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霜月リラ@瑠璃ノ月第4夜
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三年とうげ
五
「なるほど、それは気がつかなかった!」
おじいさんは、はっと目を開きました。
おじいさんは急いでベッドから起き上がると、三年とうげへと走っていきました。
そして、とうげの坂に到着すると、わざと、すてん、ころころと転がりました。
「これで六年!」
もう一度、ころころと転がりました。
「これで九年!」
おじいさんは、うれしくなって、何度も、何度も、楽しそうに坂を転がり回りました。
五段落 終わり
コメント
1件
わあ、このおじいさん、賢いですね!「三年」の寿命を、転がるたびに新しくリセットできるって発想、すごく面白い。寿命が増えていくことが「嬉しい」から何度も転がるって、もう完全に遊びになってるのが微笑ましいです。民話の持つユーモアと知恵が絶妙に混ざった、じんわり温かい展開でした。