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mng → 猫 マンゴー
rdo → らだお
※ stgr
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ロス市は今日も犯罪だらけ。
やっと指名手配犯を捕まえてプリズン送りにしたと思ったら今度は大型犯罪の通知くる。
「いつも通りキリがないなぁ…」
愚痴をこぼしながらヘリに乗りこむと、ふとあることを思い出して警察の無線を確認すると…マンゴーがいないことに気づいた。
今日はもう起きてるはずなんだけど…そういえば今日署内で見かけてないな…。
……もしかして、”アレ”か?
俺はヘリを操縦して現場に向かいながらマンゴーに電話をかけた。
プルルルル…
「でるかな…」
しばらくすると、電話が繋がった。
「…あ、猫マンゴー?」
『……。』
しかし、声をかけても応答がない。ただ携帯の奥からガサガサと何かが擦れるような音だけが鳴る。
「……もしかしてあれきた?」
俺がそう言うと、徐にマンゴーの声が聞こえてくる。
『………うん。』
「そっか、分かった。仕事が粗方片付いたらすぐそっち向かうね。」
俺はそれだけ伝えて携帯を閉じた。
……。
あれから、大型の対応を済ませすぐさま退勤し猫マンゴーと同棲している家に向かう。
ガチャッ
「ただいまー」
俺は帰って早々、洗面所に向かうとそのまま風呂でシャワー浴びた。その後リビングに向かうと冷蔵庫を開けて水を数本取る。
ちなみに、猫マンゴーは洗面所にもリビングにもいない……多分今頃寝室だろう。
俺はその水を両手に持ってマンゴーがいるところへ向かった。
ガチャッ
「…マンゴー?大丈夫?」
寝室のドアを開けると、ベッドの上の布団が膨らんでいた。顔が見えないから完全に潜っているんだろう。
…これは数人しかしらないことだけど、実は猫マンゴーには月に1度のペースで発情期がくる。その期間はご想像の通り本人の意思に関係なく繁殖意欲が高くなってしまう。
この体質については本人もよく分かっておらず、医者に見せても効果はなかった。
(本当に猫みたいな奴だな…)
発情期を早く終わらせるための対処法は、ご察しの通りやることをやらなきゃいけない。
マンゴーの恋人は俺だから、当然その対処を手伝うのは俺。正直若い男の性欲には勝てる自信は元々ないけど、マンゴーは特に別格で行為中の記憶がほとんど残らない。まぁ、嫌じゃないから別に気にしてないけどね。
俺はそう思いながら、ペットボトルをベッドの横に置く。この発情期は意外と長くて、えっちの時間が半日近くになることも多々あった。
マンゴーは平気でも、普通の人間の俺には耐えられないのでせめての思いで水分を近場に置いている。
「マンゴー?準備してきたよ。」
そう言って、ベッドの端に座って布団を軽くゆする。
すると突然布団から手が伸びて来たと思ったら、腕を掴まれものすごい力で引っ張られ、布団の中に飲み込まれた。
……………………………………
「_ぁ♡、おッッ゛♡♡…ぅ、ぅう゛〜〜ッッ??♡♡…んはッ、ッッはえ゛っ♡♡」
「んん……、ハッ、らだお…♡」
狭くて真っ暗な布の中、うつ伏せの状態の俺に体重をかけながら抱きつかれされるがまま揺さぶられる。
(やばい…ッ♡、死ぬ、死ぬぅっ…♡♡)
暗くて何も見えないし、布団の中だから酸素が薄くて頭がくらくらする。でもマンゴーの匂いがいっぱいあるのがお気に入りで、そのまま大人しく中で犯される。
「ひッく♡♡…ンぐッ♡、ぁッ♡♡♡ぃくっ、いぎゅぅ〜〜〜ッッ♡♡♡、〜ッ♡♡♡」
体の痙攣が止まらない。足をピンと伸ばして背を逸らす。本当は暴れ出したいくらい耐えられないのに、後ろから圧をかける男のせいで身体は抑えつけられ快楽を逃がすことはできない。
「あッ♡、あぁ゛〜ッッ♡♡イ゛、った!!イッだのに゛〜〜ッッ♡♡♡♡」
「はーっ♡、はーっ♡…」
俺がイっても動きは止まらず、マンゴーは俺の首筋に思いっきり噛みついてくる。
「っ?、〜〜〜い゛ッッ?!!♡♡い゛だっ♡♡ぃッッ!?ぁ、あう゛ッッ!?♡♡♡」
その痛みも気持ち良くなるくらい、良いところを擦られて意識せずとも猫のように腰が上がる。
「ッッ♡♡ぃあ゛〜ッッ♡♡ま、まらぃぐ、イぐイぐ〜〜ッッ♡♡♡、いう゛〜〜ッッ!!♡♡♡」
