ほんの少しの紗羅の異変に気づいてやればよかった










先輩たちのバックを任せられることが、今まで以上に増えてきた。




そんな時だった








あれ?紗羅?



俺は仕事帰り、紗羅が優しそうな男の人と


笑ながら歩いているのを見てしまった。






兄弟かな?


あ、幼馴染とか?




いろんなことを思いながら家に帰った。






後日、紗羅と会って、その話をしたら、



彼女は、隠すきもなく、新しい彼氏。


と、俺にそいつの写真を見せてきた。




紗「照。私、もう照とは別れたい。ジャニーズと付き合うのがこんなに苦しいなんて、思わなかった」



そう言われて、初めて俺は気づいた。


自分のことばかりで、彼女がたくさん我慢していたことに。





俺はまだ、紗羅のことが大好きだった。


でも、彼女を苦しみから、開放するには、別れる以外の選択肢は残されていなかった。





照「わかった。今まで、ごめんな。」



泣きたい気持ちを抑えて、そう言った。










これで、終われば、まだよかったのかも。

黄.笑顔が幸せ(長編)

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