あらすじ
媚薬効果も切れ教室に帰った赤。
その後水、黄と帰宅する際、水が恋愛対象としてヴァンプが好きなことを告げ、3人の仲も深まってきた。
次の日、一限終わりに水、黄を探しに廊下へ出たところ赤は誰かに話しかけられた。
今回は特に何も含まれていませんが、不安な方はご覧にならないことをお勧めします。
???「君!暇那津くんだよね⁉︎」
赤「え、??」
???「あれ?違った?」
赤「合ってますけど、」
え、いやあってるんだけど、え、なんで知ってる…てか前髪ピンクじゃん、
???「俺は桃瀬蘭(ももせ らん)!よろしく!赤ちゃん(なっちゃん)!」
赤「よろしく………??え、赤ちゃん、??」
桃「?うん!赤ちゃん!」
黄と同じ呼び方じゃん、てか俺の周り全員ネーミングセンスどうなってんだよ、
赤「てか、なんで俺の名前知って………」
桃「んー………ヒミツ♡」
赤「キモ、」
桃「え⁉︎なんでぇ⁉︎赤ちゃん見捨てないで⁉︎」
こいつうるせー、あとキモイ、見た目も中身も((
赤「………で、なんの用?」
桃「あー!そうそう……ズイッ」(近)
赤「ッッ、⁉︎」
“雨乃湖鮫(あめのこさめ)”って知ってる?
赤「………え、」
桃「ちょっと気になってね?知ってるなら教えて欲しいなぁて、ニコッ」
赤「ッッ………」
こいつ、目が笑ってないんだよな…嫌な予感するし教えるのはやめといた方がいいけど……
たぶん俺が水と知り合いってのはバレてんだろ……
桃「赤ちゃん、水と友達なんだよね?教えてくれない?」
ほらな………どうやって逃げ切るか…
赤「いや、それは………」
桃「なんで、?俺は水のこと知りたいだけで_____と、噂をすれば…チラッ」
赤「?クルッ」(振り向く)
水「もー!黄ちゃん置いてくでー⁉︎」(遠)
黄「水ちゃん待ってや、走らんといて‼︎」(遠)
水「はやくはやくー!w」(遠)
⁉︎水と黄、え、こいつと会うのはやめた方が……特に水、
桃「来ちゃったかー………”今日はここまで、“(小声)」
赤「え、?」
桃「じゃあ俺帰るね!また聞きに来るから……ズイッ」(近)
その時は”ちゃんと”教えてね?(低音ボイス、耳元)
赤「ッッ、」
桃「じゃあねー!バタバタバタ」(走)
水「赤くーん‼︎やっほー!……?さっきの人知り合い?」
水とあいつは合わせない方がいいな、あと黄と緑も………
赤「いや…ただの人違いだったわw」
水「そっか!ってか黄ちゃんは?」
赤「は?」
黄「ハァ、ハァ…水ちゃん!人にぶつかったまんま走りすぎやろ⁉︎先生にも怒られたし!……ハァ、ハァ、」(息切)
赤「………お前イノシシか?」
水「えへっw」
黄「こいつムカつくっ!」
水「もー黄ちゃんすぐムカつくんやから〜ほんまに〜w」
黄「誰のせいやねん!」
赤「お前らいつも通りうるせーなw」
水「赤くん、実は、うるさいのは黄ちゃんやねんで…」
黄「どう考えても違うやろ⁉︎」
赤「絶対水」
水「水うるさくないし!」
キーンコーンカーンコーン(4限終了)
ふぅー、腹減ったぁ、水と黄誘って食堂でもいくか、
ガラララ(扉開)
テクテクテク(歩)
こう見ると、ヴァンプと人間半分くらいなんだよな………ヴァンプが多い方なのか、?
赤「水ー食堂行かねー?」
水「赤くん!行く行く!先黄ちゃん呼んどいて!居眠りしてたら板書写せてなくて、」
赤「wwwおけー」
テクテクテク(歩)
教室近いって最高すぎ、まあ、一緒の方が楽だけど
赤「黄ー?食堂行かね?」
黄「お!赤ちゃん!珍しいな、赤ちゃんから声かけてくるの」
赤「そう?」
黄「結構珍しいと思うで!水ちゃんは誘ってるんよな?」
赤「なんか居眠りしてて板書めちゃめちゃ頑張って写してるらしい」
黄「水ちゃんらしいなw」
水「う”ぁー、先生黒板に書く量多すぎやろ…絶対いらんって『おすすめのタバコス店TOP3』」
赤「それは写さなくていいだろw」
水「とりあえず全部写した」
黄「脳筋や……」
食堂結構混んでんな…てかうまそー、
水「赤くんのそれ美味しそうやな!なんで名前なん?初めて見たかも」
赤「最近できた新メニューの『カツ丼定食』。ソースがオリジナルでこれのデザートのクレープがマジでうまい」
黄「赤ちゃんクレープ好きやもんなw」
水「黄ちゃんはサンドイッチ?」
黄「そうなんよ!結構いろいろ種類あるやつ!フルーツサンドとかもあったで!水ちゃんは?」
水「水はゼリー!」
黄「………ほんまに言ってる?」
水「これ一個で一食分とれんねんで⁉︎すごくない⁉︎」
赤「……水、せめて炭水化物とってくれ、」
水「ゑ?」
キーンコーンカーンコーン(6限終了)
んんー!(背伸)終わったぁー!さっさと帰ろ、
ガタッ(立)
先生「あ、暇。ちょっとこい」
赤「え?」(教卓の方に行く)
先生「あとで”生徒会室”に行ってくれ」
赤「は?なんでですか?」
あんま行きたくない、紫いるし……
先生「生徒会長が呼んでたぞ。お前何したんだよw」
紫じゃねーか、◯すぞ
赤「俺だって知りませんよ、」
先生「まぁーとにかく行ってこい」
赤「うぃーす」
………まぁ、帰るけど、
正直たぶん帰ってもバレない気がすんだよな、
水達は校門出たとこで待ってたらいいだろ
赤「帰ろ……」
タッタッタッタッ(走)
できるだけ急いで目立たず帰ろう、あんま人いないここの階段からならちょっと遠回りだけどたぶんバレる確率はだいぶ低い。
タッタッタッタッ(走)
あとはここをまっすぐッッ!
赤「いッッた、す、すみません、大丈夫っすか……は?」
追加情報
桃(桃瀬蘭)
水を知りたい
水、赤、黄が友達なことを知っている
赤→赤ちゃん
水
ご飯は少食派
基本ゼリーで済ませることが多くよく怒られる
校舎
普段東階段を使う生徒が多いため西階段はめったに使われない(靴箱から遠いため)
今回赤が使ったのは西階段
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