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アラスター「えーと聞こえますかね?」
マイクを叩く
「はい、いいですね。こんばんは。皆様それではラジオの時間です。今日は2人きりですね?シャットさん?」
「いえ、リスナーがいるから2人きりではないです」
「まぁ、細かいことはお気になさらず。それでは今日はゲストもいないので自己紹介は2人だけで
まずは深夜ラジオ司会を務める私アラスターと同じく相方の…」
「シャットです。いつもご視聴ありがとうございます。」
「さぁ、今回もリクエストなど答えていこう」
「そうですね。ではこちらから
ラジオネーム『ストロベリー様』はじめて聞いた時から大ファンです。シャットさんとアラスターさんの関係はお付き合いしてるんですか?
…らしいですがどうですか?」
「まぁ、付き合ってると思われても仕方ないでも…実は…」
「仕事仲間です。」
言葉を遮る
「いえ、付き合っ…」
「仕事仲間で友人です」
「…いいえ、付き合っ…」
「パートナーです」
「…でもそろそろ付き合っても…」
「仕事中までいましょう。まだ」
「まだって…それって将来…」
素早くハガキを手にもつ
「てことでラジオネーム『ミッドナイトムーン様』から」
「話を添ぎらないでくださぁい」
「2人は相手を嫉妬したことありすか?だそうです」
「シャットさんは?」
「いきなり私ですか、?」
「私はありますよ」
「よくそんな恥ずかしいこと言えますね」
「恥ずかしくないよ」
沈黙が続き。息を整え覚悟を決める
アラスター「そんなに覚悟いるんですか?」
シャット「いるんですよ」
「…まぁ。仕事では基本的にしないかと」
アラスター「基本的に?じゃあするってことだよね?」
「いいえ、しません」
「しますよねぇ?その言い方なら」
「いいえ、しないです。」
「嘘つかないで?するでしょ?」
「だからしません!」
珍しく声を大きくして否定する。でも彼女の顔は赤くなっていて可愛らしかった
「…リスナーの皆様!シャットさんの顔が赤くなっています!」
「言わないで!」
「…これ公開処刑ですよ…本当に…」
「いいえ、これは公開愛情表現です」
「やめてください…恥ずかしい」
アラスター「それでは今日の放送は終わり。ご視聴ありがとうございました。」
シャット「それでは次回もよろしくお願いします」
「やっと終わった…喉乾いた…」
「はい、どうぞ。」
コーヒーをあげる
「また今日も仕事あるからね。体調悪くなったら言っていいよ」
「ありがとうございます。そうですね、頑張りますよ」
「頑張らなくてもいいよ。少し寝る?」
少し俯きながら「…いいですか?」
「いいよ。運んであげようか?」
「大丈夫です。」
そして無言でアラスターはシャットの肩に上着をかける
「…いいんですか?」
「いいよ」
そしてベットに横たわるけど眠れない…アラスターが近くにいるからかな
アラスター「……」
寝息が聞こえるからアラスターの方を向くと
椅子にもたれて腕を組んで寝ている
シャット「!…」
珍しい…寝ていた…私より疲れてるからそうだよね…初めてアラスターの寝顔を見た
内心可愛いと思ってしまった
そしてアラスターがかけてくれた上着をアラスターにかける
シャット「横になったら楽になったから仕事しよ…」
こんな毎日が永遠に続けばいい