テラーノベル
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#オリジナルストーリー
#忘れた世界の救い方
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#ファンタジー
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31
母は愛をくれなかった
父は私が生まれたとき別の女を作って逃げた
母と父は所謂デキ婚だった
遊びだったらしい
ただの遊びで私ができた
母は大変喜び、父はそれはそれは嫌な顔をしたそうな
父が逃げた原因は母の一方的な好意だった
母の猛アタックで一回だけならと父は思ったらしい、今は顔も知らぬ父よそれはどうかと思う、母も母だが
そんな感じでとんとん拍子に話は進み結婚に至ったらしい
そして現在、私は16歳になった
母は父に逃げられたショックから毎夜男をとっかえひっかえしてはほっつき歩いている
仕事はしているからお金はある程度入っている、そして本当にたまに家に帰ってきて少しのお金が入った封筒を置き、また男のとこへゆく
生活費のつもりなんだろう、こんな少なさでどう生きろと笑いそうになる
母は家に長居するとき私に八つ当たりをする
そんなときは男に騙されたり、機嫌が悪い時などだ
あんたなんか産まなきゃよかった、なんで生まれてきたなんて言葉、何回聞いただろうか
少量の生活費を渡し、馬乗りになって暴力を振るう、挙げ句の果てには罵詈雑言そんな母だけど私は…
私はそんな母でも愛している
あっちが私を嫌いでも私には母がいるだけでいい
そう、思っていた
コメント
1件
うわ、これ……読んでて胸がぎゅっとなったわ。主人公が「あっちが私を嫌いでも私には母がいるだけでいい」って言ってたのに、最後の「そう、思っていた」の過去形が重すぎる。多分これから何かが変わるんだろうなって予感させられる終わり方、めっちゃ心にきた。続きが気になる……! 作者さん、また読ませてもらうわ🔥