そんなことを思いながら家に着いた。今日は俺の家に泊まっていくらしい。
とりあえずYouTubeを開くと、そこにはこんな動画があった
「…剣持刀也の尊敬する人?」
切り抜き動画だった。
「え!?ちょっと僕の前で僕の切り抜き見ないでくださいよ恥ずかしい!笑」
「そうですねー…委員長とかですかね、VTuberを始めるきっかけをくれた人なので笑」
なんだろうこの気持ちは。俺じゃない他の人を尊敬していることにもやもやしている。
「俺だけ見てればいいじゃないすか…。」
「え…?」
口に出してしまったことにはっとするとそこには真っ赤になったとやさんがいた。
「えっ…ちょ…真っ赤っスよ..??」
「…..見ないでください」
そう言いながら彼は顔を隠した。
「…もー…ガっくんってなんでそんなに….」
「そんなに?」
「…っ!!この男たらしめ!!!!」
「なっ!?俺男っスよ!?」
「知ってますよ…それでも僕は…」
「?」
「……ガっくんのこと……好きですよ」
「……は!?」
今なんて言ったこの人!?俺のことが好き……??
「え!?ちょ、ちょっと待ってください!!」
「えぇ…まじかぁ….」
嬉しかった。思わず手で顔を覆ってしまった。
「…引きましたよね。男なのにガっくんのこと好きになるなんて_____」
「俺も好き。…好きだよとやさん、ずっと好きだった」
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