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ツイステ×ヒロアカ
・ツイステ沿い+オリジナル
・【重要】物間愛され
・オリキャラ無し
・【重要】うろ覚え
・【重要】私は♤推しです。
それでも良ければ🙂↕️
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あれ…僕いつの間に寝てたんだ?
多分課題を終わらせるために深夜まで…まて、ということはまだ課題を終わらせられてないのか?嘘だろ、明日小テストだっ、て…のに…?
何だこの場所、暗すぎてなんにも見えない…夢じゃないのか?夢にしては現実味を謎に感じてしまうな…
ッ痛、絶対夢だと思って強く頬を引っ張り過ぎた…嘘だろこれ、現実なのかよ、取り敢えずこじ開けるしか…やけに熱い……?!
「ギャーーーッ何でお前起きてるんだゾ?!」
「・・・は?」
何だこの狸
耳に蒼炎、口からも蒼炎、ということはこれの個性は蒼炎に関係するモノ…?そういえばヴィランにも全く同じと言って良いような個性持ちが…
「狸がどうして炎を…」
「フナァァァァァ!!狸じゃないんだゾ!グリム様なんだぞ!」
「グリム?」
周りを見てみれば沢山の浮いてる棺桶があった…そして浮いてる狸。あの蒼炎だけではなく、浮遊も使えるのか…?複数持ち?
「まぁいいかニンゲン!オレ様にその服を寄越すんだぞ!!」
「どうして?」
「さもなくば…丸焼きだ!!」
「熱っ」
体育祭の彼の炎には少し及ばないか、だがその小さな体でよくそんな炎に耐えられるな。
「ちょっと君、初対面の相手に向かってその対応はあんまりじゃないか〜!」
「フナっ!!熱いんだゾ!クソッ!邪魔何だゾォォォ!」
どさくさに紛れてグリムの個性をコピーし、炎の壁を作る。炎の主な使い方は彼のを見て大体は掴んだ。
取り敢えずここから逃げないと。
とは言ったものの、金色の西洋のような柄がついてる黒いローブ?少し動きづらい、だがいつこの服に着替えたのだろう。此処に来る前はラフな格好をしていたはずなのに…
長い長い廊下を突っ走り、やっと中庭に来たと思ったら、夜なことがわかった。そして、しばらくして図書室のようなところについたみたいだ。
「フナッ…もう…逃げられないんだゾ!!」
「ははは、君自分の炎に負けてるの?自分の個性なのに???いや〜!ほんと面白いなぁ!」
「フナァァァァァ!!!もう怒ったんだゾ!!これでもくらえ!!」
流石に此処で炎をやられたら周りを巻き込んで炎が燃え盛る、一体どうしようか…
「ッ痛いんだゾ!!何なんだこの紐!!」
「紐ではありません!愛の鞭です!
はぁ、やっと見つけましたよ…今年の一年生は破天荒っぷりが酷すぎます…ほら、貴方であと1人ですよ。早く鏡の間へ」
「鏡の間…?1年生…?何のことですか?」
「ここはツイステッドワンダーランドにあるナイトイレブンカレッジ、ここには黒い馬車に選ばれし者達が通う魔法育成学校です。貴方のところに黒い馬車は来ませんでしたか?」
「そういえば…うっすらと見えたような。」
「そう、それです。たまに黒い馬車の転移魔法によって記憶が混雑する場合があります。きっとそれでしょうね、大丈夫です!何も可笑しいことはありませんよ!」
「まってください、魔法?つい…なんちゃらランドって何ですか?この獣は何なんですかね?」
「え、つい貴方の使い魔だと…ちがうんですか?」
「違います、全くの初対面です」
「・・・ツキマシタヨ」
「適当…」
此処が所謂鏡の間、らしい。
沢山の視線が突き刺さる。こういうのは慣れてる筈だが、こうも環境が一気に変わると初心に戻るっていうの本当みたいだな。
「それじゃあ此処へ」
「…汝の名を告げよ」
「…物間寧人」
「・・・。」
「ちょ、鏡さん?どうかしましたか?」
「…わからぬ。」
「は?」
「汝の魂の形が…わからぬ」
「な、なんですって?!?!」
生徒たちが騒がしくなってきた。
一体どういうことなんだ、?
この仮面の人、凄い声をあげている
こんなのに巻き込まれてるこっちの気持ちも考えてくれよ
「フナァ!ならそいつの枠をオレ様にしろ!!」
「あ!あなたさっきの!物間君でしたっけ?!捕まえてください!!」
「だから!使い魔じゃないですって!」
「暴れないでくれるかい?!すんごい迷惑なんだけッど!!」
くっそ、炎をかすった、ヒリヒリするなぁ!もう!
「うわぁ!!あちっ!ちょ、ジャミル〜〜!!」
「ちょっと君!君のような猛獣が学校へ侵入するなど、校則違反だ!!首をはねてやろう!」
「お供しますリドルさん。」
「君、傷を負っているじゃないか、あいつは僕達でやるから君は休んでいてくれ」
しょうがない、ここは、
「わかりましたよ」
ここは彼等に任せるか。
対して此処について知らないのに突っ込んでいくのも無謀だしね
無事、あのあとあいつは外に追いやられた。赤い髪の人の魔法で魔法を出させないようにしていた。あの首輪をつけると魔法が使えなくなるらしい。
相澤先生のような抹消と使い方は一緒なのだろうか…
「すいません…取り乱してしまいました。他の生徒の皆さんは寮へ、貴方は此処で待っていてください。」
「わかりました」
「さぁ今度こそです!此処に立って故郷の事を思い出して…」
「故郷…」
雄英高校での生活、B組のみんな、そして先生達との思い出
沢山の建物に高層ビルの数々…
「…わからぬ、そんな場所この世界には無い。」
「…はぁ??一体どういうことなんですか仮面の人」
「う、うそでしょう?!一体どうして…この100年間そんなこと絶対に起きなかったはず…図書室に行きましょう!!」
「はぁ…」
ほんとにこれは大丈夫なのか。不安が膨らむばかりだ。図書室へ行ったとして、そもそもの情報がなかったら跡形もない。
もうどうにでもなれ精神で行くのが正解なのか?頭がパンクしそうだ
「ありません…全く情報が…」
「まぁ、大体予想はついてました。」
「もしかしたらほんとに異世界から連れてきてしまったのかも…」
「信じたくないですけど、それで僕はこれからどうすれば良いんですか?」
「取り敢えず外へ行きましょう」
「こ、これですか…???」
「はい!空いている部屋はあるはずですので!食料は置いてありますから」
「う、嘘だ」
其処にあった光景。それは…
「ボロッボロすぎるだろおおおおおおおお?!?!」
ボロボロの寮だった。