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シナリオ名「ドリーム・ドリーム・ドリーム


推奨人数 2人

推奨技能 目星


PLは、遊園地の目の前に立っている。

さてここからどうしようか。


・目的 記憶を思い出し遊園地から脱出すること


PLは、入るアトラクションを選ぶことができます。

入るアトラクションにより進行が変わっていきます。



1,イントロダクション


あなたたちは気づけば遊園地の前に立っていた。

なぜここにいるのか、ここに来る前何をしていたのか。まったく思い出せない。

自分たちはいったい何をしていたんだっけ…。

遊園地をぼーっと見つめていると、うさぎの着ぐるみが現れた。

なぜかあなたたちにはその着ぐるみに見覚えがある。

どこで見たのかはわからない。

着ぐるみは驚くあなたたちのことなどまるっきり気にせず何やら話しかけてくる。


「ドリームランドへようこそ!ここは君たちの夢を叶える場所!

ここで遊ぶならコインが必要だよ!これを使ってね!」


あなたたちがはコインを6枚受け取る。

そのコインの手触りに既視感を覚えた。


「このコインがなくなるとここで遊べなくなっちゃうよ!大事に使ってね!

君たちの夢を叶える場所だけど、もちろん有限ではあるから!悲しいね!」


そうぺらぺらと並べた着ぐるみはあなたたちの腕を引っ張る。


「さぁ!ドリームランドでいっぱい遊ぼう!」



2,アトラクションごとの進行

入るアトラクションごとに進行の順番が変わる。

はいれるアトラクションは「ジェットコースター」、「メリーゴーランド」、「ミラーハウス」、「お化け屋敷」、「観覧車」の5つだ。

「観覧車」は必ず一番最後に乗ること。



・ジェットコースター


とても大きなジェットコースター。怖そうだが同時に楽しそうだ。


コインの枚数を1減らす。

強制的に目星を振らせる。

成功→そのコースターに見覚えがあるような気がする。

どこかでこんなコースターを見たような…。


頬に何やら水滴のようなものが当たる。

アイデアを振らせる。

成功→舐めてみるとそれが涙ということがわかる。


コースターを降りると、それはとたんに消えてしまった。

SAN値チェック。

成功→減少無し

失敗→1d3の減少



・メリーゴーランド


なぜか二体しか馬がないメリーゴーランド。


コインの枚数を1減らす。

目星を振らせる。

成功→その二体の馬にどこか見覚えがあるような気がする。

強制的にアイデアを振らせる。

成功→これは昔自分たちがお揃いで持っていた馬のぬいぐるみとそっくりなことがわかる。


馬に乗ると、謎の記憶が頭の中に流れ込んでくる。

小さな子供2人が馬のぬいぐるみを持って遊んでいる場面だ。

1人は病室のベッドに寝転がっている。

SAN値チェック。

成功→減少無し

失敗→1d3の減少



・ミラーハウス


壁がすべて鏡でできている迷路「ミラーハウス」。

まわりの壁に自分の姿が映り少々不気味だ。

そしてこのアトラクションはどちらかのPL1人のみが入ることができる。

もう1人のPLは外で待っていることにする。


コインの枚数を1減らす。

知識を振らせる。

成功→迷路は右の壁に手をつくと遠回りだったとしても必ずゴールできることを知っている。

ミラーハウス内に限りダイスの出目を+10%する。


中に入り奥まで歩くと、どこからか人影が現れる。

壁に映る自分と同じ顔、同じ体躯、同じ服装。

それは自分だった。

目の前で自分と同じ見た目の生物はにっこりと笑っている。

SAN値チェック。

成功→1の減少

失敗→1d3の減少


・逃げるかその場にいるか選ぶ。メリーゴーランドに行っていない場合そのままそこにいることとなる。


・逃げる選択をした場合

どのアトラクションに逃げるか選択してもらう。

メリーゴーランドを選ぶと逃げることに成功。

それ以外だと強制的にそこに滞在。


・滞在する場合

目の前の自分と同じ見た目の生物は口を開いた。

「ここは楽しいよ。ずっとここにいようよ。

ここは楽しいよ。ずっとここにいようよ。

ここは楽しいよ。ずっとここにいようよ。

ここは楽しいよ。ずっとここにいようよ。

ここは楽しいよ。ずっとここにいようよ。

ここは楽しいよ。ずっとここにいようよ。」

にっこりと変わらぬ笑顔で言い続ける目の前の生物。

その様子を見たPLは畏怖によりSAN値チェック。

成功→1d3の減少

失敗→1d10の減少


そのまま向かい合わせで立ち数分。

目の前の生物はすぅっと消えてしまったのだった。



・お化け屋敷


