テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
■事務所様、ご本人様、関係者様とは全く関係ございません。
■GⓉΛネタ 秘密結社lr受け
■精神を送るゲームとして扱っています。
■複数人出る時のみセリフの前に lr など表記します。
□どういうルートに持って行くか悩みに悩んで決まったので久しぶりの更新です。現実世界でのやり取りもあるからなと変に現実的なことを考えた結果、一旦…っていうね。
□しかしいつ年齢制限入るんだこの話(設定的にいつか入るもんだと思っているけど全然入らない)
発情というのは厄介なものだ。
思考がまとまらず、己の身の扱いでさえも上手くいかなくなる。
am「ローレン、大丈夫?」
lr「……駄目かも」
vn「流石に誰にも会わなくて済むような場所は無いけど…」
座り込み、ぼーっとする俺の身体をあまり刺激を与えないように気を付けながら支えてくれるアマル。
バニは外から俺の姿が見えないように出口に背中を向けて俺を隠すように座ってくれる。
うーん…良い男たち…とか言ってる場合ではないことは分かっている。
am「あぁ、空き家は探しておいたから問題ない。ヘリ出してそこに向かうよ」
lr「えっ…そんなん用意してたん?」
am「必要でしょ。俺を選んでくれても、他の奴を選んでも案内するつもりだったよ」
えっ、何こいつ…デキる男…?
てか、選ばれてもそうでなくてもってことは…完全に100%俺のために用意した家ってことやん…!?
リアルの世界じゃないとはいえやりすぎだろ~…!?
am「なるせ がいないのは多分見られたくないからとか、そういうことでしょ?連絡は…必要ないか」
いや、デキる男?
am「隣に座ってもらうのが一番ではあるけど、もし他にヘリ乗ってる人がいて顔見られるのは嫌だよな…うん、後ろに乗ってもらおう。ドアも閉められるしね」
デキすぎる男マ?
何でこいつは俺を好きなの?
vn「護衛をって思うけど、大袈裟すぎて逆に不自然だからやめとくよ」
am「うん、それでお願い」
バニが誰にも会わなくて済むルートを見つけて屋上まで連れて行ってくれる。
アマルが出したヘリの後ろに乗り込み、イスに腰をかけてそのまま横に倒れる。
am「少しだけ我慢してね」
lr「うん…」
アマルに頭を優しく撫でられ、その気持ち良さにうっとりしてしまう。
あぁ…俺はこれから本当にアマルに抱かれるのか…。
その方向に意識を取られていたから気付かなかった。
気配を消した誰かが、俺たちが出発するのをずっと見ていただなんて。
・
・
・
後ろにローレンを乗せて移動を開始する。
am「…」
話し相手となるローレンが後ろにいるからというのもあるが、口を開く気になれない。
空に出てから嫌な予感が纏わりついているような気がして仕方ないのだ。
am(大袈裟でも何でも、バニに護衛頼むべきだったかな…あとはローレンが嫌がっても なるせ を呼ぶべきだったか…?)
前方からゆっくりとこちらに向かってくる一台のヘリ。
すれ違って終わり…であってくれればいいんだけど。
まぁ…
am「無理だよなぁ…!んな涼しい顔して座ってんなって!」
運転席と助手席に、小柳ロウとエクスアルビオの姿が見える。
気付いた時に回避行動を起こそうとしても遅い。
小柳の口元が小さな弧を描き、直後、俺たちのヘリにアタックしてくる。
lr「う゛わっ!?えっ、何!?アマル!?どした!?」
am「何処かで監視されてたっぽい!アタックされた!!」
lr「はぁ!?監視!?アタック!?誰に!?」
am「小柳とエクスアルビオだよ!」
そう答えれば、小さな声で「…何で?」と呟いた。
やっぱりあの時、エクスアルビオとの会話を止めておいた方が良かったんだ。
でも、あの時点でローレンに警戒させておくのは難しかったし、何よりローレンはエクスアルビオに対して強い信頼を持っているから。
あぁ!何を考えたって意味が無い!
