TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

2017年8月の連休日、僕は家族3人(父親は坂川光孝 母親は坂川尚美 子供は坂川満)で埼玉県秩父市の長瀞ライン下りを楽しんでいた時のことだ。ライン下りをしている途中船の中に毛虫がいることに気づいた子供は…。満「わっ!毛虫が船の中に~」子供は思わず立ち上がって川の中に落ちてしまった。父親「満ちゃん、今助けてやるからな、舟頭さん!息子が川に落ちました。」舟頭「なんだって、分かりました。すぐに警察に連絡をします。」母親「息子は警察が来るまでの間どうなるんですか!」舟頭「緊急用のライフジャケットを着用いただいていますので溺れる心配はありません。」舟頭が警察に電話をかけてる間に子供はどんどん川に流されていった。

20分後、子供は川岸から河原に流れ着いた。満「疲れた〜どうしようかなぁ、」子供は川岸沿いをとぼとぼ歩いていると川の中で、大人びた少女が一人で立っていた。

その少女は、生まれたての赤ん坊のように着衣をきておらず、頭に幾何学的な紋様のくしを挿し、おまじないを唱え、川を流れ続ける清らかな水を手慣れた様子で身体に掛けていた。子供は助けを求めるためその少女に声をかけた。

満「あの〜ぼ、僕はその、川に流されてしまって、此処が何処だか分かりますか?」少女「キャ〜いゃ、なんで此処に男が居んのよ、信じらんない。」満「す、すみません。」少女は、女の子として素のままの姿を異性に見られた恥ずかしさ、自分の裸を見られたことに対する憤りという2つの気持ちを抱かせていた。少女は騒ぎ始めるとふと何かに気づいた様子で子供に話しかけた。少女「あなたが私の姿を見た事は異世界人と触れ合ってしまってはいけないというルールに反するわ、よってあなたは口封じされるのです。」満「あっ、あの、どういう意味ですか?」少女「問答無用!」少女はやや押さえていたはらわたの怒りを表情に描き出し、強い口調の言葉を言い放った。そして少女は子供に対して青白い光を指先から発射した。満「ぎゃー何これ、何これぇ〜!」青白い光が子供に命中した瞬間、子供の体は硬直して動けなくなる。満「ど、どう言う事ですか?これは、」子供は少女に震えた声で問いただす。子供が体の硬直に戸惑っていると少女は指を鳴らす。その瞬間、再び青白い光が命中し子供は失神した。失神する瞬間に少女は子供にこう言った。少女「貴方にはこれから私の裸を見た罰を与えます。今後はこれに懲りて二度と女の子の裸を見ようなどと破廉恥なことは思わないように!いいわね?」

次に目を開けた時、坂川は見知らぬ場所で立っていた。気付いた時は周囲に広がる光景を見て息を呑んだ。なんと視線の先には燃え盛り黒煙を上げる無数の建物があった。紅に染まる光景の中、開いた口が塞がらずポカンとマヌケに口を開いていた。周囲には木造の建物が崩落している様や荷物を背負って急ぎ足で去る青年の姿があった。そんな中、坂川は呆然と突っ立っていた。満「痛っ!」

いきなり坂川の肩に強い衝撃が走ると呻いて石畳に尻もちをついた。中年「イテェなぁ、おい!」頭を上げると立派な中年オヤジが鬱陶しげに見下ろしてきた。満「す、すみません!!」イカつい顔でジロリと見られ、ビクッと怯えておずおずと謝る。満「本当に…すみませんでした!」坂川が思いっきり頭を下げるのをみた中年はフンッと鼻を鳴らし、最後に唾を吐き捨てて足早に去っていった。坂川は中年が通り過ぎるまで体をビクビクと強張らせていたが、中年がいなくなると安堵の一息を吐いて全身の力が一気に抜けた。ふいに坂川が周囲を見渡すとそこは大通りだったようで周囲は開けていて、多くの人が行き交っていた。とはいえ、今は一方向へ人が雪崩を打つように向かっているようだった。満「これってあれか、地震にあって街が大火に包まれたってパターンなのかな?」坂川はそう言うと首を傾げて思い悩んだ。満「まぁとりあえず危ないんで立ち去っておこうっと、」坂川はその人混みの流れをみて、その先に避難所があるのだと思って駆けていった。

