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『だったら子供は叔母さんにあげてよ、また俺と一緒に住まね?』
なんて言えるのってさ、麗のことモノとしか思ってなくて、しかも私にタカる気満々じゃないと出てこない気がする。
ホントにもうこの人はダメだ。この人と関わってたら私も麗もボロボロにされるって感じた。だから麗にもちゃんとパパがいたっていうのを残せたらもうバイバイしよう。
「無理言わないで、私は麗のママだよ。飼い主とかじゃないから」
彼が書いた婚姻届と離婚届を持ってアパートを出た。
「私はもう帰らないから、ここの家賃はシュンくんが払ってね」
って言って。
「なんだよそれ! 約束が違うだろ!」
「そんな約束とかしてないよ。養育費は要らないけどシュンの面倒まで見るって言ってないし」