扉の向こうへ行きたいけど…
僕には
“鎖”
という物があるから行けない
みんなは扉の向こう側へ行くけれど…
僕はこの鎖が有るから行けない
扉の向こうには
とても温かくて
眩しい光を放っていた
でも僕が今此処に居るのは
暗くて
誰も来ない
孤独な所だった
でもある日
「俺と友達にならないか?」
「そう言ってくれたのは銀髪の少年
僕はなりたかったけど…鎖が邪魔して行けない
すると
青髪や赤髪
灰髪に黒髪
金髪に茶髪
そして赤ちゃんが
僕の方をジッと見つめる
「お前なんか」
そう言ったのは赤髪の少年
赤髪の少年が言ったらみんなが僕を
僕を置いて扉の向こうへ行く
どうして僕は扉の向こうへ行けないの…
っと思ったら…いつの間にか寝ていた
昔の記憶だ
牢獄の中に1人で居た
幼い頃から此処に居る
何でいるのかは分からないけど
時々
“人間”って言う人が僕を殴ってくる
“痛い”
痛いって何?
痛いって言う感情は何?
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