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「 赤に変わった信号機 。 」
長野凌大 side 。
3:00 。 月明かりが消えかけてる真夜中 。
「 … ちょっと 。 何か空人達が話してるっぽいから 、 盗み聞きしようよ 。 情報得れそうだし 。 」
ゲンジブ基地の扉へと近づいた途端に 、 話し声が聞こえた 。 咄嗟に 俺は雅哉にそう提案した 。
「 まじ ? それは盗み聞きしなきゃっすね 。笑笑 」
と 案外すっきり承認してくれた 。
空人 「で 、 どうするんですか ? ????様 。 」
??「 徹底的に 、 凌大くんを調べあげてください 。 」
他5「 把握致しました 。 」
「 …なんて言ってた ? 」
と俺が聞くと 、 その会話のメモを見せてくれた 。
「 あちゃー 、 これは俺の正体がバレるのも 時間の問題だな 〜 。 笑 」
なんて言葉を零しては 、 雅哉がもう1枚メモを 。
空人 「 今日はここまでにしときましょう 。 」
?? 「 そうですね 。 くれぐれも 、 僕が 元凶だ ってことは ばらさないでくださいね 。 」
空人 「 もちろんですよ 。 世梛様 。 」
… え 、? 世梛が 、? え 、 世梛って ICExの 世梛だよね ?
「 …多分そろそろ 世梛が出てくるから 、 帰ってきたフリしよ 。 」
雅哉が そう言って 、 少し遠い所まで俺の手を引っ張った 。
「 いやガチでそうよな 〜 ! 笑 」
と 雅哉が演技を始める 。 俺もそれに合わせて 、
「 でしょ ! チャハッ !笑笑 」
と 普段通りの俺の演技をした 。
すると本当に世梛が出てきて 、
「 え ! 世梛じゃん ! 何してるのここで ! 」
と 俺が驚いた演技をすれば 、
「 え、 凌大くんと雅哉くんじゃないですか !? ちょっと空人くんと話してみたくって 笑 」
と 返事が来た 。 俺は 「 そうなんだ 。 じゃあまたね 。 」と 軽く流した 。
世梛も軽く 「 お疲れ様です ! 」 と 手を振りながら 帰っていった 。
「 … さすが凌大 ! よくやるじゃん 笑 」
と褒められた 。 そして俺らは基地の中へと進んだ 。
… 辺りは一面 、 赤に変わったばかりの信号機だらけで 、 俺らの姿は 赤く照らされていた 。
Next . 「 観測 。 」
コメント
1件
うわ、第13話、めっちゃ背筋が冷えた……! まさか世梛さんがあの「??様」の正体だったとは。盗み聞きのシーン、二人の息がぴったりで「演技しよ」って切り替えるの、すごく自然でゾクゾクした。ラストの「赤く照らされた」描写も映像が浮かぶようで、次が気になりすぎる! れなさん、今回も最高のスリルをありがとうございました!