テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
2件

これから仕事だというのに盛ってしまう何とも言えない背徳感……堪らない 好きです😘
あの濃厚なキスの後、結局シャワーを浴びる時間はなく、2人は簡単に歯磨きをして髪を整えるだけで済ませた。
それでも、若井の頬は少し赤く、元貴も自分の唇がまだ火照っているのを自覚していた。
「……とりあえず、食器洗っとくわ。」
「ん。」
「出る時間まで30分もないからな。」
水を張ったシンクに、使った皿を沈める。
洗剤を垂らし、泡立てたスポンジでベーコンの脂を拭い取る。
カチャカチャという陶器の音と水の音だけが響くキッチン。
けれど、背中に若井の視線をひしひしと感じていた。
「……なに見てんだよ。」
振り返らずに言うと、若井は低い声で返した。
「……さっきのキスから、ずっと我慢してるんだけど。」
元貴は手を止めた。
(やっぱり、こいつ……。)
「……だめだろ。」
冷静を装って言った。
「時間ない。今日はスタジオもあるし。」
「分かってるけど。」
「分かってるならやめろ。」
「無理。」
次の瞬間、背中に若井の胸がぴったりと押し付けられた。
両腕が脇から伸びて、元貴の腰を抱き締める。
泡だらけのスポンジを持った手が水に沈み、ゆっくりと温度を失うのと対照的に、身体は急速に熱を持った。
「滉斗……!」
「……なぁ、もうさ、待てない。」
「……っ……だから、やめろって……」
「声、震えてる。」
「……ちが……」
若井の手が、元貴のズボンのウエストに潜り込む。
冷たい指先が下腹に触れた瞬間、呼吸が止まった。
そのまま下着の中に手を滑らせる。
「……んっ……」
「もう硬くなってんじゃん。」
「……やめろ……っ、滉斗、ほんとに、時間……ない……」
「そんなこと言って、準備できてんのはどっちだよ。」
手のひらが熱を帯びた中心を包み込む。
親指が先端を優しく擦ると、濡れた音が水音に混じった。
元貴はシンクの縁に手をついて、身体を支えた。
「……っ、ちょ、ちょっと……あっ……!」
「元貴。」
「……ん、なに……」
「気持ちいい?」
「……っ……く、そ……」
ズボンと下着を半分ずり下げられる。
冷たい空気が肌を刺し、次いで熱い吐息が腰のあたりに触れた。
「やだ、……滉斗、待っ……」
「待たない。」
そのまま若井がしゃがみ込み、シンク台を背に、元貴の股下へ。
視線が合った。
若井の目は真っ直ぐで、獲物を捉えた捕食者みたいに濁りがなかった。
その目が、さらに元貴を熱くさせた。
「……滉斗……やだ……っ」
「可愛い声、もっと聞かせろよ。」
そして、若井の口が触れた。
唇が、舌が、敏感な先端を包む。
じゅる、といやらしい音が、シンクに響く水音に勝った。
思わず背筋が跳ねた。
「……あっ……、だ、め……っ……!」
「ん……。」
「っ……や、やめろ、時間……ないって……」
スミセス🍏スミと呼んで欲しい
42
「すぐイけるだろ。」
言葉の合間にも若井は舌を這わせ、先端を甘噛みし、裏筋を舌で押す。
喉の奥に含み込んで、吸う。
濡れた手が、シンクの中で泡を弾き飛ばすように握り締められた。
「……んっ……、あっ……滉斗……っ!!」
「もっと声出せ。」
「……く、そ……お前……っ」
身体がどうしようもなく反応した。
若井の髪を、泡のついた手でぐしゃぐしゃに掴む。
水滴がポタポタと床に落ちた。
唇を噛み、声を殺そうとしても無理だった。
「……あ……っ、イキそ……!!」
声が掠れた。
腰が勝手に前に突き出された。
若井がそれを察して、最後に深く咥え込んだ。
けれど――
その瞬間、若井が唇を離した。
「……っ……は、あ……っ……」
何も触れられない先端が熱を持って脈打ち、呼吸だけが荒く続く。
絶頂寸前で止められた快感が、痺れるように身体中を走る。
「……滉斗……っ、ふざけんな……」
「だめだろ、まだ。」
「……っ……くそ……」
「キッチン台、空けろ。」
「は?」
「そこに座れ。」
若井は無理やりシンク横の調理台に手を伸ばし、置かれていた皿を乱雑にどけた。
カチャカチャと陶器がぶつかる音が妙に生々しかった。
元貴の腕を引き、無理やり座らせる。
腰を固定するように抱え込む。
目の前の若井の目が、欲望に濡れていた。
「……お前、もう限界だろ。」
「……っ、だまれ……」
「俺もだ。」
「……あ……」
若井の腰が、押し付けられた。
互いに硬くなった中心が、布越しに触れ合い、擦れる。
その摩擦だけで、今にも果てそうな熱が走った。
「……滉斗……っ」
「中、欲しいんだろ。」
「……や、だ……」
「敬語で言え。」
「……っ……」
「俺に、くださいって言え。」
「……くだ、さい……滉斗の、っ……全部ください……」
若井はそれを聞いて、にやりと笑った。
「いい子だな。」
そして自分のズボンを脱ぎ下ろした。
元貴の脚を開かせ、その間に身を滑り込ませた。
躊躇せず、若井は元貴の奥へと貫く準備をした。