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本当に申し訳ございません、、、言い訳になってしまうのですが、色々用事があり投稿できていませんでした、、、すみません、、、
涼架と初めて話してから、僕たちは毎日のように顔を合わせるようになった。
彼の家は祖父母の家から歩いて10分程のところにある。古くて広い日本家屋で、祖母に聞いたところ昔からこの土地に根付いている家系だという。
ある日、昼過ぎ。「ねぇ元貴くん、川、行ってみない?」急にそんな事を言われて、俺は首を傾げた。「うん、まぁ、、、行ってみたい、、、」
「やった!そしたら早速いこ!いいとこあるんだ!地元の人しか知らない川」涼架は悪戯っぽく笑って、手招きしてきた。
「うわ、すっご、、、」「でしょ?ちょっと冷たいけど、気持ちいよ!」涼架はサンダルを脱いで、川に足を浸けた。水がはね、太陽に煌めいている。僕もサンダルを脱ぎ水に入る。
「っ、、、!」思わず声が出るほど冷たくて、でもそれが気持ちよくてふたりで笑いあった。
「元貴くん、こっち来てみ?」涼架は岩の上に座りながら、手を差し出してきた。ふと、その手を見つめる。細くて、でも男らしくて、眩しい光の中で美しく見えた。その瞬間、自分の心臓の音がやけに煩く感じた。
「、、、ありがと」手を取ると、少しだけ力が入った。目が合う。彼はにこっと笑って、ふいっと視線を逸らした。
何気ない午後のひととき。
でも、僕は確かに感じていた。
コメント
1件
本当にすみませんでした、、、