坂川は人混みに紛れてひたすら走っていた。その道中、何処からか爆発音のような重低音が響いてきた。満「ん?なんだこの音、何かが何処かで爆発した的な感じなのは分かるんだけど…」坂川は重低音が響いてきた方角へ足を向け段々近づいていく。坂川が慎重に歩を進めて、発信源の方を注意深く観ていこうとすると重低音の発生源の方向から「クアッ、クアッ カァッ、カァッ」という鼓膜をつん裂き、反響するレベルの大音量が響いてきて、坂川は両手で耳を塞ぎ耐えようとした。だが大音量を防ぎ切る事はできず耳を塞いでいても脳内で反響し続けたり、残響が共鳴し合ったりしている。坂川はそれらに耐えつつ頭を抱えようとした。坂川は大音量の原因が現れるまでの間、脳内で残響し続けたり、反響しあったりしている余波に気を取られつつ慌てて周囲を見渡すとふと何か得体の知れない気配を感じた。最初は自分が疲れているせいで幻覚を見ているのではないかと疑ったが、何度目を擦っても影は消えなかった。それどころか徐々に距離が縮まっているようにすら感じる。坂川の腰くらいの大きさの丸い影で、その影は一定の距離を保ったまま付いてきているように思えた。ただこの影の正体が何なのかは分からないし、そもそも本当に存在するのかも分からないので不思議に思ったまま警戒することにした。それともう一つ言えることはこの影がファンタジー的な要素をもったナニカである可能性が極めて高いということだ。なぜそう言えるのかというと坂川は先程から似たような体験を何度もしているからだ。そこで坂川は立ち止まって後ろを振り返ってみると重低音が聞こえてきた方向に燃え盛った建物同士の間から薄暗い路地裏が見えた。そこから黒い塊がゴキブリのように俊敏な動きでシュバっと現れて一瞬で駆けていく。他にも同じような見た目の個体が続々と現れて、辺りは一瞬で物々しい雰囲気となった。路地裏の向こう側にはまだ地平線まで続くかのような大群を成した獣達が蠢いている。もしあれらが人混みに乱入すればいずれ大多数の人々が獣に蹂躙されるのは自明だった。それにしても何処から湧いてきたのか不思議に思うくらい大量の獣達が大通りまで迫ってきている。体毛は黒曜石並みに黒く、目は眼光が輝く程に赤い。まるでライオンとクマを足したような生物だ。その生物は雷鳴のような力強い唸り声を轟かせ、異様に発達した牙と爪がギラついて夜の闇に浮かんでいる。その姿には物語に登場する魔王さながらの人々の本能を煽る圧倒的な恐ろしさがあった。そんな見た目に呆然とさせられる人々を置き去りにして獣達は規格外の跳躍力で人混みに突っ込んでいく。そして振り抜かれた鋭い爪の一撃は文字通りの惨劇となった。鋭い爪を剥き出しにして前から振りかぶるように人々に襲いかかった獣はたった一撃で十人を蹴散らした。肉片が飛び散り、血糊が吹き飛び悲鳴が聞こえる。すると血糊を浴びたり、肉片が頬に付いたりした人々がパニックになって勢いよく走っていく。その結果、あちこちで他人との衝突トラブルが起きて混乱に拍車を掛ける。そうでなくとも人々はたった一撃で十人もの人間が被害にあったという事実に衝撃を覚え、誰もが慄き、恐怖する。このままいけば瞬く間に骸の山が大量にできるだろうと誰もが容易に想像し、最悪の未来を予想した。だが何か行動を起こす間もなく先頭を駆ける獣の一群は既に爪を振りかぶり追撃をしようとしていた。坂川は体中を駆け巡る恐怖に身を任せ、あてもなく走り続けた。

獣達が見えないところまで走って来た坂川はゼイゼイと息を吐いた。遠くへ逃げ切った時、体力を消耗して息切れを起こしていた坂川は周囲を見渡すと真っ暗な夜景が続いていた。

そして息を整えて「あれ、ここはどこだ?クッソ、暗くてなんだかよく分からない。」と最初の一声がこれだった。坂川は怪我した時の痛みと体力の消耗で覚束ないながら這いずるようにノソノソと足を踏み出した。辿々しい足取りで「いったい何が起こったんだ?…いゃそれよりもここはどこなんだろうな、」と言って周囲を警戒した。

先ずはあまりの異常事態に騒がしくなっている自分の感情を落ち着かせる事を優先し、異常事態が発生してから一歩も動かずに暫く立ち止まっている事にした。坂川は思案して、一呼吸置くと自分が今居る場所をゆっくりと見回した。そもそも坂川はこの間、色々な事が有り過ぎた為自分が今何処にいるのかなどちゃんと確認していた訳ではなかった。これで近くに妖怪や幽霊の類いが居たらと想像しただけで体中に悪寒が走って止まらない。そんな悪寒に包まれながら坂川はゆっくりと周囲を見回すが幽霊は疎か誰もこの場所には居なかった。坂川は周りには誰も居ない事を理解した直後、感情が込み上げてきて空を見上げた。

