テラーノベル
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空が青いなぁそう思いながらも客船の近くの砂浜に倒れている
体はボロボロでもう動けない
ただの1歩も
誰かが俺に近づいてくるのがわかる
かさ、かさと砂をふむ足音は徐々に俺に近づいてくる
無線からはらっだぁが利確したと言った声が聞こえてきた
それに喜ぶ声や俺に向かってごめんと言う人、次の作戦を立てている声が聞こえてくる
俺の命を捨てたからこの作戦は成功した
俺が捕まることによって利確できた
俺が犠牲になることで被害を最小限にできた
俺が暴れたことによって誰かが楽できた
ねぇそうだよね、らっだぁ
らっだぁがこれ以上無理って言ったら絶対に無理
らっだぁが俺を見捨てて何かを優先してもそれがきっと絶対なんだろう
警察が俺を捕まえて優しくパトカーに乗せる
Sellyか!めっちゃ強かったな
なんて言ってくれたから、いやぁけどもうちょっといけたかな
と笑って返す
あーぁ俺は仕事できたのかな
らっだぁがここを任せたのはきっと俺にはできると思ったからだ
らっだぁがそう決めたのならきっとそうだ
あの人のIGLが究極なんだ
あの人のIGLが最高でそれ以上なんてない
それがその時の最高の選択
そうじゃなきゃおかしい
そうじゃないと俺がこんなに自由に動きやすい訳が無い
らだおのIGLはこの世界で絶対なんだ
そう確信している俺がいる
それは洗脳と呼ぶに相応しいだろう
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