テラーノベル
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아 오 _ 🐷🐶
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コメント
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んだこれ…泣ける😭💕 第49話、春樹くんとの別れのシーン、あまりにも切なくてじんわり来たよ…。 「最後に会えてよかった」って言葉、二人の間にあった時間の重みを感じさせるよね。 それに、ずっと気づいてたって言う春樹くんの優しさと、最後に「恋敵だった社長に譲ったことにしておいて」って笑い飛ばす強がりが、もう本当に春樹くんらしくて胸がギュッてなった💔 でも、ちゃんと「幸せになれよな」って送り出してくれる最後の笑顔が、優しさに溢れてて、清々しい別れだったね…。 舞もちゃんと謝れて、お互いに一歩前に進めた感じがして、すごく良かった…! 次が気になるー!🌸
「ありがとうな。最後におまえと会えてよかったよ……」
「……。……ねぇ、もしかして、」と、彼の顔を窺い、「これから発つの?」と、問いかけた。
彼が休日には珍しいワイシャツ姿なのが、会った時から気になっていた。
「ああ、まぁな。ずっと連絡するかどうかを迷っていたら、出発日ギリギリになってな……」
言って、傍らに置かれていたキャリーケースに、春樹が目を落とした。
「そう……でも私も、最後に会えてよかったと思ってるから……」
「そう言ってもらえると、俺もうれしいよ……」
そう話して、短く息をつくと、
「……なぁ、俺たちは、どこで間違ったんだろうな?」
ふと眉を寄せて、彼が苦い顔を作って見せた。
「うん、いろいろあったし……」
呟いて、カフェオレのカップを持ち上げて口に運ぶ。
「そうだな、いろいろありすぎて、本当の理由なんてよくわからないよな……」
彼の言葉にこくりと頷くと、「……なぁ、」と声がかけられた。
「……もしかして、おまえの付き合ってる相手って、鷹騰社長じゃないのか?」
不意にそう訊かれて、
「えっ……」
と、言葉に詰まった。
「相変わらずわかりやすいよな、おまえは」
彼が懐かしい笑い顔を浮かべ、「……そんな気がしてたんだよ」と、口にした。
「……気づいてたの?」
カップをソーサーへ置くとカチャリと渇いた音が鳴った。
「ああ……あの時、おまえの服から香ったのが、鷹騰社長とエレベーターで乗り合わせた時にしてた匂いと、同じだったからな……」
「……じゃあ、やっぱり最初からわかっていて……」
彼への申し訳なさが改めて胸を込み上がった。
「……前からなんとなくは気づいてたよ。おまえが、あの社長に惹かれてることは……」
そういえば以前にも、『もし鷹騰社長に誘われたら、おまえはどうするんだよ?』と、彼には訊かれたことあったのが思い出された。
「それでやっぱり俺は向こうには勝てなかったんだと思ったら、どうにも感情のセーブが効かなくなってな。自分でもしょうもないとわかっていても、あんな態度しかおまえに取れなかったんだ……」
彼があえて話さないでいてくれた本音が知れると、私は知らない間にも春樹のことをたくさん傷つけていたのかもしれないと感じた……。
「……ごめんなさい、春樹……私も、気遣いが足りなかったよね……」
素直に謝ると、
「もう謝んなよ。俺が情けなくもなんだろ」
彼がそう口にして、
「だから、恋敵だった鷹騰社長に、俺が譲ったことにしておいてもいいか。そう思えたら、俺もなんか鷹騰社長のような高階層クラスにも、張り合えたような気がするだろ?」
ニッと口の端を引き上げて笑った。
「……バカ」
「ふん、今さらこんなことしか言えないんだからな、どうせ俺はバカだよ」
私の頭をぽんぽんと叩いて、
「俺は、向こうで金髪のねぇちゃんでも捕まえるし」
そう冗談めかして言うと、彼が伝票を手にイスを立った。
「あっ、私の分は払うから」お財布をカバンから出すと、
「いいって。これぐらいで悪いが、おまえへのはな向けにするからさ」と、春樹が笑顔を向けた。
「舞、じゃあな。幸せになれよな」
「うん、ありがとうね、春樹」
キャリーを引いてお店を出るのを見送ると、春樹を乗せたタクシーは空港に向けて走り去り、やがて遠く見えなくなった──。