テラーノベル
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永美以外が手元を片付ける中、永美はもうドアの前で会議室へ行く気満々だ。
「永美、先走って話すのはダメだよ。それが出来ないなら、一人ここで待機」
永人さんの声に、永美が唇を尖らせた。
「そんな顔をしてもダメだ。まず、相手側の言い分を聞いてからの反撃で間に合う。しかも反撃したいのは菊ちゃん。そこを間違えないで。僕は弁護士として、早川さんと永美は菊ちゃんが一人で考えて行動しているのではないと示す存在として、同席する。いいね?」
「は――――――――い」
「ながっ」
思わず笑った私の頭をポンとしてからデスクの内線に手を掛けた早川さんが
「菊、いいか?何を言われようが、どれだけ相手が抵抗しようが、結果は同じ。菊の望むようになる。慌てることなく、望みを口にするだけ。それだけでいい」
と言ってから
「1分後、案内してください」
と受付へ伝えた。
「そうだね、菊。行こう!」
「うん」
会議室の場所も知らない永美がドアを開けて、私の手を引く。
ポンポン……
早川さんが私たちの前へ出る時、私の背中を軽く叩いた。
そして
「失礼します」
早川さんが会議室のドアを開け、永人さん、そして私と永美が入室すると、早川さんはドアを開けたまま入って来た。
叔父は立つのか、立たないのか、わからない落ち着きのなさを見せる。
続けて
「木野山様、ご案内いたします」
受付さんの声で叔母たちが入って来ると
「えっ⁉」
「叔父さんもいるのか……?」
叔母と敬が動きを止めた。
コメント
2件

ホラ❗️向こうは情報共有されてないからね✌🏻 やる事がバラバラ🤣
始まった… スッゴイ緊張して汗かいてきた! チーム菊!ガンバレ〜(๑و•̀Δ•́)و🔥 あの親子は叔父がいるとは思わなかったんだね。 これは…面白い展開になりそう!!!