小さめのお化け屋敷。なぜかそこだけBGMがかかっていない。

静かな雰囲気が逆に恐怖心を掻き立てた。


コインの枚数を1減らす。


中に入るとそこは病院だった。

探索フェーズに入る。

すべて探索すると次の場面に行ける。

探索できる場所↓

・受付

・待合室の椅子

・受付に立っている看護師の格好をした人形


・受付から得られる情報

床に大きな紙が一枚落ちている。

そこにはいかにも子供らしい絵で遊園地の絵が描かれていた。


・待合室の椅子から得られる情報

椅子の下に写真立てに入っている写真が落ちている。

それに映っているのは幼き日のHO1とHO2だった。

HO2は病室らしき場所のベッドに寝転がっている。


・人形から得られる情報

人形の襟元からはらりと一枚の紙が落ちる。

それはカルテで、「HO2 夢遊病」と走り書きがされてあった。


NPC

奥へ歩くと小さな子供がいた。

「あのね、馬のぬいぐるみがね、見つかんないの。一緒に探してくれない?」


_一緒に探すと言った場合_

近くの馬のぬいぐるみに小さな毬が入っていた。

それを見つけ子供に渡すと満面の笑顔で「ありがとう!これあげるね!」とコインを一枚くれた。

無事に脱出。


_一緒に探すのを断った場合_

子供は俯き「なんでよ…酷い」と言う。

すると何かガラガラと音が聞こえた。

後ろを見ると今まで歩いてきた通路が壊れている。

ここが壊れるのも時間の問題。

回避を-10(走りながらのため)して振る。

成功→2人とも無事に外へ出ることができる。

失敗→HPを1d3減らす。



・観覧車


大きな観覧車だ。遊園地全体を見まわせそう。

いたって普通の観覧車。


コインの枚数を1減らす。


観覧車に乗ると、そこは病室だった。

その病室には見覚えがある。

いつの間にかドアの向こうは廊下になっていて、その奥から小さな子供が走ってくる。

それは幼き日のHO1だった。何かプレゼントのような物を後ろ手に抱えている。

幼きHO1はあなたたちが見えないかのように自然に部屋に入ると、カーテンの閉まった一つのベッドに駆け寄った。


HO1「入ってもいい?」


カーテンの向こうから「良いよ!」という声が聞こえ、HO1はカーテンを開ける。

そのベッドに寝ているのは幼き日のHO2であった。

近くのミニテーブルにはうさぎのぬいぐるみが置いてある。


HO1「今日ね!HO2にプレゼント持ってきたの!」

HO2「プレゼント!?何々!?」

HO1「じゃじゃーん!開けて!」


HO2がプレゼントを開けると中からは馬のぬいぐるみと金色のコインが入っていた。


HO2「可愛い!けど…何これ?」

HO1「ぬいぐるみはね、僕(or私)とのお揃い!こっちのコインはこの前作ったの!」

HO2「HO1が!?凄いねぇ!」


そんな思わず頬が緩んでしまいそうな会話を続ける2人。


HO2「僕(or私)ね、いつか退院したらね、遊園地に行きたいの」

HO1「遊園地?」

HO2「そう!おっきなね、ジェットコースターとかメリーゴーランドとか!」


キラキラと目を輝かせそう語るHO2。

そんなHO2を見てHO1はこう言った。


HO1「じゃあ作ろうよ!」


そして2人は会話を二言、三言交わし大きな紙にいろんなアトラクションを書き始めた。

ジェットコースター、メリーゴーランド、ミラーハウス、お化け屋敷、そして観覧車。

入口の前には笑顔の2人とうさぎのぬいぐるみが描かれている。

そこで目の前が暗転し、気づけば出口の前に立っていた。



3,エンディング


うさぎのぬいぐるみは言う。


「この世界から脱出するには絵を破らないといけないんだ!持ってる?」


お化け屋敷で見つけたあの絵のことだろうか。

出して見せると「そうそうそれそれ!」と大きく頷く。


「じゃあね、2人とも!ずっと見守ってるからね!」


持っている絵を破る。

すると頭がくらくらとし大きなめまいと頭痛がした。

気づくとそこは病室で、PL2人はベッドで気を失っていたらしい。

近くのミニテーブルにはうさぎのぬいぐるみが置いてある。

先ほどのことはすべて夢だったのだろうか。

そう思いながら起き上がると、ポケットに硬さを感じる。

そこには、あの金色のコインがあった。


~シナリオ終了~





あとがきのような何か

作者です。

初めて書いた処女作シナリオです。

まぁちょっとグダってるとこはご愛嬌ということで。

夢遊病は「夢」が入っているためかけただけです。


遊んでくれたら嬉しいな…とか…!

この作品はいかがでしたか?

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