この中に引きずり込まれてから休むことなく突かれ、もう何度イったか分からない。というか、あまりに気持ち良すぎてずっとイっている気もする。
「〜〜ッ??♡♡いっひゅ、♡いぅ゛?、♡♡♡ぃい゛ッッ〜〜〜???♡♡♡♡」
布団の中で食い散らかされてるせいでだんだん酸欠状態ににっているのか、涙以外の理由で視界がぼやけてくる。
すると、急に視界が明るくなり息がしやすくなった。肩を掴まれ無理やり上を向かされると、マンゴーと目が合う。
「ッ???♡ぅ〜ッ?…まんごー、っ♡……ん、ッ?!?♡♡、んちゅ♡う゛ぅ〜〜ッッ?♡♡♡」
表情が見えないうちに顔が近づいてきて口づけをされる。マンゴーの舌はこれも体質上ザラザラしていて気持ちくて思わず首に腕を絡ませて受け入れてしまう。
離れてからやっとマンゴーの顔が見える。
「らだおっ…?…へいき?♡」
その顔は赤くて汗ばんでいて…少し申し訳なさそうに、それでいて甘えるように俺に擦り寄ってきた。正直その年下特有の可愛さには弱くて胸がきゅんとする。
「はっ、はっ……う、♡」
でも、俺の身体は全然平気じゃない。正直休ませてほしい。イきすぎて頭がくらくらする。このまま続けられたら……でも、可愛い恋人の甘えを無碍にすることもできず、
「へ、へいきっ…♡」
「!」
すると、マンゴーは嬉しそうに尻尾を揺らした後軽くまたキスをして俺に抱きついた。
「好き、らだお〜!」
素直なところも、この体質も彼のものならなんでも愛おしくて思わず顔が赤くなる。
「ッ♡、…俺も好きだよ」
そのままお互い手を絡ませる。
すると、マンゴーは俺の胸に口を寄せてザラザラする舌でぺろぺろと突起を舐めはじめた。
「あっ、…あっ、あ♡♡ぅんっ♡♡…ッッ?♡♡♡は、はあ゛っっ??♡♡♡」
「ッ、らだお、きもちい?」
「う??♡んあぁ゛♡♡、ぅ、ぎもち゛♡♡あ、ぅ〜〜♡♡♡」
奥を軽くこんこん突きながら舐めるもんだから、だんだんまた頭がふわふわしてくる。
「、可愛い…!♡」
「っっ??ぅ、ぁえ゛っ??♡♡♡」
俺の胸から満足そうに口を離したマンゴーは、俺の両足を肩に乗せて俺の腰を浮かせた。
「らだお、ちゅ!♡」
そう言ってまた唇を合わせる。ただでさえ働かない頭をさらにグチャグチャにされた後、マンゴーは俺の腰を両手でがっちり掴んだ。
(あ、終わった……)
………ちなみに、ここからの記憶はない。
_次の日の朝、目が覚め外を見ると日が沈みかけていた。
「……腰いたい。」
いつのまにか意識が飛んでたのか、寝た記憶がない。
しばらくボーっとして昨日のことを思い出してみる。そういえば、ヤってる途中から窓の外が明るかったような…朝までヤっちゃってたのかな。
ふと振り返ると、そこには俺に抱きついてスヤスヤ寝ている猫マンゴーがいた。
発情期も無事収まってずいぶんスッキリしているようだ。優しく彼の頬を撫でながら、もっと早く気づいてあげれたらよかったなぁなんて思う。
「………ん、らだお…?」
「おはよ、マンゴー。気分どう?落ち着いた?」
「んん…らだお〜……」
そう言って俺の首に後ろから顔をスリスリ擦りつけてくる。匂いでもつけてんのかな、猫だし。
「ドウだった?昨日。」
「うーん、…疲れたね。」
意地悪をするようにそういうと、マンゴーは期待した答えと違かったのか顔をむっとさせる。
「………気持ち良かっタ?」
「そりゃぁ…お前……」
なんだか照れてしまって惚けようかと思ったが、マンゴーはいたって真剣そうに言うので俺もちゃんと答えようと思う。
「……気持ち良かったよ、ちゃんと。」
「んふふ、デしょぉ〜??」
実際、毎回気持ちいいからな……若さって怖いって本気で思うくらいには。
警察とはいえ、良い歳してるから若い子たちに比べるとそこまで体力はない。だから、発情期後は毎回ヘトヘトになる。
「……ジムでも行こうかな。」
布団をあげて自分の体を見る。すると、至る所が赤くなっていた。それも、噛み跡っぽいものがほとんどだった。これシラフでやられたらクソ痛いだろ。
「らだお、ジム行かなくてもこうやって運動してるんだかラいいじゃん。」
「ええ〜?それはそうだけど……まぁ、そうか。」
俺はそう言ってまた布団に潜った。
「らだお〜?起きないの〜?」
「んー、もう一回寝る…」
俺がそういうと、マンゴーはニヤニヤして俺の頬にキスをした。
なんか、年下に可愛がられるのは釈然としないな……今更か。そう思って俺は二度寝を決めこんだ。