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いつからだっけ。
そう、息をするように考える。
いつもの声は私の中で
変換されて違うものになる。
これでいいの。
最初から、
仲良くなれるはずも無かったから。
…いや
仲良くするつもりなんて、
私にはこれっぽっちも無かったんだから。
これでいい。
これでよかったんだ。
そう、言い聞かせた。
私は嘘つきで
醜くて
愚かで
人の気持ちなんてわからなくて
ただ、自分だけのために今日を生きる。
どうでもいい。
心底どうでもいい。
そう思う私は、人間と呼べるのだろうか。
けれど、
私の心の奥底で少しの人間味が出てくる。
その人間味を包み隠さず言える私は、
そこら辺の人間より
負けず嫌いで、
愚かで、
バカで、
子供なんだと思う。
世間は許してくれなくても
でもいいじゃん。
どうせ、
無くなったら何も残らないんだから。
人間が嫌いだ。
感情豊かな人間はもっと嫌いだ。
大嫌いだ。
私の大好きだった人は
感情で出来てます、というくらいのレベルで
私の大嫌いな人は
私より背が高くて
私より語彙があって
私より才に恵まれていて
私より完璧な人間。
そうだ。
誰も知らないところへ行こう。
空高く飛んで逝こう。
私のことなんて、誰も見るはずがないから。
今日で終わり。
ぜんぶ。
ぜんぶ。
おわり。