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スズカ先輩....✨
遅くなったけど、読んだ〜!!
うわぁ、さっすがリー! 書くの相変わらず上手だね!!
「ここだ」
ヒシアマゾンさんが、1つの部屋にたどり着くと、立ち止まった。
ガチャ。
「綺麗な部屋…」
私がそう呟くと、
「だろ!?トレセン学園の寮、めっちゃ綺麗なんだ」
ヒシアマゾンさんが笑った。
「じゃあ、ルドルフの言う通り……」
ヒシアマゾンさんが、私達に向き直った。
「え~!?」
ヒカリちゃんと私が、同じ部屋…!?
「仲良く2人で住めよ~」
ヒシアマゾンさんはそう言うと、去っていった。
「ヒシアマゾンさん、意外といい人かもね!」
「そうですね」
お互い微笑み合った。
「……よし、荷物完了!!」
ルドルフ会長に言われ、私とヒカリちゃんは荷物を部屋に移した。
「明日から、本格的なトレーニングだって!楽しみだね~」
ヒカリちゃんはものすごくウキウキしている。
でも、私は……ッ
「そ、そうですね…」
「どうしたの、バブル?元気ないね」
ギクッ。
「い、いえ…!何でもないです」
「そう?じゃあ、私はお風呂に入ってくるね!」
パタン。
「…………」
私、本当はプレッシャーで押し潰されそう。
だって、私のお姉ちゃん_バブルハニーは凄いウマ娘。
ルドルフ会長が感心しているぐらいだもの。
私、お姉ちゃんみたいになれそうにないよ……ッ
制服のスカートのすそを、ギュッと握った。
「バブル、今から走ろ!」
「え…今からですか……!?」
もう夜なのに…ヒカリちゃんは元気だなぁ。
「あ、嫌だったら、私だけで走ってくるけど…」
「いえ、私も行きます」
「本当っ!?じゃ、行こ!」
私達は、外のトレーニング場_芝に向けて歩いた。
「…これ、本格的な芝だよ!!」
ヒカリちゃんがはしゃいでいる。
私も、そっと芝に触れた。
「!」
ふさふさな芝……綺麗に手入れされているのが分かる。
「じゃあ、走ろ…」
その時だった。
軽快な足取りが聞こえた。
音がする方を見ると、オレンジの綺麗な髪を揺らしながら走っている人がいた。
向こうも私達に気づいたようで、ピタッと足を止めた。
「こ、こんばんは!!」
ヒカリちゃんが挨拶をした。
私も挨拶をしようかな、と思って、もう一度その人を見たら…
「!!」
見覚えのある顔だった。
もしかして、この人……
「サイレンススズカ先輩…?」
「…どうして私の名前を……?」
やっぱり…サイレンススズカ先輩だ!!
「バブル…知ってるの?」
「は、はい……」
サイレンススズカ先輩は、お姉ちゃんが、よく電話で話していた人だ。
『サイレンススズカ先輩は、とにかく逃げがすごくて…!!私、尊敬してるんだ~』
サイレンススズカ先輩…お姉ちゃんが尊敬していた人……
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リオピー裙で~す
今回、長くなってすみませんでした🙇♀️💦
最後まで読めた人、凄いです!!
じゃ、ばぁい