prtgが書きたい.ᐟ.ᐟだから書く.ᐟw
tg視点
tg ねぇ、ぷりちゃん
俺は、夕暮れの校舎裏で、
走り寄るぷりちゃんを見つけた。
pr ……ちぐ、待たせたな
息を弾ませながら、
それでもぷりちゃんは、ふわっと笑った。
tg ううん、俺も今来たとこ
そんなありきたりな嘘をつく。
ぷりちゃんが、疲れた顔してるの、すぐわかったから。
俺たちは、無言で並んで座った。
オレンジ色の光が、世界を染めていく。
pr なぁ、ちぐ
tg ん?
pr これ、受け取ってくれへん?
ぷりちゃんが差し出した、
真っ白なタスキ。
tg これ…?
pr 俺、ちぐのことめっちゃ、好きやねん
時間が、止まった気がした。
tg ぷりちゃん…
pr でもな、すぐそばには、おられへんかもしれへん
pr 俺、転校するんや
言葉が、出なかった。
pr だから、このタスキに、俺の全部込めた
pr ちぐが寂しいときも、辛いときも、これ、持っとってほしい
ぷりちゃんは、笑った。
だけど、どこか、さみしそうに。
tg 俺、そんなの、嫌だよ、っ
涙が、こぼれそうだった。
pr なぁ、ちぐ
pr また、渡すから、今度は、ちぐから俺に
タスキを、未来で、また繋ぐんだ。
俺は、震える手でタスキを受け取った。
ぎゅっと、胸に抱きしめる。
tg ぷりちゃん
pr なんや?
tg 俺も、ぷりちゃんのこと、だいすき
涙まじりの声で言った俺を、
ぷりちゃんは、そっと抱きしめてくれた。
あったかくて、
でも、どこか、遠い未来の手触りだった。
それから、
俺たちは違う場所で、生きることになった。
だけど、
俺の胸には、今もタスキがある。
そして――
あの日と同じ夕暮れの空の下で、
俺は、もう一度、ぷりちゃんにタスキを渡す。
tg ねぇ、ぷりちゃん
今度は、
笑いながら。
結構いい感じに出来た.ᐟ最後は再会出来たって事です.ᐟじゃあおつ主~.ᐟ.ᐟ.ᐟ
コメント
8件
レベルが桁違いになってきたねぇ、
お‐… 素晴らしすぎますね