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忍びの影と学園の陽

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忍びの影と学園の陽

9 - 最終話 夜が明けるまで

♥

20

2025年05月31日

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千種が放つ猛毒の針が、闇の中で光を切り裂く。


「毒霧・蛇影連弾!」


その刹那、光の壁が展開される。


「光障壁・輝盾!」


むつるの術が前方を照らし、毒を焼き尽くす。


「ーー今だ、炎熊! 」

「紅蓮嵐!」


火の竜巻が千種を包む。

千種は吹き飛ばされ、地面に崩れ落ちた。


「くっ、私が……」


その背後に、黒い影が現れる。


「……もう退け、千種。無理をするな」


黒連。

仮面を付けたまま、冷静に千種を抱え、煙のように姿を消す。


「待てーー! 」

むつるが追おうとした瞬間、紫藤先生が現れた。

「先生?!なんでここに? 」

「あー、騒ぎを聞いて来たんだ」


「そうなんだ」


「それより大丈夫か?」


「あ、はい!2人が助けてくれて……」


そこには誰もいなかった


「あれ?さっきまでいたのに……?」


「まぁ帰ろう!送ってやるよ」




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



翌日・教室



「……ほのか、大丈夫?」


楓が心配そうに声をかける。


「……?昨日のこと?なんで知ってるの?」


「えっと……先生に聞いたから!」


「そっか、ありがとう!大丈夫だよ!響夜くんまた転校したらしいよ」



「そうなんだ!知らなかったなぁ」



「おい。体育始まるぞ、、、」


「あ、むつる! 」

「行こっか」


「うん! 」



〜完〜

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