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続き待ってます!楽しみ((o(^-^)o))
自分長文好きなので全然疲れませんでした!!長文おつかれさまでした!! 次回も楽しみにしてます😊
今回も読んでいただきありがとうございます!
では、本編をどうぞ!
中也「チッ。めんどくせぇ異能だな」
ゴーゴリ「君では倒せないんじゃないかい?笑」
中也「はぁ、いまから5秒でお前を倒す。」
ゴーゴリ「5秒で?そんなの無理に決まって…」
ゴーゴリ「!?」
中也「おらぁぁぁぁぁぁ!」
中也がゴーゴリに向かって岩の塊を投げた。
ゴーゴリ「これだけじゃ倒せないy」
ゴンッ
ゴーゴリ「ガハッ」
中也「計画通り」
中也は岩の塊を投げ、相手に油断させて後ろから蹴りを入れたのだ。
ゴーゴリ「…..」
中也「気絶したか。それより探偵社の方大丈夫か…?」
国木田「ガハッ」
鏡花「くっ…!」
戦況は相手の方が良く、国木田は横腹を2回と足を撃たれ、鏡花は撃たれてはいないものの擦り傷、かすり傷が酷く出血量も多い。
鏡花「夜叉白雪が通じない….」
暗殺屋「もう終わりだ。」
暗殺屋が鏡花の額に銃を押し付ける。
国木田「…!やめろ!!」
鏡花「…..『◯される…!』」
暗殺屋が銃を撃とうとした瞬間、暗殺屋の背後から瓦礫が飛んできた。
暗殺屋「ガハッ」
国木田「…!」
鏡花「…!」
中也「ったく、何やられそうになってんだよ」
国木田「どうしてここに」
中也「あ?俺の相手したやつが気絶したから探偵社を追いかけてきたんだ」
鏡花「倒したの?」
中也「そうだよ。まぁ雑魚ではなかったが弱かったな」
国木田「すごい…」
中也「とりあえず二人を追いかけるぞ」
与謝野「全くないねぇ」
敦と与謝野はみんなが戦っている時、ずっと探し続けていたが全く見当たらなかった。
敦「…ん?」
与謝野「どうしたんだい」
敦「ここ、壁と同じ柄で同じ色ですけど薄っすら線が入ってます」
与謝野「本当だねぇ」
敦「無理やりですが開けてみます。異能力”月下獣”!」
敦は無理やり異能力の力でこじ開けた。そこには地下への通路へつながる階段があった。
与謝野「よくやった!敦」
敦「ありがとうございます!」
与謝野「太宰は絶対にこの先にいる」
敦「急ぎましょう!」
フョードル「足音がします。誰か来たのでしょうか?」
太宰「多分ね」
フョードル「まぁ、あの足音からすると私の味方ではないと思いますがね」
バンッ
敦「太宰さん!」
太宰「敦くん…」
敦「太宰さん!ここから逃げましょう!いま、みんなで敵を足止めしています!」
太宰「…..」
敦「太宰さん…?」
フョードル「太宰くんはね、帰りたくないのですよ。」
与謝野「何を言っているんだい?前回、ここへ来たときお前太宰に何か薬を飲ませていただろ?」
フョードル「勘が鋭いですね」
敦「太宰さん!」
太宰「…敦くん」
敦「?」
太宰「私はね、帰りたくないのだよ。」
敦・与謝野「!?」
フョードル「ふふ」
太宰「助けようとしてくれてありがとう。でも、私は助けなんて求めちゃいない。」
敦「そんな。太宰さん…」
国木田「敦!」
背後から数名の足音と同時に国木田の声が部屋に響いた。
敦「国木田さん…」
中也「てめぇ、何捕まってんだよ」
太宰「…中也もいたの」
中也「洗脳でもされたか?」
太宰「…..」
中也「帰るぞ」
太宰「…帰らない」
中也「チッ、めんどくせぇ。本当にそれでいいのかよ。仲間が待ってんぞ。お前の帰りを」
太宰「….」
敦「太宰さん、帰りましょう?」
太宰「….ドクン」
