mtk side
w「電話したけど出なかったから 来ちゃったぁ」
w「教えてほしいとこあって~、明日でも別よかったんだけど」
リビングのドアが開く音が遠くでした。
この部屋はリビングを通って廊下を突っきった一番奥にあるので、もしかしたら、と思う。
若井は留守だと思って帰るかも。
m「っあ゙???♡ ぅ、//」
k「ちょ、集中」
一気に現実に引き戻された。意識が曖昧になっていた。
m「ん゙っんん~‼」
体に 電流が走ったかのような衝撃。
うつぶせに寝てる お腹のあたりが温かくなった。
k「も、声おさえる意味ないから笑」
m「もっ…ほんとに、や゙ぁっ」
身体が壊れたおもちゃみたいに びくびく動く。
w「も、とき?」
リビングの方から、控えめな声が聞こえてきた。その声が思ったよりも小さく、くぐもっていることに安心する。
扉越しだからだ。
若井が勘違いして、今そういうところなんだ、と気を利かせてくれればいいな。ぼんやりとそう思う。
でも、声を聞かれたらアウトだ。絶対すぐに 気づかれる。
m「っ゙…」
本気で声を押し殺す。体は酸素を求めているけれど、今はもっと守るべきものがある。
リビングは沈黙している。多分、僕のスマホとか 鍵とかがないか探してるんだ。
かすんだ視界の中、必死に部屋を見渡す。ウエストポーチがあれば 僕の勝ちだ。
全部そこに入ってるから。
w「…出かけてんのか。」
w「ぁ、スタジオいるかな、?」
若井がそう独り言ちたと同時に、見つけた。形は不明瞭だけど、真っ黒で サイズ感的にも僕のそれだ。
良かった、たぶん帰ってくれる。
そう思ったとき。
—ガッシャーン‼
側ですごい音がした。
m「わ゙ッ?!、」
状況も忘れて めちゃめちゃに驚く。
見れば、机の上に置いてあった鏡が 床に落ちていた。
よく見えないけれど、飛び散った破片がきらきらと輝いているのが分かる。
m「…な、んで、?」
ふうまくんが机を思いっきり蹴ったんだ。
まだ小刻みに揺れている机を見て、そのことに気づいた。
………やばい。
w「ッえっ??! ちょ、」
w「元貴??!」
足音がどんどん近づいてきて
)ガチャッ!!
すごい勢いでドアが開いた。
声を出す時間もなかった。
w「っえ?」
m「ぁっ、わかぃ゙…//」
せめてもと顔を伏せようとするが、ふうまくんに髪の毛ごと引っ張り上げられた。焦点がぼやけている。
しにたい。違うといいたいけど、じゃあ何が違うんだっていう話。
いつのまにか緩やかになっていた ふうまくんの動きは、再び速くなっていった。
m「っあ ま゙って 、♡」
服の下から手を入れられて、脇腹の辺りをすーっと撫でられた。初めて感じる新しい快感。
この状況で 恐怖よりも 気持ちよさが勝ってしまうのは 何故だろう。
さっきみたいに口に指が入ってきて、再び舌を弄ばれた。
m「んっんーぅ,はっ…♡」
必死で空気を吸う。
歯列をぐっとなぞられれば、腰がびくんと動く。
しにたい、しにたい、しにそう。
コメント
6件
今回めっちゃいい!!若井の反応めっちゃ気になる!!てかどうするんだ?若井…続きでてもまた続きが気になる無限ループ…
やばい、、がちですきです、、