この作品はいかがでしたか?
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「 この夏、世界が滅ぶらしい。 」
#1
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⚠ クトゥルフ神話の微パロディです。(ダイス等は無)
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sha視点
sha
「 …… 」
昼、テレビで見た、⌜ 世界が滅ぶ ⌟という予言が
俺には嘘に聞こえなかった。
母さんが言ってた通り、信憑性の欠片も無いが
本当のことの様に思えた。
ー ー ー ー ー ー ー ー ー
自分の部屋でゴロゴロしていると、
「 ごめんくださーい 」という声が聞こえた。
生憎、今は家に自分1人しか居らず、
俺が出なければいけなくなった。
sha
「 ったく……、誰やねん…、せっかく優雅に昼寝しよ思たんに… 」
そんな愚痴を零しながら、玄関に向かった。
ー ー ー ー ー ー ー ー
??
「 よっ!シャオロン! 」
sha
「 …、なーんや……、 」
玄関に向かうとそこには、腐れ縁の鬱先生、通称大先生が居た。
sha
「 なんでお前やねん…… 」
ut
「 何や嫌味か!? 」
sha
「 んで、こんな暑い中どうしたん 」
そう大先生に問いながら、手招きをして大先生を家に上げた。
ut
「 いや、今夏休みやん? 」
「 せっかくなら遊び行かへんかなーって思って呼びに来てん 」
sha
「 ぁー、な。ええで?別に笑 」
「 いつもんとこ? 」
ut
「 そそ、はよ準備してきてー 」
sha
「 なんでそんな上から目線やねんw 」
「 じゃ、準備してくるなー 」
ut
「 あいよー 」
大先生に冷たい麦茶を出してから
俺は着替えに向かった。
ー ー ー ー ー ー ー ー ー
準備を終え、大先生の居る居間へ向かった。
sha
「 あ、せや、大先生 」
「 世界滅亡のニュース見た? 」
ut
「 ん?……あー、何か誰かが予言したってやつ? 」
「 見た見た 」
sha
「 あれさーぁ… ほんまやと思う?嘘やと思う? 」
ut
「 ぅーん……、どぉやろな、俺にはほんとのことに聞こえたけど 」
「 信じる術があらへんし 」
sha
「 っぱそうよなぁ…?? 」
ut
「 なーんか…、俺らが世界救うとか言う話来ねぇかなーー!!!? 」
sha
「 いやほんまにw 」
授業中、誰もが妄想する時に考えたことがあるだろう。
自分が世界を救えたらなぁ…
なんて言う、甘ーい妄想を。
sha
「 ワンチャンその話来んじゃね?w 」
ut
「 激アツやんけそれ 」
そんなのは、妄想であって
実現するはずはない。
ないはずだった。
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夏の陽射しが照りつける昼下がり。
家から出て来た2人の少年は、
黒いくっきりとした影を地面に残しながら
整備さてれいないようで、整備がきちんとされている道を
楽しそうに話しながら歩み進めていった。
少年達は、町の道外れにある森に入った。
風で木々が揺れ、涼し気な木の音が鳴る。
相変わらず耳に響く音で蝉が鳴く。
日向とは打って変わって、木陰はとても涼しい様。
彼等2人は歩みを進めて行くうちに、
傍から見れば汚れている、手入れがされていない神社に着いた。
ここには誰も寄り付かず、2人の溜まり場となっていた。
ここの鳥居の上から見える景色は、とても美しいものだった。
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sha 視点
sha
「 ぃやー…、暑いなぁ… 」
ut
「 いやほんまに… 」
「 日陰が涼しいのが唯一の救いやな… 」
sha
「 んはっww ほんまそれな?w 」
なんて言う、夏を恨む様な言葉を零しながら話していると、
森の中では滅多に聞かない様な、爽やかな透き通った様な鈴の音が聞こえた。
sha
「 !、…、ぇ…っ、大先生今なんか鳴らした…? 」
ut
「 いや、なんも……、そっちこそ鳴らしてへんの…? 」
互いに脅かそうとしていると推測を立てたものの
何も知らないらしい。
俺も大先生も持ち物はスマホと財布くらい。
2人で周りを見渡すと、神社の本殿の賽銭箱の前の所に
ここらでは見ないような服を着た
青年らしき人物が立っていた。
sha
「 ぇっ、…な、大先生……? 」
ut
「 ぁ……どした──……、ぇ……っ、 」
sha
「 あれ……、あの人…っ、誰……?、 」( 指さす
???
「 ぁ……、気付かれた…?笑 」
sha
「 いやっ、……気付くも何も…っ 」
「 お前……、誰…?、 」
???
「 んー……、名前は教えられへんけど…… 」
「 イケメンって呼んでくれたらええで笑 」
賽銭箱の前立つ少年は
冗談なのか、本気で言っているのか分からない声色でそう言った。
???
「 まあ……、とりあえず…、名前はお前ら2人で決めてくれ 」
ut
「 うわっ…人任せかよ 」
???
「 俺はこんな話しに来た訳ちゃうねん 」
「 お前ら2人に話があって来た 」
sha
「 俺ら2人…??、俺だけなら分かるけど…… 」
「 大先生も……??!、犯罪とかちゃうやろな…? 」
ut
「 えっ……シャオちゃん…? 」
???
「 んな訳あるかどアホ 」
「 1つ提案がある 」
sha
「 …ぉん、なに……? 」
???
「 お前ら2人で 」
「 世界、救ってみぃひん? 」
sha
「 …、 」
ut
「 は……、? 」
俺も大先生も、いきなりその話を持ち出され
困惑しすぎて固まってしまった。
???
「 ぁ、話飛びすぎたな、すまん 」
「 ほら、今世間で騒がれとるやろ? 」
ut
「 …、世界…滅亡説……?、 」
???
「 そ、その世界滅亡説って情報撒いたの、俺やねん 」
sha
「 いやいやいやんな訳…… 」笑
ut
「 ぇ……っ、は…?」
「もしお前が情報撒いた奴やったとしてやけど……その場合… 」
「 お前……、ナニモンなん…?、 」
???
「 よくぞ聞いてくれた!!! 」
「 ほら……地球の外から来た……あれや!! 」
sha
「 すごい、驚くほど日本語が成り立ってない 」
「 あれか?地球外生命体……? 」
???
「 おん、他の惑星から来てん 」
「 って言うか……、まぁ…、うん 」
ut
「 …じゃお前がなんか、魔法とか使えばええやん。 」
???
「 いや……、それがな?…… 」
「 そう言うことちゃうねん、魔法とか存在せぇへんし…… 」
sha
「 じゃあ……、どういうこと…、? 」
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#1 end
𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩ ♡500
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コメント
5件
ん〜、てえてえ! 青年…??zmさんかrbrさんな気がする…、神社なら洋服的にrbrさんありそ~(棒) 鳥居の、う、え?…猿??バケモン??地球外生命体??
コミケてぇてぇがすぎるだろ、、zmさんかrbrさんやと思うんやけどなぁ… 続き楽しみにしてます!
コミケが尊い今日この頃。 その青年っていうのがz先生かrbrンゴさんかでただいま頭ん中彷徨ってるんですね。 他の惑星から来たって言うのでrbrンゴさんかなぁって感じもあるけど、「鳥居」って言うので「鳥居 希」が… 流石に無いか、? えー誰だろ、 z先生かrbrンゴさんかそれ以外の方か…