テラーノベル
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ピンポーン
「っ!な、なに?」
急にインターホンが鳴り、びっくりした。ドアスコープを覗くとそこには齋藤くんが。ガチャ
「齋藤くん、ど、どうしたの?」
驚きを隠せなかった。だってみんな私を怪訝の目で見ていたし、齋藤くんは転校初日接点がなかった。その日もそのあとも。
「あ、プリントほら」
え、なんだプリントか、この暑い中私が出るのを渋ってたから汗が大量。
「あのさ、」
齋藤くんの言葉を遮って、「とりあえず上がる?」齋藤くんを部屋に入れた。
「あのさ、俺お前と同じ中学で、あの写真見た時、確信したんだ。名前違かったし、」
同じクラスに死んだ私を知ってる人がいたとは、弱みを握られる?というか齋藤くん、こんな人いた?
「あ、あぁそうだよな覚えてないよな、でもほら」
そう言って渡してきたのは卒業アルバム。指を指したその先に映っていた男の子は、私と同じ境遇にいた、ぽっちゃり男子。今とは全く違う姿で気付かなかった。
「なんで、それを教えてくれたの?」気になって仕方がなかった。せっかく変わって、過去の憎い自分とおさらばしたのに、それなのに私に教えるだなんて、
「俺さ、お前に救われたんだ。俺1回屋上にいて、”自〇”しようとしてたんだ。」
え、私なんかした?1度死んだ記憶は簡単には戻ってこない。
「そん時に、お前も”自〇”しようとしてて、先に死んだら許さないって。私よりも苦しいはずがない。まだ耐えられるだろって。正直俺はムカついた。でも今となっては感謝してる。そんなこと言われなかったら俺今ここにいないから。」
私そんなことしたっけ?頭の上にはてなが100個くらい浮かんでた。まぁ、どうでもいいか。
「おれ、酒井とかクラスの奴ら鬱陶しくて、またあの過去を繰り返すんじゃないかって。俺も転校したしさ、だからお前にも気づかないし、話しかけもしなかった。」
「そう、なんだ?」
ということは、私の頭の中に、シャキンシャキーンというパチンコか?ってくらいの効果音が流れた。
「じゃあさ!私の仲間になって!」
「、、、は?」
やばい、唐突過ぎたか、まぁいい。あっちにも好都合だってことを信じよう。うん、信じたい。
「あーいいよ?」
「、、へ?」
あっちに好都合だと信じようとは思ったけど余裕で断られると思ってたからびっくり。まぁ、とりあえず作戦会議だぁ!!!
白熱した作戦会議。来てくれた時はまだ15時だったのに、ただ今の時刻。20時。白熱しすぎた。まぁ作戦的にはこうだ。
この動画を利用する。他の奴らにも後ろめたいことがある。絶対!顔が少し作り物感がある人もいる。だから2人でそいつらの過去を暴く。(特に計画は立ててない)
私が思っていた怪しい男と、ケラケラ笑っていた酒井さん。どちらかが犯人と推測した私たちで、捜査。(特にどうするか決めてない。)
さてさて。これで完璧だ「完璧見たいな顔すんなよまだまだだぞ」呆れたような、少し笑っているような顔でツッコまれた。
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