テラーノベル
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瀬名 紫陽花
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タノとユイは本来ルカがデスゲームぶち壊した時期くらいのころ、中学一年生でした。2人は小学五年生の時に出会いました。
タノは転校生で、ユイのいる家の隣に引っ越してきました。
引っ越す前、タノは事故でやかんをこぼしてしまい顔の左上辺りに大きなやけど跡を負ってしまっており、人前に出ることに恐れを抱いてました。
学校に行きたくないとぐずった末家を飛び出したタノ、近場の公園で拗ねていると薄桃色の髪の少女が話しかけてきました。
少女の名前は「白鳥由衣」…ユイのことです。
ユイはやけどの跡を隠したがるタノの相談に親身になって乗り、前髪で片目ごと隠そうと提案します。
さすがにこの髪型もクラスで浮くのでは…?と困惑するタノをよそに、ユイは自分の髪の毛も弄り始めます。
タノと対照的になるよう、反対の目を隠すように前髪をよせました。タノに微笑み「これでお揃いだね!なんだか仲良くなれたみたいでうれしいな。」と。
それはタノにとって大きな救いとなりました。
翌日、転校生として紹介されたタノの隣の席にはユイが。
タノと同じクラスで、しかも隣だなんてうれしい!とはしゃぐユイを見てクラスメイトはなんだなんだと寄ってきます、ユイのおかげでタノはすぐにクラスになじみました。
時は進んで中学一年生、ユイとクラスが離れてしまっても二人は仲良しでした。
しかしとある事件が二人を分かちます。
ゾンビ騒動です、二人が入った中学校はセイジュンの被害にあった中学校だったのです。
タノはなんとかユイと一緒に脱出しようとしました。
でもそれは叶いませんでした、ユイとはぐれた一瞬で、彼女は死んでしまったのです。
ユイのいない、崩壊した学校に通う意味などタノはわかりませんでした。
精神を壊し部屋に引きこもる日々、もう意味なんてないのだから死んでしまおうか?と考えた…そんな時に、サラスとセルの手で異世界に召喚されてしまったのです。
殺されてしまったユイは、ルインと名乗る男性の魔術で蘇りました。
しかもルインは離れ離れになったタノとの再会を手伝ってくれるとのこと。
さすがに優しすぎると疑った日もありましたが、日々ラブコールを受ける以外なにも支障はなく、ラドー島にてタノとの再会を果たせましたとさ。