TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
シェアするシェアする
報告する

最期のアイスはソーダの味がしなかった

凛、その他「」     冴『』






凛「兄貴、今日も先行く。」

冴『気をつけろよ』

凛「うん、行ってきます。」


俺には恋人がいる、名前は士道龍聖。

付き合ってるのは約一年程。

サッカーから士道の事を気にするようになり、彼奴から告白を受けて俺は頷いた。

それから毎日の様に士道と登下校を繰り返していた。

休みの日は出掛けたりもした。

兄貴には付き合っている事を言ってない。

なんて言われるか怖いからだ。

俺は士道みたいな強メンタルの持ち主を彼氏にしているため、兄貴に否定されてもなんとかなるはずだ、それなのに何故か言うことが出来ない。

兄貴を気にする事なんてしなくてもいいのに、ずっと兄貴の顔色を窺っている。


士道「あ、リンリン~♡」

凛「リンリンって呼ぶなよ」

士道「え~♡やだ♡」

凛「じゃあ一人で行く。」

士道「ちょちょ、ごめんって凛ちゃん♡ね?♡」

凛「ん、」

士道「あ、そうだ凛ちゃん今日も一緒に帰れなさそ~なんだよね♡」

凛「、分かった。」

士道「ごめんね~♡最近忙しくって♡」

凛「別に、忙しいなら仕方ないだろ」


そして最近の悩みが二つある。

一つは、士道が最近構ってくれないこと。

忙しいなら仕方ないっていつも言ってるけど、本当は好きならもう少し俺の事を見て欲しい。

登校する時さえ、減っていってる。

もう一つの悩みは俺が本当に士道龍聖の事が好きなのか。

恋愛をした事が無いから士道への気になると言う気持ちが好きって事なのか分からない。

俺はこのままで良いのか?


冴『はぁ…』

リビングで一人溜息をつく。

俺は凛が好きだ。

兄弟としてではなく、恋愛として。

だからすぐに凛が士道と付き合ってることを疑った。

明確にそうだと知ったのはサッカー終わりに士道に聞いてから。

冴『おい、』

士道「ん?冴ちゃんから声掛けてくるなんて珍しい~ね、どうした?♡」

冴『…お前凛と付き合ってるのか?』

士道「え、そうだけど、リンリンに言われてねぇの?」

冴『…』

士道「え~?♡言われて無いなんて可哀想でちゅね?それって信用されてないんじゃね?♡」

冴『あ‪”‬?黙れ、もう行くからな。』

士道「声掛けたのそっちじゃん、まぁ精々信用されるの頑張ったら~?♡」


分かっててもショック受けたな。

まぁ、元々叶うはず無かったしこれで諦めつくだろ、とか思ってたんだっけ。

結局今も変わらず大好きで、凛の事ずっと諦められないままだな。

遅刻しそうだし、もう行くか。

荷物を持って玄関へ向かった。

凛も士道が付き合うまでは毎日俺と凛で登下校繰り返してたのにな。

今じゃすっかり一人だ。






























(作るの楽しいけども大変なので100という不可能そうな物を1話からにしました。  WanteD!WanteD!って曲を今聴いてるんですけどおすすめなんで聞いてみて下さい!ついでに僕たちがやりましたも見てみて下さい。面白いです。面白過ぎてトびます。)

next→100

最期のアイスはソーダの味がしなかった

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

222

コメント

2

ユーザー

今回は凛ちゃんとしどちゃんがカップルかぁ✨ 次話も待ってるね~!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