この作品はいかがでしたか?
37
この作品はいかがでしたか?
37
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
気づいてしまった。
自分の心の、固く閉ざしていた扉は、目の前の、無邪気な顔をした青年に開けられてしまったのだ。
いとも容易く。
「かい?」
「ふはっ、自覚ないのがなぁ…」
「?」
「遊征、なんでモテないんやろな」
「は!?」
「ほな、ネスのとこ行こうや」
「ちょっ、頭わしゃわしゃすんな!身長マウントとんな!」
彼の頭を遊んで、1歩先に歩き出す。
「…ありがとな、遊征」