それでは
どうぞっ。
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やばい、やばい!!
私、隅谷百花。盛大にやらかしてます。
美術の授業があるのに絵の具を忘れるという失態をしでかしてます。
誰かに借りたいんやけど、ゆずのとこまで行くと時間なくなるし、、…
桜花はそもそも持ってないやろうし、。
💙「あ!!!そこの金髪ちゃん!待って!!!!」
🧡「!?、私…?」
💙「そう!今絵の具持っとらん?」
🧡「まあ、あるけど、」
💙「ちょ、貸してくれん!?」
🧡「別いいよ、どうぞ、」
💙「ほんま助かったーー!!明日返しに行くわ!」
💙「あ、名前!!うち、百花!!覚えとってね!」
🧡「分かった、百花ちゃんね…私は鶴屋美咲。」
💙「またねー!!!!!」
すごい金髪似合ってたな、いいな〜
美咲ちゃんのおかげで先生に怒られずに済んだしラッキー!!
ーーーー
翌日
トイレ行ってから返そ〜っと。
あれ、なんかトイレの中で声がするんやけど。
『マジでさ、イキって金髪にしてんの。』
『大して似合ってもないのによ。』
『しかも、あの人気な百花さんと話せてんのまじムカつく。』
『聞いてんのかよ、“鶴屋美咲“!!!』
バコン!!!
💙「何やっとるん?あんたら。」
『へっ、?…どうして百花さんが、』
💙「いや、うちの質問に答えてや?」
💙「何やっとるんって聞いとるんやけど。」
『あのさ、邪魔しないで。』
『ちょっ、ばか!!』
💙「なんであんたらの為に他のトイレを探さないといけないんだよ。」
『は?』
💙「今でも、そういう系の人いるんだね。すごいわ。」
💙「ごめん、どいて。」
びしょびしょになっている鶴屋美咲が床にぺたん、と座り込んでいた。
💙「風邪、引かんように。」
そう言って、ジャケットを着させる。
『いい加減にしろよ。』
💙「マジ、邪魔。」
ぼこっ
💙「よし、あんたらから手出してきたんだから容赦せんで。」
あ、やりすぎ?
ま、いっか。
💙「美咲ちゃん、大丈夫?」
🧡「私は、大丈夫。でも、口がっ、」
💙「そんなのすぐ治る!!笑」
💙「私に着いてきてくれるやんな?」
🧡「え、ちょ、待って」
💙「先生には言ってあるよ、笑笑。」
💙「後、絵の具ありがと。助かった!!」
🧡「う、うん。」
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