テラーノベル
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没、没没没没没没没没没没没。
ロープをフェンスに括り付けて絶対に取れないように固く結ぶ。
成人男性1人の頭が入るくらいの輪っかを作って結んだ縄を両手で持つ。
20メートルはある建物の屋上に1人、ポツンと立っている。
人は貸し切りのように誰も居なくて下の道路にも人はあまり歩いていない。
縄を首に掛けてフェンスの向こう側に立つ。
僕は今から死ぬ、首を締められて消える。
「死にたく…ないなぁ…」
少しの戯言、我儘だって分かってるけど口にしてしまった。
自殺日記の最後のページ埋めてないや、凛太郎くんとラーメン食べに行けてないや。
やり残した事を頭に考えながら僕は足場の無い場所に一歩、足を進めた。
「ストーップ、」
「、!?えびす…ッ」
後ろから抱きしてられて2人して座ってしまう。僕の背中に誰かの胸元があった。
「えび…す、せんせ…、?」
首元をぎゅっと抱きしめられて出られそうにない。
「晴くん晴くん…死んじゃやだ…」
今更何を言うんだ…と晴明は呆れた。
「僕が元から自殺しようとしてたの知ってますよね?てかどうしてここが分かったんですか」
「…みー…佐野くんに教えてもらった…」
「あー、監視カメラですか」
少し前に佐野くんから貰ったセーラーをロッカーに入れた時に監視カメラが付いていた。晴明はあえて取らなかったのだ。
「気づいてたのに取らないんだ…」
「まぁ…てか離してもらえます?」
「やだ…また自殺しようとするじゃん…」
「ここまで来たんだから自殺しなきゃじゃん…」
「…じゃあどうして自殺するの?理由を言ってよ、…」
「理由ですか〜…死にたくなったからとかは駄目ですか?」
「駄目」
恵比寿の即答にため息を付きながら晴明は面倒くさそうに口を開いた。
「愛が人を狂わせるって感じですよ…僕、恋しちゃったんです」
「こ、い…?晴くんが?誰に…?」
「…恵比寿先生」
恵比寿先生は一瞬ポカンとしたが晴明の言葉を理解した瞬間に顔を赤くしながら笑う。
「あは、wそっか僕かぁ…w」
「うるっさいですね、もう好きじゃありませんよ」
「え゙」
「じゃあ、僕は自殺の続きするんで」
恵比寿の腕の中から抜け出してフェンスに絡まった縄のところに歩く。
「ちょちょ…なんでさ、」
「だって恵比寿先生、神様ですもん」
「うぐ…」
「生きる時間違うし、種族違うし恋愛出来ないじゃないですか」
「だ、だからって自殺…」
「自殺は死にたいから、それ以外の理由いります?」
「…死んじゃったら何も残らないよ?」
「知ってます」
晴明の縄を持つ手は首に掛けようと準備をしている。
「死んじゃったら1人だよ?」
「知ってます」
晴明は持っていた縄を首に掛けて恵比寿のほうを向いて右手を出した。
「ん」
「…???」
「自殺日記返してください」
「返すわけないじゃん…」
「はぁー…自殺しよ」
フェンスの裏にひょいっと飛んで次こそ邪魔が入らないようにと心の底から願いながら20メートルから落ちた。
ぐちゃ、と地面で何かが潰れる音がした。
「…自殺日記の最後のページ埋まってるくせにさ」
恵比寿が手に持っていた日記の最後のページを開いて見た。
『飛び降りより首吊りのほうが良いかなって思って、自殺しちゃった。寒いし悲しいし痛いけど、多分恵比寿先生に忘れられるからもっと悲しくなりそうw』
歪んだ文字で日記には記されておりこれ以上続きを書こうとしていたのが分かった。
「忘れる…か」
恵比寿は日記をしまって屋上のドアに向かった。
まるで、ここで何も無かったように。
これHAPPYENDって言わないね、晴明くん〇んじゃったからBADENDだ、、
意味深だし情報量多いしまじやべぇ。
瑞希サン、こんな没作が誕プレでごめん😭
お誕生日おめでとう!!🎉
HAPPYEND版欲しかったらいつでも言ってね?こんな曖昧なやつで本当にごめん😭
そして最後に、、
こんな没作で本当ごめん、、
番外編リクあったらやるけど、一応完結って形で…()
コメント
7件

続編待ってます🫶
はい、もうなにが没なのかがわからない位…最高でした✨ カメラは佐野くんだったのか…やっぱり血が繋がってるからなのか(?) 恵比寿先生?え、まさか無かったことに…? いや、最高の誕プレだよ😭本当にありがとう❤ HAPPYEndも観てみたい✨ これはもうね、最&高よ?ほんまにありがとう!✨
没!?これがですか!?晴明君〜!!!!本当に🥀彡は物語作るのが上手いですよねー!良ければハッピーエンドも見たいです!無理せず頑張ってください!