テラーノベル
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レローゼ→「」 フェン→『』 第三者視点 レローゼ→フェンって感じ リクエストネタです🙇🏻♀️
本編↓
レローゼはいつも通りフェンに話しかけようと彼を探していた。
「あ、いたいた!ワンちゃ〜ん☆」
「…え?」
フェンが他の悪魔と一緒にいるところを見かける。彼にしては珍しいことだったため、レローゼは不思議に思う。
「ワンちゃん、僕とシラっち以外の子と一緒にいること無かったよね…?」
フェンと関わりがあるのは、レローゼとシラツチ、破壊神、彼の世話悪魔くらいだ。
『ーー、ーー!』
内容は分からないが、彼が一緒にいる悪魔と楽しそうにしていることは分かる。
「しかも、意外と楽しそうにしてる…。なんで…?僕にはあんな笑顔見せたこと……」
「…っ、僕は邪魔なのかな…?」
そう思い、レローゼは自分の部屋に行く。
『…レローゼの声が聞こえたと思ったんだけどなァ』
振り返ってレローゼの姿がなかったため、フェンは少し彼の心配をしていた。
レローゼは部屋に戻ると、ベッドに寝転がる。
「はぁ、なんでこんなに気にしちゃうのかなぁ?」
「ワンちゃんが他の子と仲良くしてるのを見てたら、心がモヤモヤするなぁ……」
これが嫉妬、というものなのかと考える。
「これから、僕以外の子とばっかいるのかな…」
だったら、彼に話しかけるのはやめようと決めた。
『……おかしいなァ』
いつもはレローゼが話しかけてくるのに、昨日も今日も話しかけてこないことに疑問を持つ。
『…いつも、しつけぇくらい構ってくんのによォ…』
別になんもしてないよなァ?と考える。フェンにとって、彼が構ってこないのは珍しいことだ。
「……」
『あ、レローゼ…』
「…!?」
フェンとばったり会って彼は驚いた。そして、急いで彼から離れようとする。
グイッ
離れようとしたところを、彼に腕を掴まれる。
『おいっ、なんで俺から離れようとすんだよ!』
いつもなら、俺が離れようとしても捕まえんだろ…と思っていた。
「…ワンちゃん、僕と一緒で楽しい?」
『ア゛ァ…、?』
「昨日、他の子と一緒にいたでしょ?…いつも、他の悪魔の子と関わってないのにっ、」
レローゼは彼に正直に話した。彼の返答が気になったから…。
『お前が何を思ってんのか知らねぇけど、昨日他の悪魔と一緒にいたのは、別に大したことじゃねぇよ』
『ていうか、やっぱお前あの時居たんだな。…一緒にいたヤツとはすぐに別れたし、お前があの時まだ居たらもっと早く聞けたのに』
彼の返答をレローゼは黙って聞いていた。彼の話を聞いて、別に彼と一緒に居た悪魔とは特に関わりがなかったことも分かった。
「な〜んだ、大したことなかったのかぁ」
『は、?』
安心すると、いつもの調子に戻った。
「これからも、いっぱい話しかけるからね〜♪ワンちゃん☆」
『ほんとお前は何なんだよ…』
キミに対しての嫉妬はする必要なかったみたいだね…♪
この話はリクエストで頂きました、ありがとうございます🙇🏻♀️レローゼ君→フェン君の感じは有り得そう…。感情が結構出てるレローゼ君好き🫶💕︎︎切ない系を挟んだので、次からは甘々だー!♡
前置き、後書き含めて1321文字お疲れ様👍🏻 ̖́-
コメント
3件
メンヘラレローゼくん良き✨️フェンくんもレローゼ君が話しかけてこないと気にするの好き🫶ありがとうございます!次も楽しみにしてます!
メンヘラなレローゼ君好き…。レローゼ君は嫉妬とか独占欲めっちゃあって、「ちょっと嫉妬しちゃった」と言いつつ、めっちゃモヤモヤ感じて欲しいと思ってる🫶