🐼視点
やっぱりこのままじゃダメな気がする。
スマイルの言う通り、絶対に”後悔”する。
きんときは学校の人気者だ。
だからこそ告白は怖い。
でも、
ここでしなければ
たぶんきんときは俺から離れていくだろう
きんときの周りには俺よりもいい友達がたくさんいて、顔の整った女子もたくさんいて、
俺なんかと一緒にいる必要なんて無くなってくるだろう。
うあああ!!
どうしよう、、
やっぱり、、
???
「おはよ、なかむ」
答えが出た、というところで後ろから肩を叩かれた。
振り向いてみるとそこには俺より少し背丈の小さい奴が立っていた。
🐼
「しゃけじゃん!今日”は”早いね」
🦈
「一言多いですよーw」
🐼
「wwwww」
これはもう言ってしまおう!
🐼
「てか聞いて欲しい」
🦈
「何を?」
🐼
「きんときに告白しようと思う」
🦈
「え」
🐼
「きんときは好きな人いるらしいんだけどスマイルがそのまま諦めたら後悔するって」
🦈
「すげえなそれで告白しようと思えるの」
🐼
「まあ色々考えてみたらきんときのこと好きな人なんていっぱいいるし取られる前に告った方がいいなって」
🦈
「なるほどな?」
🐼
「今週の金曜日の放課後に告白するから」
🦈
「っえ明後日じゃん!?」
🐼
「うん、だから応援してろよ」
🦈
「急に上から目線だなw」
🐼
「www」
🦈
「まぁ応援しといてやるよ」
🐼
「ん」
🦈
「でもあれだぞなかむ」
🐼
「ん?」
🦈
「たとえ断られてもそれで終わりじゃないしOKされてもその先が重要だぞ」
🐼
「経験者は語る、、と?」
🦈
「いや俺告ってねえから!!///」
🐼
「でも顔赤くなっちゃうんだ〜ww」
🦈
「うるせえ!」
こうは言っても応援してくれてるというだけでだいぶ心強い。
断られても終わりじゃないっていうのもごもっともだ。
さあ、あとは明後日を待つのみだ。
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