TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

# 青色の瞳に呑まれたい


青桃です 🙌🏻


地雷さん自衛お願い致します


BL表現あり


学パロです







start







今日も騒がしい教室  。



だけど 今日は いつもより 騒がしい気がする 。



なぜなら __



転校生が来るからだ





男かな !?  だとしたら イケメン 求むわ


女なら Cカップから許容範囲


やばお前 野望やな


お前もや





野望が聞こえる気がするが 僕はスルーする 。


緊張は不思議としない __


ついに  、 ついに  来ると言うのに








チャイムが響く


なった瞬間 、 皆席に着く  。

ほぼそれと同時に 先生が入ってくる


みんな 、おはよう


早速だが このクラスに新しい奴が来る


入っておいで



がらっ 、 と ドアを開けて入ってくる 彼


マスクと眼鏡をしているが イケメンオーラは隠せていない


イケメンじゃん !!


と 女子は 歓喜の声を上げる


「 …  桃です 」




無愛想な声でそう告げる



あぁ  、 ちゃんと やってるな



てことで 、 仲良くしてやってくれよ


…  じゃあ 桃は 青の後ろに座れ




「  …  へ  ?  」


僕は まるで 驚いたような声を上げる


まさか 後ろに来るとは思っていなかったから







『  …  やっほ  』




ひそ 、  と 僕にしか聞こえない声で 囁かれる


僕は微笑み 、  囁いて こう返す



「 教えた通りにね  」





『 分かってる  』







HR 後 。



やっぱり 女子達は 桃くんの机の周りに集まる




ねぇね 、 LINE交換しない  ?


どこの部活入る予定なの  ?


私が学校案内してあげるよ



そんな声達に  返答もせず


『 …  うぜぇ 』



苛つきを 含ませた声で そう告げている


ちょっと 引いたのか 、 驚いたのか  。


…  ごめんね  !



とか言って 女子達は  桃くんの机から離れていく



予想通りの反応すぎて  笑えてきてしまう


が 、 それを堪え  、 桃くんにLINEを送る



LINE


「   よくやった  」


『   後で褒めろ  』


「  ご褒美あげるから  」

「   放課後まで耐えてね  」



『  頑張る  』




スマホを閉じる 。そろそろ授業が始まりそう 。



「 桃さん 、 授業そろそろ始まるよ 」


『 ん 』



初対面のフリをしながら 古典の準備 をする


準備をしながら 、  僕の意識は つい最近の 情景に入り込んでいた






『 俺の母さん 、 死んじゃった 』


そう告げられたのは 付き合って 2年くらいの時だった


桃くんには 家がなくなってしまう


「 僕と一緒に暮らそうよ 」



桃くんと同棲する事にしたのだ


僕は元々一人暮らしだし 、 何の問題も無かった



今は 何事もなく 暮らせているが 、 最初の時は 大変だった  。



桃くんは 母の死を受け入れられなかったのだろう 。

情緒不安定になっていった


急に泣き叫んだり 、  時には 薬に逃げようとしたり  。


1人にさせると 本当に危険な状態  。


だから 僕は 桃くんを精神科に連れていった


精神科に通うようになってからは だんだん 元の桃くんに 戻って行った 。


そして 、 桃くんが転校してくる 3週間前


先生から


桃さん、 青さんのこと すっごい信頼してるね


だから 離れたくないし 、 1人になるのは すっごく不安みたいなの


今 、それぞれ 別の学校に通ってるでしょ ?


だから 桃さん 、 青さんの学校に 転校させようって 思ってるんだけど  …


と言われた  。


僕としても 桃くんを1人にするのは不安だったから 転校させて欲しい 、 と お願いした


先生は転校の手続きまでしてくれた



本当に感謝しかない  。




放課後




「 …  とりあえず 大体分かった  ? 」


『 …  なんとか  、  』


今は 学校内を案内中



階段に 座って休憩することにした 。


『  … ね  、 』


「 ん ?  」


『  ご褒美 頂戴  』


「  んふ   、  そうだね  」



そう言って 、 桃くんが着けていた マスクを取る


非常に愛くるしい 口元を見せた



顔を赤くしながらも 目は僕を捉えていた



だけど 、 今は 目に透明な硝子のフィルター。


____   邪魔なのつけてるね



そう言って眼鏡を外すと同時に 、  桃くんを押し倒す



『  …   ぁお 、  ?  』



驚いたような 声と顔  。 真っ赤に染まる頬  。


そして 、 透き通るような青色の目 。



全てが愛おしい



君のその青い目に  呑み込まれてしまいそう



愛 に  、 どんどん沈んでいく  。




そんな感覚を覚えた




だから 桃くんを僕の 愛に沈める



一生 底に着く事も無い 愛  。




そんな 愛 に お互い沈みながら 僕らは手を取り




口付けを交わす




「  …  ふふ   、  」




「  ずっと一緒に居ようね  」



『  …  うん   、  ♡  』




青い目は僕を捉えていた




僕だけを捉えていた








end






はい !! ここでおしまいです


ここからは 簡単な 解説に入ります




愛 、 は あい と読みます


目 を 英語にすると eye



2つとも あいと読めますね



お互い どちらの愛に沈んでいるのでしょうか



あと、クラスの子と先生にカギカッコがないですね



つまり青くんや桃くんからすると どうでもいいような存在 … って感じ 。 お互い相手が居れば それでいい的な 。






てな 感じです


それでは !


スライドお疲れ様でした



ひぐおつ

この作品はいかがでしたか?

561

コメント

6

ユーザー

神ですか ?! 滅茶苦茶 好きです ! 最高です !

ユーザー

うわ待って好きです‼️ あの実は前そらって名前で相互してくれてたんですけど 垢に入れなくなっちゃって、 だからこっちの垢で新しくフォローさせていただきます‼️

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