暫くしてこの時、初めて自分が泣いている事を自覚した坂川は左手を目元に当てて涙を拭おうとしたりと慌て始めた。満(あぁもう、なんでこんな時に…速く涙を止めないと誰か来ちゃうかもしれない。)さすがに誰がいつどの時間帯に自分の近くに来て遭遇するのかすら分からない状況で、泣き続けている訳にはいかないのだ。だが一度切れた糸は戻らず、坂川が意識的に抑え込んでいた無力感、怖さ、不安などの感情も怒涛の勢いで抑え込める限界量を超えて遂には耐えきれなくなる。

満「うっ……ぐすん……ひくっ……」泣き声が漏れないように必死に手で口を塞ぎながら泣く坂川。

満(なんで僕ばっかりこんな目にあわなきゃいけないんだよ!)心の中でそう叫ぶと更に悲しくなったのか嗚咽を漏らしながら本格的に泣き出してしまった。

満「……うぅっ……..くそぉ」

その言葉が口から漏れると、同時に涙を拭い続けるもう片方の手の動きが止まる。直後、堰を切ったように嗚咽混じりの声が出る。満「なんなんだよ!僕が何したって言うんだ!」そんな事を言っても誰も答えてくれない事ぐらい分かっていた。だが、それでも言わずにはいられなかった。今まで溜め込んできたものを吐き出すかのように声を上げる。満「僕はただ普通に生活してただけじゃないかよ……」そう言いながらまた泣き出す。もう自分じゃどうしようもないくらい気持ちが爆発していた。「なんで僕だけこんな目に遭わなきゃいけないんだ」「僕は何も悪いことなんてしてないじゃないか」「誰か助けてくれよ」「お願いだからもう嫌だ」坂川は感情を吐き出すように言いたい事を言いまくった。

満「……はぁ〜どうしてこうも僕はダメなんだ、どうしたら僕はこんな自分を嫌いにならずに済むんだろうか…」坂川は震える声で呟いた。だが、返事は無かった。坂川は暫くの間涙を流し続けた。

この場所に来てから泣いたのはこれが初めてだ。だが、泣くつもりなどなかった。泣きたい気分ではあるが、それでも泣きたくは無かった。しかし今泣いているのだから意味がないと自嘲し、自分の精神の脆さを恨んだ。満(こんな事なら意地なんて張らなければ良かった、)心の中でそんな後悔をする。しかし今更泣いてしまったのは仕方ない事だと思い、「うぅっ……くそっ……また泣いてしまって悔しくないのか此畜生!」泣きながらそんな悪態をつく。泣き止んだ後は自分が今、どれだけ不安だったのか思い知らされた。満「うっ……ぐすん」満(もう嫌だ……。誰か助けてよ……)

自分にはもうどうすることもできないと分かっていても、それでも何かせずにはいられないという気持ちが心の中で暴れる。

しかし、結局何もできずにただ泣いているだけしかできなかった。

満「うっ……」坂川は自分の頬を伝って流れる涙を止める事が出来なかった。しかし、この空間には誰もいない。誰に気兼ねする事もなく声を上げて泣いた。しばらく泣いていると次第に落ち着きを取り戻してきたのか、自分の置かれている状況について考える余裕が出てきた。すると何故か安心感が体の芯を貫き、河原でビーム光線を当てられてからというもの全身に根を張り続けていた警戒心を解いてゆく。

満「……助けてよ」その言葉を最後に坂川の中で何かが壊れた音がした。満「何なんだよ……」そう呟くと更に涙が溢れてきた。満「……うっ……くぅ……」ガラガラ声になりつつも泣き続ける坂川だが、その涙を拭ってくれる人は居ない。暫く泣いていると嗚咽は次第に小さくなり、最後には渇いた喉から出る荒い咳へと変わった。坂川は泣き疲れてゲホッゲホッと咳をして頬に赤い涙の跡が残った。

向かった先には壊された大きな桟橋があり、崩落したのであろう黒く焦げた木材が水に浮かんでいたり、石材が川底から突き出していたりしている。それを見た坂川は戸惑ったがよく見ると人々は桟橋の隣りにある漁港らしき港から小舟に乗って出港していた。人々は船着場にて行列に並んで小舟に乗る順番を待っていた。その結果、大勢の人集りができてなかなか前へ進めないでいた。坂川は桟橋に上がり、行列の最後尾に並んだ。行列は進み、やがて坂川の番が来た。桟橋の船着場の前には小舟が浮かんでいて、船頭らしき男が一人乗っていた。その小舟には屋根があり、椅子が備えつけられていた。どうやら手漕ぎの小舟で対岸まで渡るらしい。坂川は「よっこいしょっ」と声かけをしていそいそと、小舟に乗った。船頭はオールで水を掻きながら桟橋から離れていく。徐々に船着場から距離が離れ、遠くなっていく。小舟に揺られながら、坂川は小舟から見える景色を眺めた。どうやら見た感じは他の船も似たようなものだ。

