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「 えっと…燕帝山高校の…仁木辰美…だよな!! 」



「 あ、はい…そうですけど… 」



なんで名前知ってんの…?



それ以前に元気すぎやしないか…



「 俺、海月高校の江添櫂。そんでこっちが… 」



「 お前何回自己紹介するんだよ…そろそろしつこいぞ…?自己主張強すぎだろ… 」



湯川さんがツッコミを入れる。



「 えっと…江添さんと湯川さんですよね…あと、なんで俺の名前を…? 」



「 そりゃ…奏汰が仁木辰美のファンだからな。 」



湯川さんがくすっと笑って言う。



「 ファン…? 」



なに…仁木辰美…?え、俺の…?いやいや…



「 そ、そんなわけ… 」



「 なぁ~奏汰~? 」



そういって江添さんの視線の先には耳まで真っ赤になった伊紀奏汰くんが居た。



「 は、恥ずかしいのでやめてくださいよ…! 」



「 お、なんやなんや。奏汰の恥ずかしい話か? 」



次にやって来たのは似たような青髪の二人…の目の細い方が話した。



「 は、恥ずかしくなんかないですよ…! 」



きっとみんな海月高校の人なんだろうな…



「 はい、ちゃんと話しいや。目の前に本人居んねんから 」



「 そ、そうだよ…せっかく本人に会えたんだから…! 」



青髪の二人が言う。



いやいや、俺有名人でもなんでもないんだけど…



「 あ…あの…!仁木辰美さん…! 」



凄い勢いで来たので



「 あ、ハイ… 」



としか言えなかった。



「 俺…仁木さんのことが…好きで…! 」



…ん?



するとどっと周りで笑いが起きた。



「 奏汰、それなら告白になっちゃうぞ~!! 」



と江添さんが笑いながら言う。



「 奏汰はほんまアホやなぁ… 」



「 し、仕方ないよ…尊敬してる人が目の前に存在してるんだし… 」



青髪の二人も笑いながらもそう告げる。



「 ア…えっと… 」



奏汰くんの顔はもう林檎のように赤くなっていた。



「 あ…俺仁木辰美…燕帝山高校ニ年だよ。えっと伊紀奏汰くん…だよね… 」



「 は、はい…!やべぇ…名前…!名前呼ばれちゃった…! 」



きゃーっと嬉々としている奏汰くんに



「 はいはい。奏汰一回落ち着け。顔赤いぞ。 」



と金髪黒メッシュの亀頭くんが言う。



すると遠くから凛ちゃんさんが見えた。



「 なにあれ…尋問じゃないんだからあんな囲まなくても… 」



そう呟いているのも聞こえた。



「 そんな事言ってぇ。凛ちゃんも一緒に話したいんじゃなーいの? 」



と漱が凛ちゃんさんの後ろから言う。もう不審者として通報していいと思う。



「 まじで黙ってくれません…?一発かましますよ? 」



「 うっひょー怖―い。 」



そういって漱に凛ちゃんさんが押されてこっちに来るのが見えた。



「 すみませーん。この子も入れてあげて下さーい。 」



「 ちょ、なに勝手に…! 」



凛ちゃんさんはこんな従兄を持つなんて災難だな…



「 おぉ!!凛音!!一緒にメシ食おーぜ!!みんなで食べた方が美味いからな!! 」



「 ……大丈夫です。 」



「 なぁ凛音…!一緒に食おうぜ…! 」



奏汰くんが僕の隣の席を用意していう。



「 ……わかりました。 」



そう言ってその凛ちゃん…じゃなくて凛音くん…?は俺の隣に座る。



「 あ、仁木辰美…です。 」



「 木浪凛音です。いつも豊岡さんがすみません… 」



「 いつもあんな感じでしょ…まぁ俺もちょっとやめろって言っとくね… 」



「 あ、助かります… 」



そう言っていたら横から湯川さんが



「 お前ら喋ってないでちゃんと食えよー? 」



という声が聞こえた。



俺は焼き魚と白米を口に頬張った。



「 ん。美味しい… 」



「 ですよね…!仁木さんお魚お好きなんですか? 」



奏汰くんがそう言って聞く。



「 うーん…普段はそんなに食べないけど…この魚は美味しかった… 」



「 良い塩梅に塩がさっぱりしてますよね! 」



奏汰くん…なんかさっきから質問が多い気がする…



「 そ、奏汰くんは…好きな食べ物…とかあるの? 」



「 え、えっと…卵とじが好きです…! 」



「 美味しいよね 」



こんなたわいもない会話をして昼食を終える。

















燕帝山 高校 排球部 の 日常  68話~

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