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「目標を捕捉___。」
【罪人と刑事が睨み合う】
「なんで人を殺した。」
【一触即発】
『そんなの、力があれば殺すに決まってんだろ。』
「はぁ…。」
「言い方を変えよう。なんで警察を殺した。」
『ウザかったんだよ。』
「…お前はさっき…”力があれば殺す”と言ったな。」
「じゃあ…」
【刑事の髪が赤く逆立つ。】
『チッ…”異能”持ちかよ…』
「あぁ、異能持ちで悪いな」
【罪人が構える】
【刑事は大きく一歩を強く踏み出す。】
ダッ!
【地面を蹴って飛び出し、大きく構えたその拳は罪人の顔をめがけて流れる。】
「ッ!!」
【罪人:山田 弥八郎】
「チッ…」
【刑事:煌苅 辰高】
「フッ!」
【煌苅が構えた拳が罪人の腹へ向かい、めり込む。】
「ハァ…ハァ…」
「終わった…」
コトッ____
「よし…」
【《異能》という言葉を聞いたことはあるだろうか。】
【異能とは、人並み外れた才能や、能力を有する人物に使われる言葉だ。】
【2005年3月12日。その日に、ある幼児が生まれた】
【その幼児の回りには、不思議な事に、小さい頃から様々な物が壊れてしまっていた。】
【そして、段々年を重ねていく度に、力に目覚める事となった。】
【それから、今年度2032年に至るまで、老若男女、異能と呼ばれる能力者が発現するようになっていった。】
【だが、段々”異能持ち”が増えるにつれて、その力を悪用する人々も出てくる事になる。】
【それに対応し、警察も異能犯罪者を減らす取り組みとして、異能持ちが管轄する部署を作る。】
【それが、異能捜査課となる。】
(今日の定食はロースかつ定食か…)
【彼は煌苅 辰高。】
【彼も異能捜査課の一員だ。】
「すみません、ロースかつ定食を一つ。」
『はい。この機械をもってお待ちください。』
「はい。」
[席に着く。]
「フゥ…」
『おっ!煌苅じゃん!』
「?」
『俺、佐々木 虎太郎!同じ部署の同僚じゃん!』
「あぁ、」
『てかお前、今日の捜査すごかったな!』
「まぁ、俺は”捜査”は出来ないけど”検挙”は少し出来るから…」
『そっか…じゃ、一緒に頑張ろうぜ!』
「おう…」
ブーブーブーブー
「あ、出来たみたいだ…取ってくる。」
『分かった!』
【一人の手錠をかけられた男が2人の捜査官の元、警察車に乗車する。】
ガタンッ!
【警察車のドアが閉まると、警察署に向かって走っていく。】
『楷、今の犯行、どうして分かった。』
「人間の心理行動ですよ。」
「例えば、さっきの犯行の心理行動は、実績評価バイアスと言って、1.2回成功すると、また成功する気になる。この犯人の場合、異能で人を殺す→隠せば助かると頭に植え付けられているんですよ。」
『お…おう…なんかすごいな…』
「まあ、専攻していたので…」