やがて小舟は桟橋から離れて、流れのある川の真ん中くらいのところまでやってきた。周囲には他の船が浮かんでいた。その船の甲板から手漕ぎの小舟に乗り換えて対岸へと向かう人々もいた。どうやらこの船はそういうこともできるらしい。「なるほどな」と坂川は呟いた。そして彼は対岸の辺りを見渡した。対岸にも船着場があって、その周辺には人々が並んでいた。坂川と同じように小舟に乗ってくる人々もいるが、桟橋辺りから見物している野次馬も多い印象だ。「あそこか!」と坂川は歓喜の声を上げた。やがて小舟は対岸へと到着した。彼は船頭にお礼を言ってから船を降りた。そして再び周囲を見渡した。そこには先程見たような行列はなく、ただ人が疎らに歩いているだけだ。まばらに立っている人々は皆一様に安心感と疲労感を感じさせる表情をしていた。坂川はその人々の中に紛れていくと行列に並んだり、小舟に乗って対岸まで渡ったりして、様々な人々や場所を見た。人々は皆それぞれ異なる行動をしていて、また同じ行動をしている者も多かったが、それでもやはりどこか皆んな哀愁を感じさせる顔をしていた。坂川は様々な場所を巡り歩いた。ある人は行列に並び、ある人は小舟に乗り対岸まで渡ったが、またある人はただそこで立っていた。人々はそれぞれ異なる行動をとっていたし、同じ行動をしている者も多かったが、やはりどこか皆んな哀愁を感じさせる顔をしていた。そして彼らは一様に「何が起こったんだ?」と疑念を浮かべているようにも思えた。坂川にはその人々の気持ちがよく理解できたし、共感できた。彼はこの見知らぬ土地で孤独を感じていたからだ。しかしそれでも坂川は自分が抱くこの感情は他の人とは違うものだと自覚していた。坂川は様々な場所を巡り歩いたが、やがて彼はある場所に辿り着いた。そこは大きな広場だった。その広場には大勢の人々が集まっていた。人々は皆一様に同じ方向を向いていて、その表情はどこか安堵しているようにも見えた。坂川も彼らの視線の先へと目をやった。そこは大きな避難所のような施設だった。施設には修道士に似た服装を着た人達が慌ただしく右往左往していた。どうやらこの修道士達が施設を管理しているみたいだ。坂川は施設の入り口へと近づいていった。入り口には武装した兵士のような者達が立っていて、中に入る人々を検査していた。しかし彼らは特に何かを尋ねることもなく淡々と人々を中へ通していく。どうやら身分証明書の類いは必要ないようだ。「やっぱりこの場所は異世界ファンタジなんだなぁ」と坂川は思った。坂川は修道士達に連れられて建物の中へと入っていった。建物は天井が高く広々とした空間で、大勢の人々がいた。そこには椅子やテーブルが置かれていて、人々はそこで食事をとっていたり、談笑していたりした。坂川は修道士達に連れられて、ある一角へと案内された。そこには大きなテーブルがあり、その上には食事が並べられていた。「どうぞお食べください」と修道士の一人が言ったので坂川はそのテーブルにつき、食事をいただくことにした。その食事はパンやスープといった質素なものだったけれど、それでも空腹だった坂川にとってはとてもありがたいものだったし、何より美味しかった。こうして坂川は異世界での初めてとなる食事をゆっくりと堪能したのだった。そして食事をとりながら坂川は修道士から様々な話を聞いた。その話を要約するとこうだ。まずこの世界は「システア」と呼ばれ、地球とは異なる世界であるということ。そしてこのシステアには現在、魔王と呼ばれる存在がいて、人類に対して戦争を仕掛けているということ。そしてその戦いが現在行われている最中だということだった。またこの世界には魔法が存在していて、人々はそれを使って生活をしているということだった。さらに言えばこの世界での通貨は「ゴールド」であり、1ゴールドで10円くらいの価値があるらしい。つまり1ゴールドで10円くらいの価値ということだ。坂川は修道士からさらに詳しい話を聞いたり、また実際に魔法を見せてもらったりした。そして最後に彼は「このシステアは地球とは全く別の世界であり、自分は異世界に転移してしまった」ということを強く認識した。

妖術をかけられて

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

23

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