とにかく今はここを耐えて逃げ切るしかない!
ru「いますよね~。後ろに、ロレさんが」
ex「俺たち、ローレンと話したいだけなんだよ。だから渡してもらえる?」
am「突然アタックしてくるようなギャングには渡せないかな!」
小柳のヘリ操縦がむかつく程に上手い。
回避しても回避しても喰らいついてくるし、一瞬でも隙が生まれればそこにアタックを仕掛けてくる。
まるで狩りを楽しむ猛獣のようだ。
ru「渡してくれないなら、落とすしかねぇんだよなぁ!」
ex「こわ~。俺こんな荒々しくやれないよ」
ru「ははは!流石に嘘でしょう、それは」
ex「あ、分かった?」
焦っているのはこっちだけ。
このままではヘリが墜落してそのまま死亡してしまう。
せめてローレンだけでもどうにか…
そう思った時だった。
lr「いい加減にしろ小柳!エビオ!!」
ローレンが大きな声をあげる。
それには小柳も流石に仕掛けようとしていたアタックを止めてしまう。
lr「俺が狙いっぽいけど、何の恨みがあってこんなことしてんだ!?なんか報復されるようなことしたか!?」
am「ローレン、無理しないで」
lr「してた…んなら、謝る…!だから、今だけは見逃してくれ!後で必ず、絶対に謝りに行くから!」
いや、ローレンが何かしたわけではない。
俺と なるせ の行動が結果的にローレンを追い詰める展開に持って行ってしまっただけだ。
向こうも同じことを思っているのだろう、こっちを見る瞳は冷たい。
ru「ロレさんが謝ることは何もないっすよ。むしろ運転席にいるアマルさんとか、なるせ さんが原因みたいなもんなんで」
lr「……ど、どういうこと?」
ex「俺たちより先にローレンのバグを知っただけなのに、俺たちと同じようにローレンを好きなくせに、まるで俺たちを悪者扱いするかのように警戒してきたからさ。ギャングだからとかそういうのじゃないんだろうし、それならまぁ、奪うしかないじゃんって小柳と二人で話したんだよね」
lr「………俺を…好き…?本当に…そうだったの…?」
あの二人は間違ったことを言ってはいない。
am「……俺は、こういうの、ローレンは誰にも知られたくないって思うタイプだと思ったから今までのような行動をとって、少しでも外部に漏れないようにってしてきたけど…まぁ、そうだよね。バニが不服そうにしてるの見て思ってはいたんだよ。変な正義感出して、こんな、色々な人が不満を感じるような方向に持ってきたのは俺たちだなって」
lr「アマル…お前は俺のためにやってくれただけで、悪いことなんて何もしてないだろ…」
am「どうだろう。バニにあんなことを言って、俺はただ優越感に浸っていただけなのかもしれないって、このポジションを手放したくなかったのかもしれないって、今はなんか、すごく思ってる」
lr「アマル…」
分かってる。
俺がここでこうやってヘコんでたら、それこそローレンを更に傷つけてしまうって。
このまま逃げようとすれば小柳は再びアタックをかましてくるだろう。
でも、ローレンをあの二人に渡したくはない。
でも、ローレンが危険な目に遭うのは嫌だ。
あー、後で なるせ にめちゃくちゃ怒られるかもしれないな。
でも、これしか無いって。
am「分かった。どこかに降りて話でもしようよ」
・
・
・
アマルさんが話合いの場を設けてくれるらしい。
多分、こういう時のあの人は裏切るようなことはしないだろうから信じてもいいだろう。
現に、俺たちがヘリを見失わないようにゆっくりと進んでくれている。
ex「警戒してたね~」
ru「そうっすね」
面を付けていても分かる。
アマルさんは今までの自分の行動に申し訳なさを感じているだけ。
俺たちへの警戒は一切解いていない。
普通なら、俺とエクスさんは「あんなことを言っておいて」とアマルさんを更に責めることが出来る立場だろう。
それをしなかった理由は、俺もエクスさんもよく理解している。
ex「間違えてはないんだよね~」
ru「そっすね」
ex「いやしかし、この展開は流石に予想してなかったな」
ru「なるせ さんが相手だったら多分予想してた通りのルートだったでしょうね」
そう。
アマルさんもロレさんも自分たちが正しい選択をしたことを俺たちは知っている。
あの人たちは気付いてないだろうけど。
ex「あんな家用意して、奪うとか、堕とすとか言って組まれた関係ではあるからね」
ru「手錠まで用意してね」
前を行く二人に聞こえていないのをいいことに俺とエクスさんは笑う。
和解できるならできた方がいい。
こっちが動きやすくなるだけだ。
俺たちもロレさんに近付けるようになって触れられるようになるならそっちの方が全然いい。
安心して時間をかけて俺に堕とすことができるようになるから。
ru「変なこと言わないでくださいよ、エクスさん」
ex「変なこととか言ったことないよ」
ru「ははは、本当に嘘ばっか」
さて、上手く共同戦線張れるように頑張りますかね。
ex「上手く進んだら、そこから遂に小柳との勝負が始まるのか~」
ねぇロレさん。
どうか俺に堕ちて。