フョードル『これはまずいですね』
敦「太宰さん!」
太宰「ドクンドクンドクン」
太宰「….ダッ」
敦「…!?」
太宰が走って敦の元へ行った。
敦「太宰さん…!」
太宰「…迷惑かけてごめんね」
中也「早く行くぞ!増援がくるかもしれねぇ」
フョードル「はぁ、困りましたねぇ」
太宰「…..」
敦「?『太宰さんなんか震えてる?』」
バンッ
全員「!?」
太宰「かはっ…!」
みんなが振り返るとそこには吐血しながら倒れる太宰の姿があった。
敦「太宰さん!」
フョードル「私は言いましたよ。太宰くん」
太宰「ゲホッヒュー」
フョードル「裏切ったら容赦しないと」
中也「太宰!」
◯◯「カチャ」
中也「!….」
フョードル「全員その場から動かない方がいいですよ?」
全員「!」
中也「てめぇ」
ゴーゴリ「やぁ!さっきぶりだね!起きたから様子を見に行こうと思ったんだけどタイミング良かったみたいだね!」
フョードル「完璧です」
太宰「ヒュー。ヒュー。」
与謝野『まずいね。呼吸音がおかしい』
フョードル「太宰くん。最後のチャンスです」
太宰「ヒュー、?」
フョードル「このまま私とずっと一緒にいるか、探偵社員のみなさんを◯すか、どうします?」
太宰「ヒュー、…..ヒュー」
国木田「聞くな!太宰!」
敦「そんなの嘘です!探偵社は大丈夫ですから!」
与謝野「太宰、辞めるんだ!」
鏡花「太宰さん….」
太宰「…….このまま、ヒューッ一緒にいる」
全員「!?」
フョードル「…いい子ですね笑」
敦「太宰さん!」
太宰「あとは頼んだよ….」
中也「….チッ」
太宰「…中也もいままでヒュー…ありがとうね」
中也「…てめぇ、本当にそれでいいのか」
太宰「うん。後悔はしないよ」
中也「そうかよ…」
フョードル「ゴーゴリ。探偵社たちを元の場所へ戻してください。」
敦「太宰さん!」
太宰「….」
敦「太宰さん!!」
太宰「…ごめんね。敦くん」
敦「!」
探偵社員「…..」
中也『彼奴があんなこと言うなんてな…』
カチャン
中也「失礼します。首領」
森「どうだったかね」
中也「….(説明中)」
森「そうか…。やはり、もう遅かったのだね」
中也「申し訳ございませんでした。」
森「脅しねぇ…。太宰くんは、脅されても気にしないタイプだけど今の太宰くんはかなり弱っていたのかな」
福沢「…太宰が決断したのだ。我々に口を出す資格などない。」
国木田「ですが…」
福沢「…太宰がいなくなって悲しくない者などいない。悲しいのは皆同じだ。」
探偵社員「….」
森「また、連れ出しに行くのかね?」
福沢「いや、もう行かん。それが太宰の決断なのであれば我々がぐちぐち言ってもしょうがない。」
福沢「今回は、協力していただき感謝する。」
森「お気になさらず」
カチャン
中也「….」
森「どうしたのかね?」
中也「…彼奴、言ったんです。【いままでありがとう】って。彼奴が俺に…」
森「…太宰くん自身も、“もう会えない”と勘付いたからじゃないのかな」
中也「….」
探偵社員「…..」
敦「太宰さん…」
鏡花「….」
国木田「…しょうがない。これが太宰の選んだ道だ。俺たちがどう言ったって何もならない」
与謝野「そうだね…」
国木田「仕事が山積みだ。早くやらなければ」
鏡花「…カタカタ」
国木田「カタカタ」
与謝野「…ガタッ。カタカタ」
敦「ズビッ。カタカタ」
みんな、太宰の悲しみを紛らわすように仕事をしだした。
今回も読んでくれてありがとうございました!
今回はなんと3003文字ありましたwきっと読むのも疲れましたよねwお疲れ様でした!
次回は❤️300で投稿します!
次回もお楽しみに!