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E p i s o d e .2







庶民








玲亜「つつつつ、ついに!今日なのですわぁぁぁぁ!!!」




莉亜「玲亜様、珍しいですね、起きているなんて」




玲亜「おーっほっほっほー!!実はねぇ!?」


玲亜「緊張しすぎて一睡も出来なかったのですわ……..」



莉亜「とりあえず制服に着替えて行きましょう」



よし、いつも通りの身だしなみね。



制服が違うのは違和感しかないけれど。




莉亜「朝食を食べに行きましょう」




一階へ行くといつも通りの朝食が置いてありました。





玲亜「むっ……..うぅ、えぇっとぉ…..」






そう、普通お嬢様ならわがまま言うところだが


こいつは自分の意見をあまり言えないのだ




玲亜「うぅぅぅぅ、」



莉亜「玲亜様!?大丈夫ですか!?もしかして、熱ですか!? 」

玲亜「違うのっ!!えぇっと、朝食は食パンにジャムを塗ったダケノヤツニシテホシイノ 」

莉亜「なんだ、そんな事ですか」


莉亜「大丈夫です。玲亜様が気に入らなかった朝食は私たちが食べることになるので有難いです 」

そして朝食を食べ終わりいよいよ学校へ向かいます



莉亜「玲亜様、リムジンの準備は出来ております」



玲亜「歩きでイキマス」



莉亜「あ、はい」












玲亜(ん?え?そういえば私としたことか道と学校名調べるの忘れてましたわ…….)




あの子、この道ということは同じ学校かしら?



玲亜「あの〜、すみません、学校ついて行っていいですか?」



同じ学校の子「ぷふっ笑 なあに?その”家、ついて行ってイイですか”みたいなの笑 いいよ」




玲亜「ありがとうございます!」


同じ学校の子「転入生?」


玲亜「そうなんです!2年生ですわ!」


同じ学校の子「ですわってお嬢様みたいだね笑 かわい〜笑 」


玲亜「あれ..?あぁ…いや…間違えただけですわ…あ…..です!」


玲亜「お名前はなんですか?」



同じ学校の子「え?私?由美(ゆみ)だよ〜」



玲亜「由美さまですか??」



由美「んも〜笑 そんな気使わなくていいのに笑」


玲亜「え、気使ってなんか…..あ…..えっと……ほんと!?なら、気使わないで話す…..ね!!」



由美「どっからきたのー?」



玲亜「え、すぐそこの……あちが、えっとぉ…..」



私は必死に考えました!!ここは東京!!どこが庶民っぽいのですか??



玲亜「えっと、まぁドイツから来たよ〜」





そう、玲亜はお嬢様でもちろんお金持ち!!海外なんて普通に行けるので1番庶民っぽい海外(?)を選んだのです




由美「へぁ!?ドドドドドイツ人なの!?!?」



玲亜 (しまったーーー!!!まじでやらかしましたわ!!???)


玲亜「あ、ううん!!旅行に行っていただけ!!どこから来たのって言われたからドイツからここに来たってことだけど!!」


由美「なになにどゆこと焦りすぎな笑」


由美「つまり中学三年間と高校1年間の間の4年間ドイツに行ってて帰ってきたからここの学校に来たと??」


玲亜「そう!!!!そうそうそうそうそう!!! 」

由美「あ!学校着いたよ!!では……」




そう言い由美は私に待っててと言い、私の前にある校門を走って通り抜けて手を広げた。




由美「ようこそ!!!!」






















そうれんこうこう

蒼蓮高校へ!!!

桃色の木が広がっている所で手を広げて私に微笑んだ顔が、私には天使のように見えた。

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