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#星喰兄弟
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ルナサ・オルシェ
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#ルナサ・オルシェ
ルナサ・オルシェ
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【リクエスト作品2回目】
桜さんからのリクエストです。
ありがとうございました。
ナイトアウル事態書くことが少なかったので、どういうのにしようか結構悩みました
で、千ト君主人公のリクエストだったので
前にスワロウテイルの事件簿2で異能は呪いかギフトか的なのを見て
あ、これ……良いなって思ったので
もし、異能が暴走的なのを起こしたらというのを組み合わせて作りました。
ご要望通りの作品が書けたかは分かりませんが…貴重な機会をありがとうございました。
これからも…よろしくお願いいたします。
では、いってらっしゃい。
ーーーーーーー
いつも、押さえられるはずの異能
制御出来るはずなのに…この日になるといつも出来なくなってしまう。
読心…相手の心の中を聴くことが出来る異能、異能事態年齢を重ねるごとに薄れていき
人によっては小さい頃は出来ていたのに年齢と共に無くなってしまった。
という、人も少なくない。
皇千トの読心は他の異能とはまた違う
特別なものだった。
本人がそれを神からのプレゼントと受けてるのか神からの呪いと受け取っているのかは分からないが。
そんな、異能はとうの昔に制御出来ていた
珍しく、強い異能だからこそ
自分自身を守るために制御出来ないといけない。
だが、ある特定の日だけは
それが難しくなってしまう。
それは、ある雨の日の出来事だった。
千「うっ…やっぱり……来ちゃったか」
年に1度起きる現象
その日は意図せずとも他者の心が読めてしまう
今となっては慣れ…ては無いけど落ち着いてきている。
対策とかも色々試してきているから
右手くんと左手くんに迷惑かけないように
平然を保とうとする
読心事態、脳にものすごい負荷をかけるから
右手くんからは不要な使用は控えるようにって言われてるけど
今日となってはそれは、難しい
制御しようとしても制御出来ない
読心という異能にさえ触れられない
体への負荷がかからないように、朝は人があまりいない時間を狙って出ていく。
今日くらいは2人ともあまり距離をとらないようにする
本当はすっっっごく寂しいしぎゅ~ってしたいけど…それで、倒れたら素子もないから我慢をする。
事務所についてみると、まだ誰もいない
当たり前だ…いつもの1時間は速いからだ
暇なので事務所の掃除をしながら
2人が来るのを待つ。
この異能についてありがたいとも迷惑だとも思った。
ある、本を見たとき思ったことがある
異能は神からの「ギフト」なのだと
それを知ったとき…心のどこかでそうだったら良かったのにって思ってしまった。
僕は…この呪いがギフトなのだとは到底思えなかった。
ぼっ~と事務所を眺めていたら
不意に誰かの聲が聴こえた
左『兄貴も千トに言えねえくらいベタベタな癖に』
左手くんだ!!
と、心の中で跳び跳ねる
左手くんがいるということは右手くんも一緒にいるはず
事務所の扉が開くと
右手くんと左手くん2人が一緒に事務所に入ってきた。
右「千ト!1人で行くのなら連絡くらいしてください」
千「ご…ごめん……」
左「兄貴、ちょ~心配してたんだぜ」
千「え…右手くんが?」
右「左手……貴方…いえ…そうですね……千トになにかあったら困りますので」
千「そっか~えへへ…なんか照れるな~」
2人の聲は聴きたい気もする…けど……
もし…2人の聲を聴いたとき
自分のことが嫌いになるような気がするから…出来ない
信頼しているから…聴きたく無い
ナイトアウルという活動を通して築いた絆を…壊したくは無かった。
左「なんだよ千ト、体調でも悪いのか?」
千「え?なんで?」
右「顔色が優れませんよ?」
自分では気づいていなかったが…そろそろガタがきたようだ。
2人が来たのに対しての安心もあるし
聴かないように意識していたから脳に負荷がかかっていたのかもしれない…
気づいたら…目線が斜めに倒れてた。
貴方は…選ばれた子です。
神からのギフトは喜んでいただけましたか?
そんなわけ無いよ…
いらない……こんなもの………
普通の子として…産まれたかった。
なぜですか?
こんなにも汚れた世界で貴方はなにに頼るのですか?
親も友人も…何もかも信じられない
なら、この異能に頼れば良い
異能だけは…貴方を裏切りません
違う…右手くんと左手くんは……僕のこと…
必要としてくれてる…
僕達三人で…ナイトアウルだもん……
誰も……欠けちゃ…ダメで……
可哀想に…貴方は彼らを縛り付けることでしか
愛を感じられないのですね。
違う…違う……
悩まなくて良いのです。
その身を委ねてしまえば良い。
恐怖は一瞬…快楽は永遠です。
さぁ…共に参りましょう……誰にも縛られることがなくなった場所に
楽に…なるのだろうか……
迷いとは…案外軽いもので……
その光の先に行っては行けないと分かっているのに
手を伸ばしてしまう……
もし…本当にこの呪いがギフトなのなら…
神様は………居てはならない…
誰かを苦しめることでしか…保てないのなら
そんなもの……
存在ごと消えて無くなってしまえ
「千ト!!」
ーーーーーーー
目が覚めると…見覚えのある天井があって
自分の体には毛布があった。
すぐ近くには右手くんがいて
奥の方には果物を剥いている左手くんがいた
休んで…落ち着いたからか……もう、あの聲は聞こえなかった。
今回はすんなりと終わったな思っていると
左手くんが剥いてカットしてくれた果物を持ってきてくれた。
左「ほらよ、食えるなら食え」
千「ありがとう…」
まだ、多少は頭が痛い
でも、もうすっかり落ち着いた。
きっとそれは聲が聴こえなくなっただけじゃない
2人がいるから…安心できるからなのだ
カットされた果物を食べながら言う
千「右手くん左手くん…ありがとう」
この、ありがとうにはなにが込められているかは
僕は知らないようにする
それでも…きっとドロドロと重くて綺麗とは程遠いものなんだと思う。
コメント
4件
ううう(泣) いつも通り最高でした リクエストありがとうございます
遅くなってごめんなさい
おお…千トくんの読心が暴走する話、めっちゃ刺さったわ。 年に一度だけ制御不能になるって設定がまず熱いし、「信頼してるからこそ相手の心を読めない」っていうジレンマが切なすぎる。 右手くんと左手くんが心配して駆け寄ってくるシーンで泣きそうになった。 千トくんにとっては呪いにしか思えない能力でも、2人がいるから「まだ生きていける」って思えるのが尊い。 リクエスト作品とは思えないクオリティで、ナイトアウルの絆がぎゅっと詰まってた🔥