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│俺(16)は青監獄、通称ブルーロックという国に住んでいる。この国にはいくつかの上層部がいる。一人目蜂楽廻、マイペースな人だと聞く、二人目凪誠士郎、こちらは面倒くさがり屋なようだ。他にも御影玲王、糸師凛、糸師冴、士道龍聖、ミヒャエルカイザー、アレクシスネス、その少し下の中層部には黒名蘭世、氷織羊、乙夜影汰、烏旅人、雪宮剣優後他にも何人かいたはずだ。この中層部の方々はかなりのエゴイストだそうだ。まずは齢0のときに一度エゴイスト診断をする。次に齢が16になるとそういう検査をいずれ受けるようになり、もう一度エゴイスト診断をすることになる。その検査に今向かっているところだ。

潔:「ここか…」

│このとき50%を超えれば下層部に、70%を超えれば中層部、90%を超えれば上層部となる。それ以下は平民だ。100%はどうなるかは知らない。まぁ俺はまた平民になり雑務をこなす運命なんだろう。

アンケートに答えること、血液検査、経歴などいろいろなことをしなければならない。⁠何だかんだ行って面倒くさいものなんだよなぁ。

アンケート○ 次へお進みください→

チク

血液検査○ 次へお進みください→

経歴確認○ 診断結果をお待ち下さい←

結果は紙に表示されるらしい。

ヴィーーーー

あ、出てきた。


潔 世一 様

人生2度目のエゴイスト診断にご参加いただき誠にありがとうございます。以下の内容をお読みください。

結果 エゴイスト度【99%】

結果が90%を超えたため、上層部への加入を強制致します。

エゴイスト診断所の奥にある建物の41階へお越しください。上層部の皆様がお待ちしております。

荷物

・診断時の紙

・経歴書

・小さなバッグ

・スマホ

時刻

4月1日の午後14時までに現地に到着をお願いいたします。






…………………え、やだ……。うそだろ。今4月1日の午前9時。時間まであと5時間……。

│結果は99%と大分高かった。俺はなにかの間違いだと思いたかった。だがこの国に限ってそんなことは考え難い。行くしかなかった。

4時間30分後

行くか。

│[2時まで]と書いてあったので30分前には出発しておく。荷物は確認済みで忘れ物はないはずだ。



│到着したが予定より20分ほど早かった。スマホを持ってきてよかった。何処で待とうか。


ポチ(41階)


暇だからスマホゲームしてよ。


41階です。

│41階についた。時間は10分ほど早いがまぁいいだろう。


どの部屋だよ。紙には…ん、なんだこれ。QRコード?


うおっ、カメラ向けたら案内してくれる!!すげぇ!

│QRコードを読み込むとカメラモードになっていた。そして周りを写せば矢印が出てきて案内してくれる。

この部屋か…。

潔:「ふッ゛ぅ゙ゔ…」

硬ぃ゙…!!!

│開けようと踏ん張っていれば顔がみるみる赤くなっていく。

ギ…

音した!もう少し…!!

潔:「ん゙…ぅ゙ぅ……ふっ、はぁ゙ッ、」

│俺が苦労して開けようとしている反対に中から楽しそうな笑い声がうっすら聞こえる。そんなことに俺は…

なんかムカつく!なんか笑われてるみたいじゃん!!

│ムカついた。何故か闘争心を持った。

潔:「ゔぅ゙~~~~~!!」

ギギギ……

潔:「あどぢょっど…!ぁ゙~、ぅ゙ッ//」

ギギィ

潔:「開いた!!/////」

│扉を開ければ8人の上層部らしき人物たちが高価な椅子に座り視線をこちらに向けている。中にはそっぽを向いている者もいる。人物たちは各々高価な服で格好を統一していた。


?:「こんなやつが99%出したのか…」

?:「にゃは!すごい頑張ってたね、君♪」

?:「クソ無様」ニヨニヨ

?:「同感です。」ケラケラ

?:「…」

?:「…」

?:「…」

?:「…」

沈黙が4人、クセ強が4人。なんだコイツら!!?

エゴイスト主義の国

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