テラーノベル
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平成21年の年末、みんながケーキを囲んでる頃に、
私は産声をあげた。
たぶんその時から、
世界とは少しずれていたのかもしれない。
友達はいない。
作り方がわからなかった。
笑いどころがズレていて、
合わせようとすればするほど、
自分がすり減っていった。
人間関係が苦手だ。
それでも、生きてる。
息をして、時間に追われて、
逃げたいと思いながら、ちゃんと起きて、
「真面目だね」なんて言われる。
そんなわけ、ないのに。
本当は、学校も嫌い。
机も、チャイムの音も、
誰かの笑い声さえ、苦手だった。
できることなら、
好きなことだけして生きていたい。
小説やエッセイを書く時間だけが、
本当の自分でいられる気がした。
言葉は、裏切らないから。
将来、そんな仕事につけたらいいなって思ってる。
でも、それはきっと夢の話。
才能とか運とか、
自分にはないものに左右される世界だ。
わかってる。
そんな世界で稼いで生きていくのは難しいって。
それでも、
諦めきれずにいる。
自分の中にしかない景色を、
誰かに伝えたくて、
今日もまた、
物語の続きを考えている。
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