テラーノベル
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ピヨピヨピヨ…
稀依 (o_ _)o…ムクリ「…朝だ。今は…4時…早く起きすぎた。」
稀依 「茉莉さんが家族なんだから勝手に食器とか使っていいよって言ってたな…」
稀依 「起きちゃったし、なんか飲も。」
…
稀依 「あ、そういえば今日の朝食はパンって言ってたよね…勝手に食べていいのかな…」
クルクルクル… ←お腹がすいた音
稀依 「…。お腹空いた。食べよ。」
稀依 「…いただきます。」
モグモグ…
稀依 「ご馳走様でした。」
稀依 「…やることないな。」
稀依 「今の時間くらい、自分に費やしていいのかな…。」
稀依 「…はぁ。ずっと元気なのも疲れる。茉莉さんにどうやって恩返ししてこうな。
…疲れてるはずなのに…なんで、無理できちゃうんだろう…」
7時頃
萌百 (o_ _)o…ムクリ「…蓮逢も起きたんだ。」
蓮逢 「うん。おはよう。茉莉さんとお姉ちゃんはもう下に降りたって」
萌百 「そっか。私も下に行く」
蓮逢 「うん。行こう」
「「「いただきます」」」
茉莉 「召し上がれ」
稀依 「食パン食べたのに、サラダまで出していただけるなんて…ありがとうございます!」
茉莉 「いえ、そんな。家族じゃないけど家族なんだから、私にとって当たり前なの。どうか、そんなにかしこまらないで」
稀依 「確かにそうですけど、でも、私、多分その、感謝しないと生きていけない気がして…
だから、かしこまってても、そのまま私の気持ちを受け取ってください!」
茉莉 「あら、そう。7歳なのにこんなにも礼儀正しいなんて」
茉莉 「’’もっと甘えていいのよ’’」
稀依 「!!……………ぁ、ぁあ、その、私も…あ、甘えて、いいんですか…?」
茉莉 「え、もちろんじゃない。確かに、お姉ちゃんだけどさ、まだ幼いんだから。
そして、幼いにもかかわらず、たくさんの知識と教養があるんだから、辛くなっても、甘えたくなっても当然よ」
稀依 「!…わ、私が茉莉さんと2人きりの時は、甘えても…いいですか…」
茉莉 「ふふ。もちろんですよ。」
稀依 「…あ、ありがとうこざいます」
萌百 「…茉莉さん」
茉莉 「ん?なあに?」
萌百 「多分、両親は、3年くらいたったら私達がお金を稼げるようになっている見込みだと思うので、
3年後には両親の元へ帰ってしまうと思いいます。
でも、私は両親の家に帰っても、茉莉さんの家に帰ってきたいです。
今早めに約束させてください。両親の元へ行っても、茉莉さんの家に帰ってきてもいいですか?」
茉莉 「もちろんよ!いつでも帰ってきてちょうだい!」
萌百 「…暖かい。」
稀依 「そっかーーー、またお父さんとお母さんに会わなきゃいけないのかー。最悪だねー」
蓮逢 「でも、私たちの思いを伝えたら逃げるつもりだし、結果的にはすっきりするかもよ?」
稀依 「…そうね。」
9時
蓮逢、萌百 「クー、クー」
稀依 「…寝た。」
茉莉 「寝顔も可愛い。」
茉莉 「2人を寝室へ運びましょうか。」
稀依 「はい。」
茉莉 「さぁ、稀依ちゃん、沢山甘えていいのよ」
稀依 「その…萌百と蓮逢がいたから言えてなかったんですけど、甘えると言うより
…素の私で茉莉さんと接したいんです。それが私にと っての甘えなんです。いいですか」
茉莉 「あら、そうだったのね。もちろんよ」
稀依 「…私、私、疲れちゃった。元気に明るく振舞うのも、この先のこと考えるのも、疲れた。
休みたかったし、笑いたくなかった。とにかく疲れたの。」
茉莉 「そうなんだ…言ってくれてありがとう。でも、溜めすぎるのも良くないのよ?」
稀依 「う、うん。これからは茉莉さんに全部話す」
この温かさを、2人にもわかって欲しい
コメント
1件
うん、読んだよ。第5話、じんわり沁みたなあ。 朝の4時からひとりで起きてる稀依ちゃん、何もせずにはいられないっていうか、無理に元気でいようとしてる感じが痛いほど伝わってきた。「疲れてるはずなのに…なんで、無理できちゃうんだろう…」ってセリフ、すごくリアルだよね。 でも最後の茉莉さんの「甘えていいのよ」、そして「素の私で接したい」って稀依ちゃんがやっと本音をこぼせた瞬間が、このお話の核だと思う。萌百さんと蓮逢にも同じ温かさが届きますようにって思ったよ。